あまどん
兵庫県尼崎市

大阪のカジュアル寿司の老舗中の老舗といえるがんこ寿司が展開する、カツ丼ファーストフードとでもいえるお店である。
２０１６／０８時点ではあまがさきキューズモール（キューズキッチン）に１店舗だけらしくて、でもあまどんの店名はあまがさきどんぶりの短縮形だろうから、他地域展開した時たとえば葛飾区に出店したら店名はかつどんなんだろうかと気になってしまう。
カツ丼のアレンジ料理のほかにカレーやざるそばとのセット等もあって（むろんほかにうどん屋やハンバーガーショップなどいろいろある）なかなかお安くそこそこ人気があるようなのだが、シネマコンプレックスのフードコートなので客層は老若男女を問わず、席数はそこそこ多いのだがピークタイムは席を確保するのがかなり大変である。
混雑時は席を確保してから料理をオーダーしないと、料理トレーを持って混雑の中右往左往することになりかねないのはご想像の通り。

定休日　　　不定
営業時間　１０：００～２１：００
駐車場　　　キューズモール駐車場（１時間まで無料、買い物で１時間延長）

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2016/08訪問

盆帰省の移動乗り換えでちょうど昼時だったので、ＪＲをわざわざ途中下車して駅近くのこちらを訪ねてみたのは、頑固の新業態であるという興味と、イタリアンカツ丼なるものがやたら気になっていたからである。
来店といってもフードコートで多数の飲食店が軒を並べる中、すでに昼食時間帯ピークでフードコートはあふれんばかりの人でほぼ満卓で席を確保するのさえ困難な状況である。
かろうじて空きカウンター席１席を見つけ荷物を置いて確保しあまどんに向かい、かつとじ丼てんこ盛りに大いに心が揺れながらもお願いするのは前々からココロに決めていたイタリアンかつ丼＠５８０＋ご飯大盛り（＋￥６０）＋チキンかつ一切れ追加トッピング（＋￥１００）である。
さすがはフードコートのファーストフード系、待つことわずか２分あまりで呼び出し端末が鳴りだして料理の出来上がりを告げるのでセルフで料理を受け取り着座。
料理の演出とオペレーションの軽減のためだろう、ご飯とアタマが別盛りになっていて、アタマは丼とじ鍋のままの提供で、炊き加減もう一息のコンビニおにぎり２．５個強のご飯に自分でアタマを載せる。
なかなか綺麗に乗せることに成功したわけであるがカツは肉厚４ｍｍ１１ｃｍサイズのロース、トマトソースととろけるチーズをトッピングして玉ねぎと一緒にだし汁で煮込んで、バジルを振りかけてある。チキンカツは径５ｃｍの胸肉のカツが半分にカットされてロースカツと一緒に煮込まれている。
で、食べた感想であるがはっきりいってたいしたことないというかトマト＆チーズの存在感が強すぎてカツ丼でも何でもない感じで、ちょっと中途半端な印象。
どうせなら胸肉のチキンカツでイタリアンにすればまだよほど商品コンセプトが明確になるのになぁ、という感じで、まぁリピートはない気がする。
ちなみに公式ホームページでは三元豚肉を使っているとのことだが、なんというか変に軟らかいし味が薄いし少なからずギモンありって感じである。
まぁこのお値段で豚肉の質にケチをつけるのはバチあたりだという説もあり、てんこもりかつ丼も気にはなるが、あまりに雑然としすぎた落ち着かないフードコートだし、まぁ再訪可能性は高くはない。

　　　2016/09/17更新