滝沢食堂
秋田県仙北市

田沢湖町の町はずれにぽつんと立っている、ほとんど情報がなく正体不明といっても過言でないやや古ぼけた感のある食堂。
だが実際は店の中は新しいとまでは言わないが普通に小奇麗で、こんなところで食堂をやっているのは喜寿も過ぎた老夫婦だろうと思いこんで入店すると意外にそれほどでもない女性だったりして、先入観とのギャップに驚くのだ。
ちなみに駅前あたりは観光客をあてこんだ高くてあまり美味くもない店が少なくないが、こちらは立地がらとでもいうか、地元民水準のお値段である。
４人掛けテーブル×３、小上がり座卓４人掛け×１のこじんまりしたお店である

定休日　　　日曜
営業時間　１１時過ぎ～？
駐車場　　　店前と脇で１０台分くらいかな

滝沢食堂ホームページは見当たらず
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2017/06訪問

６月も半ばにさしかかったというのに今日のこのあたりは１２～１３℃ほどと肌寒く、温かいものが恋しくなって昼食に立ち寄り、みそラーメン＠５５０を大盛り＋￥１００でお願いした。
しばし待って着丼、本体に加えてお浸しと漬物がついているのが田舎の食堂っぽくて情緒がある。
スープは業務用かもしれなくて絶賛するほどではないがバランス良く万人受けする出来、麺は細ウェーブで一般的な１．５玉より多い印象だがちょっと腰というか張りが無い麺で、茹で過ぎでもないのだが噛みごたえのない残念なもの。
まぁこういう田舎の食堂で都会のラーメン店水準のラーメンを求めるのも大人げないし、ほどほど美味くて満腹になって暖まれれば、少なくとも駅前の観光価格のランチよりはよほどいいんじゃなかろうか。

2017/07/22更新

2016/06訪問

久しぶりの訪問は前回気になっていた豚バラ炙り焼き丼＠６００を大盛り＋￥１００でお願いした。
炙り焼きしたかどうかちょっと判断しづらいがバラ肉７切れほどに結構甘みの強い蒲焼風のタレがたっぷりまぶしてあり、ご飯はコンビニおにぎり２．５個ほど、甘さがややクドいものの普通に美味いが今日の激空腹な自分には物足らない量だった。
１１時半で先客１名、食事中１２時前までに後客３名ほどでこの立地にしてはかなり人気あるようで、カツ丼、豚バラ炙り焼き丼あたりが人気と見えた

2016/07/16更新

2015/10訪問

年に数回田沢湖駅前から北上する機会があって当店の前を通り過ぎるたびにいかなるお店か気になっており、ついにその知的好奇心を全うする晴れの日がやってきた訳である。
営業状態不明ながら前日昼すぎにここを通過した時にはのれんがかかっていて生存しているようだったので、今日が定休日でないことを念じて１１：４５頃に着店、店に暖簾がかかっていることを確認してひと安心である。
はやる心を抑えつつ入店、てっきり田舎のｂｏｒｏくて寂れた感じの食堂をイメージしていたので、小ざっぱりした店内とのギャップにしばし呆然。
気を取り直し激空腹でもあったので王道たるラーメン＆カツ丼（＠４５０＋＠６５０）をお願いし、ほどなく着膳。
ラーメンは鶏出汁、醤油の風味香りが立っていて思ったより個性の強いもので、ウェーブ細麺は柔らかめの茹で加減でややモソモソした食感である。
カツ丼は肉厚５ｍｍくらいの小ぶりのカツで、初印象は玉ねぎが目立つのだがほじくると出汁取りだろうか椎茸とかまぼこのスライスが入っていて、椎茸が入ってる分ナニゲに田舎のカツ丼的な風味に思えてしまう。
玉子丼＠５００にカツが入ったと考えると正直カツはかなり割高印象。
出汁で溶いた玉子はふんわりととじられているが熱はしっかり通っていて、ご飯はコンビニおにぎり２個強なので、ハラペコ諸君は大盛りにすると具が足らなくなりそうだしどうしたもんだか悩ましいところである。
ラーメンを頼まなければみそ汁がつき、小鉢漬け物もつく。
漬物の野菜がほんのり甘くて美味かったし、小鉢も良い味付けだった。
何度か出前に出ているように見え、自分と入れ替わりに車２台来客があったので失礼ながら意外と人気はあると見える。
後から入店してきた二人組が迷わず頼んだカツカレーと焼肉定食が気になってしまったのだが、食事処不作な田沢湖町にしてはまずまず使える店と見えた

2015/11/28更新