あさひや
岩手県一関市
一関といっても正確には千厩、ぎりぎり町のはじっこあたりにある老舗レストランで、店入り口の料理サンプルがなかなか味わい深い。
正直辺鄙な立地なのだが評判が良くて気になることおおびただしいのである。
コックさんは3人くらい厨房に入っているが結構忙しそうで、平日でも予約席もあったりする人気店
定休日 月曜
営業時間 11:00~21:00
駐車場 店裏に十台くらいかな
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2015/10訪問
永らく気になりながらやはりそれでなくても気軽には行きづらい岩手のそれも中途半端に遠隔地な千厩に、どうも食通をうならせるレストランがあるらしき情報はかねてから把握していて、行きたいようなめんどくさいような逡巡についに決別する日がやってきたのである。
ほぼ真逆方向の秋田県境の温泉に向かう往路に、超回り道をしてご来店決行した訳である。
レストラン開店11時の3分後に入店、当然今日のターゲットは揺るぎなく決まっているがいちおうお品書きを拝見する、というかどう訪問記録に残すか丹念に検討を行う。
厨房では前日からの予約注文等を緊迫して処置しているように見えるなか、潮時が満ちたのを見計らっておねぇさまをお呼びしてお願いするのは、やはり当店名物ライスのカレーピラフ@880である。
ちなみに当店名物ライスはカレーピラフのほかにスタミナライスとオムハヤシがあって、最後の最後までどれを注文するか心が揺れるのだ。
予想よりは結構早く提供、ナルホド確かにカレーがかかってカツが載ったカレーピラフ、漬け物つきである。
ピラフといいつつあまり脂を感じなく水分多めに炊いたむしろカレー風味炊き込みご飯?はおにぎり3個分ほど、味にボディの強さや特段の主張はなくて見た目カレーピラフだけど見た目と香りがカレーの柔らかい薄味炊き込みご飯に感じられるもの。
ルーは水分多め粘度低め、こちらも香りは良く立っているがホットさスパイシーさ味濃さはほとんどなくてあっさり薄味である。
カツは肉厚2~3mm、ピラフとルーの控え目な味に比べて単体カツとしてはしっかりした味付けで、ここらあたりの意外性は意表を突いてくるところと言えるかもしれない。
きゅうりと大根の漬物は輪郭がはっきりした味で、主張控え目なメインをサポートする美味さだった。
この近辺の上品な味というのは輪郭のおだやかなあっさり薄味なのかな、でも他の料理もとても気になるぞ。
2015/11/21更新