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新亀食堂
福島県福島市

福島の町の南部、方木田で営業している食堂である。
正午過ぎでないと開店しないとか、どうも確かな営業情報がなくてアクセスしにくいお店で、土間に4卓小上がり2卓、ご夫婦でやってる感じである。
水茶はセルフ、昭和の香り漂う店なのだ。

定休日   ?
営業時間 正午頃~?
駐車場   5~5台かな

新亀食堂ホームページは見当たらず
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2018/05訪問

営業しているのか閉店したのか見た目でわからないというほどシブい外観らしくて、しかも提供するかつ丼は卵とじソース煮込みだと聞けばいやがうえにも知的好奇心MAXで訪問したくなるというわけで、今年初の奥土湯訪問に先立ち自らの給油に立ち寄り。
12時過ぎにならないと開かないという噂だったが成り行き上11時半に着いたらやはり活動気配が感じられなくて、やむなく少し先のツルハ薬局で生理現象とメールチェックをして、ものは試しと電話を入れてみたら営業してますよという回答である。
さっそくきびすを返して乗り付けたのは12時10分前くらいである。
すでに2組計4人の先客に後れを取り、まぁアウェーだから仕方ないよと自らを慰めてお品書きを見る。
予習ではかつ丼単体も提供しているハズだったが、お品書きに単体が載ってないのに少し動揺しながらお聞きしたら、単体オーダーOKだそうである。
というわけでお願いしたのはラーメン@350と卵とじソース煮込みかつ丼@700
注:当店では卵とじソース煮込みかつ丼とソースかつ丼が提供されていて、地域によりかつ丼の定義がイロイロあるので、あえて現物を厳密に言葉で表現してます
セット(ラーメン+ミニ卵とじソース煮込みかつ丼)もありますよという女将さんのアドバイスはむろん振り切った。
先客4名への配膳が済んで待つこと都合15分ほど我がランチ着膳、旨そうである。
セオリー通り(というか伸びるが嫌なので)ラーメンから成敗開始。
麺はやや縮れ細麺、茹ではちょうど、ちょっと量少な目かなと思え特徴を見出すビジュアルではない。
スープも普通に鶏+獣だろうか、別に主張があるわけでもなく特筆する特徴があるわけでもなくて、トッピングも正直至って普通。
・・・なのだが、なぜか妙に旨い。
ってか、妙に旨いって言い方はお店に失礼なのだが、これといってうまい理由を見いだせないし好物サカナ系でもないのに好きになる味である。
入店した後も卵とじソース煮込みかつ丼大盛だけにするか、ラーメンミニ丼セットにするか、単体コンビネーションをお願いするか、あくまでも卵とじソース煮込みかつ丼を中心にギリギリまで考えていたのだけど、ラーメンが想定外に旨くてびっくり。
さて卵とじソース煮込みかつ丼である。
ここまでハードル上げておいてアレなんだが、まぁ旨いんだが自分にはそれほどではなかった(個人差はあると思います)
カツは肉厚1cm×13cmサイズでなかなかいい肉を使っていてご飯はコンビニおにぎり3.5個ほどとしっかり、ソースも確実な味で自然に咀嚼嚥下してしまえるお値段の割には上出来な一品である。
のだが、自分にはちょっとソースが強いというか、会津のなかじまや二本松のもりやよりかなりソースが前に出てきて、主役のとじ卵カツのうまみを強調できていなかった気がした。
煮込が過ぎてかつ肉が少しパサパサになってしまったのも残念で、これはやはり当店ではソースかつ丼を食べるべきであったとおもたのである。
ちなみにラーメンに入ってる海苔とか、ラーメン定食についてるおにぎりに巻かれてる海苔とか、海苔が12mm幅くらいで妙に細いのが逆に斬新というか突っ込みたくなるのだ。
おかみさんとご主人の接客の声の出し方も好ましくて、声を張り上げればいいわけじゃないんだよね。

2018/07/07更新

福島 新亀食堂
福島 新亀食堂 店内
福島 新亀食堂 店内
福島 新亀食堂 お品書き掲示
福島 新亀食堂 お品書き
福島 新亀食堂 お品書き
福島 新亀食堂 お品書き
福島 新亀食堂 お品書き
福島 新亀食堂 お品書き
福島 新亀食堂 お品書き
福島 新亀食堂 お品書き
福島 新亀食堂 ラーメンと卵とじソース煮込みかつ丼

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