萬福食堂
岩手県奥州市

水沢で盛りが凄いと評判の食堂・飲み屋である。カウンター５～６席と小上がりにテーブル２卓とこじんまりしているのだが、結構来店客はひきもきらない。
店主が一人で調理しているので、混むと少々提供に時間がかかるように見える。

定休日　　　月曜
営業時間　１１：００～１５：００、１７：００～２４：００
駐車場　　　店から５０ｍほど離れ国道３９７号泉沿い ＪＲ東北本線をまたぐ高架橋の手前北側で７～８台くらい

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2018/05訪問

正直言うと今日のプライマリターゲットのお店がまさかの臨休、頭真っ白の中、近場でいずれ再訪しないといけないだろうと思っていた当店に舞い戻ってきたという次第である。
気になっていた未食の料理はソースかつ丼、しかしいただくとしたら賄いメシかなぁと思いながら入店してカウンター席に座してお品書きを見ると、かつ丼バリエーションが結構増えて、一方賄いの記載がなくなっている。
ん～どうしようかとお品書きを精査して目に入ったのがもつ煮定食＠６５０、あ～やっぱこれだよね、って感じでご注文である。
少しお待ちして、結構熱いですからみたいなお気遣いをいただきながら着膳、一人用もつ鍋、ごはん、みそ汁、小鉢に漬物の正しい構成である。
なのだが、もつ鍋がなかなかすごくて、仙台あたりのいわゆる普通のもつ鍋定食の倍量くらいある。
よく下茹でされていて癖のない優しいとろぷる煮込み加減で、お替りサービスなコンビニおにぎり４個弱なご飯がみるみるなくなり、さすがに余所者の遠慮で半分くらいとお替りしておにぎり２個ほど追加。
帰りがけにご主人におなか一杯になりましたか？と問われて、まだ多少余裕はあったけどにっこりおなかいっぱいですと答えつつ、お客さんに満腹で帰ってもらいたいというご主人の想いに心が満ちたのである。
お勘定の時にお聞きしたら、今日はたまたま賄い定食を表示しそびれていたらしいことが判明、次回はやはり賄い狙いかな。
カツ類どんぶりも気にはなるのだが、やはりお替り自由の定食は危険にして捨てがたいと思うのである。

2018/06/23更新

2015/02訪問

岩手湯治旅の帰りがけにやはり当店の看板商品を調査しておくべきだろうと再訪、店名を冠した満福定食＠１２００をお願いした。
正直豚カツ定食＠８００と鶏唐揚げハンバーグ定食＠８００をまとめて食べると＠１２００になる、ってな感じのボリューミーな一品で、ご飯お替り自由である。
順調に食べ進めて残りカツ２切れ、ハンバーグ１／３くらいまでは至って快調で、これ以上カロリーとってもメタボになるだけだからお替りはやめておこう、と思っている矢先、店主が何を思ったか他のお客さんが注文して多めに炒めて残ったスパゲティのサービスを出してくれた。
それを食べた瞬間に満腹感ＭＡＸになりかけたのだが、残り数切れを内心必死でクリアした。
ハンバーグは少しシナモンが効いた味で、唐揚げはふんわりジューシーな上出来で、盛りが凄いだけでなくちゃんと手を掛けているから繁盛していることがわかる。
唐揚げ定食のオーダーが多いのも良くわかるが、その唐揚げも大盛りだし、スパゲティは普通の店の２人分近くあり、中盛でその倍、大盛りだと４倍になるそうで、モヤシ炒めはラーメン丼しっかり一杯くらいの盛りだったし、やはり萬福なのである。
個人的には今回をもって萬福定食を卒業したこととしよう。

2015/03/07更新

2015/01訪問

１１時過ぎに訪店したらまだ空いていなくて空腹に耐えかねてつい銀蝶で中華そばを食べたら美味しくて余計に腹が減って、やむを得ず舞い戻って、かといってここで萬福定食をハシゴするのはあまりにメタボ行為なので、カツ丼＠７５０をお願いした。
ツユダクとろとろ系でご飯はコンビニおにぎり３個分ほどのカツ丼である。
カツはかなり筋肉質の厚さ１５ｍｍ、直径１６ｃｍはある丼を十分に埋め尽くすサイズで、やや出汁の味が薄いとはいえむしろ肉の味を楽しめる、お値段以上にお値打ち十分なカツ丼である。
食べ終わって店主が満腹になりましたか、としつこく聞くので、つい銀蝶中華の後なので満腹だ、と答えたら驚かれた。
カウンターの逆端っこで食事していたお客さんは１．５ｋｇほどはありそうなオムライスに子供の拳ほどの鶏唐揚げを３個ほど載せたものを食べていたが、そういう料理を出す店の店主が銀蝶中華＋カツ丼くらいで大袈裟に驚くなってぇの。

2015/02/28更新