盛印盛岡青果食堂
岩手県盛岡市
盛岡中央卸売市場には実は市場本館2階に市場食堂がある他に1階に軽食喫茶部があり、さらに少し離れた会員制ディスカウントスーパー建屋内にもリーズナブルな当食堂があって、知る人ぞ知る切磋琢磨度がハンパないハイレベルな昼食環境なのである。
こちらの盛印盛岡青果食堂はもともとは建物東側の小部屋で営業していたはずなのだが、今は建物中央のお休み処に進出して規模拡大してかなりオープンエアな環境で営業している。
真冬だとちょっと寒いんじゃないかなとも思うが、リーズナブルな定食のご飯お替り自由はなにぶん猛烈に魅力的である。
定休日 ?(ビッグプロの月1回程度不定休に準じるのではないだろうか)
営業時間 06:00~15:00(日祝は9時~)
駐車場 ビッグプロの駐車場が100台規模
盛印盛岡青果食堂ホームページは見当たらず
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2018/03訪問
やはりこの近辺で昼食というと圧倒的なお得感なこちらが第一候補となるわけで、順当にご来店。
さて何をただくかホルモン煮込みなんてのも相当気になったけど、結局超定番の刺身定食@600をお願いした。
注文カウンターで料理を告げてお会計をしたらすかさず脇の冷蔵庫から刺身皿が取り出され、あっという間に定食が構成されるのである。
セルフで盛るご飯は銀シャリと炊き込みご飯が用意されていて、今日の炊き込みご飯はキノコご飯である。
とりあえずキノコご飯をよそって着座、ビンチョウ鮪、サーモン、カンパチ各3切れ、モヤシ小鉢にミカン半分もついてまぁお値段にすれば上等だろう。
キノコご飯は(というかこちらの炊き込みご飯はいつもそうだが)味は悪くはないのだが少々ボソボソした食感で見た目もイマイチではある。
軽くキノコご飯を試食したのち銀シャリをお替りして、結局空腹だったからコンビニおにぎり5個分ほどご飯を食べたのだが、まぁまぁ大きいとはいえ刺身9切れでそれだけ食べるとどうもバランスが良くなくて満腹だが満足とまではいかず、もう少しオカズが欲しい気がした。
2018/04/28更新
2017/09訪問
盛岡あたりで移動途中の昼食となれば新規店を開拓したい意欲はますます盛んなのだけど、やはり並みいる競合店も立ちすくみ裸足で逃げ出す圧倒的リーズナブル感のこちらに立ち寄ってしまうのだ。
今日のターゲットは、ついにというかいよいよというか、個人的に気になってしかたないカツ丼@550である。
むろんこのお値段だから期待なんてさらさらしていないが、それでももしかしたら盛印盛岡青果は思いもよらぬマジックを見せてくれるか、少しワクワクしながらも不安な来店である。
お会計で食事代を先払いして今日の炊き込みご飯(香茸ご飯)や日替わり献立をチェックしていたらほどなく呼び出し、カツ丼セット提供である。
見た瞬間空腹な自分にはちょっと少なそうに思えたので、セルフお櫃からご飯おにぎり2個弱をゲット、よって料理の写真はなんとなくカツ丼をオカズにご飯を食べるようなアヤシい絵面になってしまった。
なおお櫃には「定食は食べ放題」と掲示があって、カツ丼でも食べ放題かどうかは保証の限りではない。
さて件のカツ丼、本体とみそ汁、漬物のほかに小鉢1つとフルーツ一切れで構成されていてやはり値段にしては見た目充実というか、同じ盆にご飯茶碗があるのが違和感満点なのは諸般の事情でやむをえないとしてまずは期待を裏切らない。
カツ丼ご飯は目測通りコンビニおにぎり2.5個強と軽め、カツはそぎ切りしていかにも肉厚に見えるようカットされているが肉厚6~7mmの10cmサイズの業務用冷凍、残念だったのは増量剤でボリュームアップされたと思しき旨みも食感もないなれの果ての肉のカツである。
