江洋軒
兵庫県明石市

昭和２０年代から営業しているとか違うとかいう、もう、レトロと言うしかないお店である。 料理は激安なワンタンと中華そばとワンタン麺と焼きそばしか供していない（飲み物は別途ある）のだ
昼間っから競馬の勝ち負けで盛り上がりながら焼きそば＋コップ酒でひと時を過ごしているお客さんがいるようなまさに昭和の店である

定休日　　　火曜
営業時間　０９：３０～２０：１５
駐車場　　　ないと思う

江洋軒ホームページは見当たらず
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2018/10訪問

明石から仙台に戻る前に小腹を満たせるネタが欲しいなと思い、明石駅からさほど遠くなくて早めに開店している当店でオヤツを食べて帰ることにした。
平日９時半開店の直後だったから先客はなかったが、自分の後にすぐに入店した後客さんは早速ビールと焼きそばを注文して食い入るようにスポーツ新聞を見ていて、場末感がなかなか味わい深い。
自分が今回お願いしたのは中華そば＠４００。
少しお待ちして着丼、飾り気のない一杯である。
中太少なめののストレート麺はチャンポン麺に近い感じで、スープは輪郭はっきりしっかりした味の獣、途中から胡椒を入れて食べたらやけに引き締まって旨くなった。
食べ終えて気付いたのだが、丼に描かれた江洋軒の文字が摩耗してかすれて半分見えなくなっていて、いったい何年使いこんだのか。

2018/11/03更新

2017/12訪問

せっかく明石に帰還して明石らしいものを食べないのもどうかと思い、とはいえ玉子焼き屋も明石焼き屋も大入り満員だし地元の昔ながらの店は少なからず年末休みに入っているので、久しぶりに当店訪問。
地元民は１３時すぎても１４時過ぎても続々詰めかける人気店だが、余所者があまり立ち入らないので比較的空いているのである。
といっても１３時半でも数人並びで少し待って入店、当店では大盛りはやらないので中華そば＠４００と焼きそば＠４００をダブル注文。
いずれも量的には少なめなので、常連になるとダブル注文に大瓶ビールをセット注文するのが当たり前なのである。
しばしお待ちしてまず中華そばが着丼、チャンポン麺くらいの太さの少なめのストレート麺で今日は心もち柔らかく茹であがっていて、具はモヤシと出汁を取って取り除き損ねたスジ肉の残骸。
やや塩辛めの豚骨スープはパンチがあってしっかりした味で、でも個人的にはあまり好きなタイプではないかもしれない。
中華をほぼ食べ終える頃に焼きそば着皿、割り箸ほどの太さの麺に塩辛さは弱めなのに甘口スパイシーなソースがたっぷり絡む。
ちょっと七味を振ってビール飲みたい感じだなぁと思いつつやはり少なめなので一気に完食。
あまりに空腹だったので味わって食べるまでに至らず、次回は空腹過ぎないタイミングで味を確かめながら食べることにしよう。

2018/02/10更新

2015/12訪問

明石での昼、軽く食べて満腹どころか余計に空腹になったのでデザートをいただきに訪問した、が、まさかの行列。
世の中こんなにボロフェチが多いと思わなかったが、まぁ当店の焼きそばと中華そばは明石のソウルフードだからやむをえまい。
でもほどなく入店、当店では相席はないので１人でも４人掛け席にご案内である。
焼きそばも気にはなったが今回は未食のワンタン麺＠５００、ワンタン麺でも格安なので感激しているうちに着丼、ワンタン皮はわりとしっかりした厚みで餡はほんの少しだけで８粒ほど、麺は食感や見た目はチャンポン麺に近い中太ストレートである。
濁り気味のスープはこういう古い店では珍しい気持ち獣臭さがある少し塩気強めの醤油とんこつで、量的にはやはりこれだけだと物足らないから、常連と思しきお客さんはだいたい焼きそばを食べながら中華そばをすすってビールを飲んでいる。
こういう店が相も変わらずご贔屓されているのは見ていて心和むのである。

2016/01/30更新

2015/01訪問

一部の明石っ子にとってのソウルフードに近いのが当店の焼きそばらしいのだが、残念ながら自分は該当しないもののいちどお手合わせいただく必要があると判断して訪問。
前客が頼んだのと一緒に調理されたようでほんの数分で着皿、お祭り屋台並みの＠４００とお安い。
割り箸に比肩する太さだがまぎれもなくうどんではなく焼きそば、コッテリ黒っぽいが見た目に反してどちらかいうと薄口・甘めのなんというか美味いような普通なような、でもやっぱり美味いという不思議な味。
焼き方によるのだろうが麺がかなり切れて大部分短い（１ｃｍ以下も少なくない）のが若干食べにくく、具はネギ・キャベツ少々、豚肉１切れくらい。まぁお値段がお値段だからこんなもんだろう。
麺量はやや少なめで、成人男子なら２人前くらい食べたいところ。

2015/02/07更新