山陽そば
兵庫県明石市
JRと競合して姫路~神戸をつなぐ私鉄山陽電鉄の飲食事業である山陽そば店は、なくてはならない昔ながらの駅前の風物詩だといってよいだろう。
明石店は駅前再開発のアオリで一時休店してたとか違うとか、でも新明石駅舎完成で営業再開し、昔を知る明石っ子の期待を受けてその胃袋に応えているのである。
定休日 無休
営業時間 07:00~20:30(日祝は9時~20時)
駐車場 ないと思う
山陽そばホームページは見当たらず
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2024/04訪問
ちょっと小腹を満たしに立ち寄り、鉄板天ぷらうどん@410の券売ボタンをポチ、カウンターに提示したらほんの1分ほどで着丼。
麺の噛み心地、お汁の味、てんぷらのふやけ具合、すべて山陽そばらしいほどほど感である。
純正明石市民の骨肉を分析したらきっと100%山陽そば反応が出るだろうとか、思いながら啜ってたら瞬殺。
2024/05/31更新
2023/11再訪問
昼食が軽かったから小腹が空いたという訳で、軽くうどんを啜るつもりで立ち寄り。
今どき珍しい千円or二千円専用券売機に数回一万円札を拒否され、ようやく千円札で食券を買ったのだがきつねうどん@400と無意識のうちにおにぎり@110も発券。
食券を提示してすぐに調理着丼。
なのだが、おにぎりはゴマを振っただけの塩お結びで具なし、ちょっとボッてる気はしなくもない。
きつねうどんのほうはやや腰のない麺、今日はカツオ風味やや弱めに感じたのは体調か、やはりこれぞ山陽ソバだった。
2023/12/23更新
2023/11訪問
初夏から懸案ながらコロナの流行がおっかなくて帰省できずにいて、ようやくコロナの勢いが収まってまとまった日数が確保できるということで急遽帰省し墓掃除を無事済ませて、次なる懸案明石宅の片づけをするため早朝から移動し、9時過ぎに明石に到着。
朝はすごく軽く食べただけなのでこの時間に何か食べたいわけだが、営業している店はさすがに少なくて、そういえばちょっとうどんが食べたい気分になり久しぶりにこちらに立ち寄り。
期間限定かもしれないがご飯の料理もいくつかあって、でも今日は関西の立ち食いうどんが食べたい気分で券売機をポチったのは天ぷらうどん@410のつもりで押し間違って天ぷらそば、券を渡すときに修正申告して無事天ぷらうどん着丼。
てんぷらは主成分が小麦粉の立ち食いでよくあるやつ、うどんも袋うどんで腰のないヤツ、スープはそれなり出汁味のクッキリしたイカにも山陽そばな味。
さっさと啜って昔と変わらぬ味に満足、美味しくいただいて撤収。
2023/12/16更新
2021/12訪問
それほど空腹でもない中途半端な時間で通し営業しているこちらに、昼過ぎの軽食訪問。
お品書き一番右上にあるぼっかけうどん@590がなんとなく気になって券売機ポチ。
中途半端な時間でもナニゲにちゃんと客が入っていて、驚いたのはコロナ前はむき出しだった割りばしが紙袋個装に変わってたこと、やるじゃないか。
ぼっかけうどんは、牛スジ肉とこんにゃくを出汁で煮込んだ“ぼっかけ”を、ねぎ等と一緒にうどんにのせたものだが、かけうどんが@250だからぼっかけで¥340だとするとまぁまぁ旨いとはいえ多いというわけでもなく明らかに割高、天ぷらうどんにすればよかったと小さく後悔。
あまり弾力のない麺とカツオが少ないスープで関西の人気店にあるまじきクオリティで、ちょっとレベルダウンに懸念を抱いた。
2022/01/15更新
2020/07訪問
このコロナのご時勢に都会に遠出するのもいかがなものかなのだが、ここしばらく落ち着きを見せているようだし、一瞬のスキをついてお急ぎで法事帰省である。
法事を無事終えてちょっと明石に別件で立ち寄り、早朝の出発で着いたものの地方都市は朝食をとるスポットに不自由するのである。
むろん自分にとって正しい朝食はコメの大盛り飯なのだが、足元もお悪いことだしこちらで妥協という感じで立ち寄り。
券売機をポチったのは順当に朝定食B(うどん)@390、半うどんと卵かけごはんセットである。
待ち客もなく、手慣れた感じでじきに着膳。
半うどんは市販の茹でうどんを袋ごと包丁でカットして湯通ししたヤツなので、麺が短くて若干食いにくいが、スープは長年店に受け継がれた確かなヤツ。
卵かけごはんはおにぎり2個分ほどだろうか、海苔の佃煮と鰹節、ワサビ、温泉卵が載ってるやつ。
ご飯単体の献立はカレーライスかおおにぎりだけで、まぁ立ち食いそば店だからやむを得ないんだが、できれば単体丼物とかも提供してほしい気がする。
2020/08/15更新
2019/08訪問
10時過ぎに始まる手荷物の多い長旅に備えて明石駅至近で手っ取り早く腹ごしらえができるのはこちら、ということで訪問。
