当「TOHOKUものづくりコリドーオフィシャルサポーターコーナー」は最終記事更新以降3年が経過し、コーナーとしての役目もほぼ終わったと判断して、2012/05以降順次コーナーの縮小を進めていきます。あしからずご了解ください。 2012/04 |
コリドーなんて関係ねぇ!と思ってるあなたに
確かに、ものづくりコリドーは、MEMS技術分野、医歯工連携・健康福祉分野、半導体製造装置関連分野、自動車関連部材等分野、光産業分野、非鉄金属リサイクル分野、IT分野をメインテーマに据えた、「ものづくり」産業の振興事業です。
一見あなたのお仕事と、あるいはあなた自身と何の関係もないように思えるかもしれません。
でも考えてみてください。
たとえば健康福祉のサービスや商品。少し体が不自由になってきた高齢者が若い皆さんと同じように暮らしていくためには、
今後、生活していくために必要なありとあらゆる場面で、より高齢者に使いやすい商品やサービスが必要になっていくでしょう。
また自動車はまさに、百貨店並みの多種多様な部品から出来上がっています。
小売業やサービス業にとって、MEMS技術を使った、あるいは医歯工連携・健康福祉分野や光産業分野で作り出された安価で画期的な新商品を売ったり、あるいはサービスに使ったりすることは、
今までにない需要を生み出したり他の店に先がけて売り上げを伸ばすチャンスになるかもしれません。
もちろんITを使って
コストダウン・売り上げアップをはかることも期待できるでしょう。
しかももし、皆さんの会社が前述産業分野の製品に使われるような部品を扱っていないとしても、半導体や半導体製造装置を作っている会社もやはり(作っているものが特殊だとはいえ)皆さんの会社と同じように、椅子も机も、コピーも蛍光灯も、ノートや筆記用具だって必要です。
そう考えると、実は重点7技術・産業分野を振興していくためには
幅広い産業が関わっていく必要がある、いいかえれば、
重点7技術・産業分野が商売繁盛すれば幅広い産業にメリットが生まれるといえます。逆に関係ない産業のほうが少ないかもしれません。
いっぽう消費者としてのあなた自身にとっても、言うまでもないことですが重点7技術・産業分野からの商品は直接・間接的に生活を便利に豊かにするために欠かせないものです。
実は
産業クラスターは、皆さんの会社やお店がもっと金儲けできるようになるため、皆さんがより豊かに暮らせるようになるため、皆さんの事業と皆さんの暮らしのお手伝いするための事業です(もっともお役所の思惑は、産業クラスター形成の目的は税収アップ・地元雇用拡大に尽きるのでしょうが)。
皆さんの仕事が繁盛することで皆さんが裕福になるのはもちろんのこと、地元の雇用が増えて地元に活気が生まれ、税収が増えることで医療や福祉、教育といった社会サービスの充実にもつながります。
いっぽうこの事業は、まぎれもなくあなたが支払っている税金で運営されています。ある意味、積極的に自分のためにこの事業を利用しないと損だと考えることもできるでしょう。
どうすれば積極的に「ものづくりコリドー」に関わっていけるか、どんなふうに参画して利用すれば自分にとってのメリットにできるか、よく考えてみてはいかがでしょうか。また、積極的に参画してはいかがでしょうか。
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