まだ早い時間でほかにソソラレるものがなかったので、押した券売機ボタンは朝定食Bである。
TKGと半うどんがセットになったなかなかコストパフォーマンス良い一品、食券を渡しながら壁に貼りだされたW麺って何?と問うたところ要は麺大盛なんだそうで、聞いた手前もあって¥100追加キャッシュ渡しで朝定食B(うどん)@390のW麺にしてもらった。
市販袋入り麺を湯でほぐすだけだからすぐに着膳、なるほどW麺化するとうどん1.5玉だからかなりなボリュームの炭水化物爆弾である。
麺は当然腰ユルユルな市販ゆで麺で、立ち食いにしてはスープが結構旨いのが店舗が長く続いている理由だろう。
TKGはコンビニおにぎり2個近いご飯に温泉卵、海苔の佃煮、練りわさび少々がかかっている。
以前は海苔の佃煮ではなくて刻みのりとたまり醤油と鰹節だったのだが、コスト削減なのか作業の合理化なのか、市販品海苔佃煮の味でちょっとありふれた面白みのない献立に落ちぶれてしまった。
それでも¥490で朝食としては満腹、大繁盛ではないけど途切れず来店がある人気店なのである。
2019/09/14更新
2019/07訪問
前回訪問時にちょっと気掛かりなものがあって、今日は天気が良くなくて荷物も多くてウロウロするのも気が進まないので、当店にオヤツに立ち寄り。
したらば気になっていた立ち食い蕎麦屋のラーメンは期間限定だったらしくてお品書きには載っておらず、やむを得ないので牛カルビ焼き肉丼セット@500をポチり。
さすが立ち食い、食券を提示してうどんでお願いして2分ほどの着膳。
さてうどんはやはり市販袋入り茹でうどんで、このお値段にしてはスープは美味いんだが麺の腰がイマイチで、もう少し頑張ってほしいところ。
焼き肉丼はコンビニおにぎり2個弱のご飯に、甘辛く煮込んだ牛肉トッピングである。
ちょっと硬めの肉質ではあるが総じてまぁこんなものかな。
2019/08/03更新
2018/09訪問
遅い朝食というか早めの昼食というか、中途半端な時間で開いてるこちらに来店、個性的ルックスらしきTKGと天かす入り半うどんからなる朝定食B@390をいただくべく券売機をポチり。
さすが立ち食い、2分で提供のせっかち関西人も納得のスピードである。
まず伸びる前にと思って半うどんから実食、味も腰も市販の袋入り茹でうどんだなぁと思って目線をあげたら、まさに袋入り茹でうどんが目の前にたくさん。
でもオツユはカツオが効いたなかなかのものでさすが実力店、どちらか言うとこの麺なら少し茹ですぎ加減のほうがオツユに合ってうまいかもしれない。
さてTKG、コンビニおにぎり1.5個強のご飯に刻みのり、鰹節、たまり醤油、市販チューブわさびがひとひねりそえられて温玉がトッピングされた個性的な一品である。
刻みのり+鰹節+たまり醤油というだけでも結構ガツガツ食えるわけで、だがしかしたまり醤油の塩気と香りが強くて卵の味がかき消されているのは至極残念である。
チャンスがあれば醤油少な目リクエストでリピートしてみようかなと思うのである。
2018/11/03更新
2018/01訪問
そうそうあの店があったと不意に思い出したのが当店、在住中にはほとんど行ったことはないが子供のころからの押しも押されぬ長寿飲食店のひとつの当店である。
訪れたのは昼食ピークを過ぎた正月三が日中の13時前だが、いまだぽつりぽつりと来店客が途切れない。
今回お願いしたのはまさにB級マニアなら汝一度は食べるべし、のその名も明石スペシャルセット@500である(って数日前に知ったばかりだが)。
うどんかそばは食券が異なるのでうどんのスペシャルをポチって、先客4~5名がうどんやそばを啜っているなか入店。
立ち食いだけに待つほどなく着膳、あろうことかたこ焼き入りのうどんとたこ飯のセット、これが明石スペシャルである。
腰があると言うには気がひける柔らかめやや少なめのうどんはしかし、おお急いで食べきるのにも無理のない喉越しもソフトな腰としっかりした喰い応えを兼ね備えるもので、老舗のメンツたるカツオ+昆布の深いスープがこのお値段でいただけることに驚愕する出来栄えである。
スペシャルたる献立名の一端を担う注目のタコ焼きは、2粒入っていて硬め若干粉っぽいうえ妙にねっとりしていて正直あまり美味くはなく、関西人特有のシャレに相違ない。
うどんを食べ終えて手をつけるたこ飯は、まぁタコは小さな破片が数切れ入っているだけではあるが、しかしなかなか炊き加減良いコンビニおにぎり1.5個強、薄口で味付けのバランスはさすが長寿店舗、許されるならお替りしてうどんの残りツユで出汁茶漬けにしたいくらいで、少々炭水化物リッチではあるがこのコストパフォーマンスはさすが庶民派カジュアル感で長年生き延びてきた老舗である。
やはり古くから続く店は侮れないというか、明石の老舗を改めて調査する必要を強く感じたのだった。
2018/02/10更新