まぁこのお値段だからカツについては大人の分別でやむを得ないことと割り切り、味付けはと言うとまぁ特に誉められるポイントもなし、よって当店でははっきりいって安定感リーズナブル感等ダントツの刺身定食はじめお勧め定食類と比較してしまうとちょっとカツ丼は注文すべきでないというのが、今回得られた貴重な知見である。
ちなみにお櫃台に載ってた香茸ご飯、見た目マズそうで(笑)少しだけ味見したのだが、かなりというかいつもの舞茸ご飯より美味かった気がした。
2017/10/28更新
2017/06訪問
移動スケジュールの都合で盛岡付近で早目の昼食をとりたくて、だったらあそこダベと選んだ昼食スポットが久しぶりの当店である。
ホントは10時過ぎに着きたかったのだが経路の遅延要因を読み間違ってたどり着いたのは11時、痛恨の遅れであるが人生ってそういうものだしやむをえないので、駐車場に入るやいなやアズスーンアズポッシブル駆け込む。
当店名物と目されるマグロ中落ちがさほど好みでない自分としては、順当には刺身定食セレクトということになるのだがそれでは面白くなさすぎるので、はやりリポーターとしてカツ丼を狙っていたのである。
が、今日の日替わり献立を見て口から出たオーダーはビッグメンチカツ定食@600、まぁお勧めとあらばやむをえまい。
先払いお勘定して待つことしばし、お呼びがかかった。
トレーにはご飯以外が勢ぞろいしていて、ご飯だけはセルフでよそうのが当店スタイルである。
で、セルフご飯コーナーに行くと今日は銀シャリとあろうことか筍ご飯がご用意されていてセルフ盛りである。
わざわざ当店が久しぶりのご来店を歓迎して用意してくれているのにその熱意にお応えしないわけにいかないので、筍ご飯をおにぎり3個弱喰ったあとあらためてメンチカツをオカズに頂くご飯として銀シャリをおにぎり2個弱いただいた。
厨房でメンチカツにかけてくれたソースは輪郭ぼんやりでイマイチな味で、調味料コーナーの「おばあちゃんもお母さんもソースはブルドッグ」とまで書かれたブルドッグソースを少しかけたら、婆っちゃはいないものの訴求の通り切れ味のある味になった。
メンチカツは肉厚7mm×10cmサイズで少なからず大豆たんぱく感があって業務用冷凍だろうと思うが、銀シャリも筍ご飯も炊き加減はまずまずで、このお値段でこれだけの質と量ならますますリーズナブル感に確信が持たれる。
まぁそんなワケで次回こそ、@550というお値段からしてクオリティに不安がもたれるが玉砕覚悟でカツ丼喰わなくっちゃ。
2017/07/22更新
2016/06訪問
前回、盛岡中央卸売市場の市場食堂訪問時に当店は休みで様子をうかがい知ることができなくて気になっていたので、今回調査訪問を敢行。
もともとの食堂店舗の場所に行ったら、店前のベンチに座ってるおじさんがお休み処に移転して営業していると教えてくれたのでそちらに攻め込んだ。
メイン通路とディスカウントショップの間にある開放的な飲食スペースで結構なテーブル数である。
店頭の本日のお勧めお品書きを見てこういうのを食べたくて来たんじゃないよな~と違和感に包まれながらレギュラーメニューの中に目的物があった。
というわけで今日のご注文はカツ丼ではなくて刺身定食@600、なぜ刺身定食かというと、ご飯お替り自由だからだ(笑)。
まぁカツ丼でも多分自分でご飯をよそってそれに煮込みカツをトッピングしてもらうスタイルだと思うが、今回はお替り自由システムを実証するのも重要な訪問目的である。
刺身定食をお願いしてほんの数十秒(店の繁忙状態によるのでパフォーマンスを保証するものではない)で膳がカウンターにそろい、ご飯はセルフでどうぞ、と引き渡される。
ここでいったん膳をテーブルに運び、深呼吸しながらおもむろにお櫃に向かうのである。
お櫃は大きなのが2個、白米と舞茸ご飯がご指名を待っていて一瞬悩むのだが、ここはまず銀シャリをよそう。
しっかり盛るとおおむねコンビニおにぎり2個強よそえるご飯茶わんで、炊き加減はなかなか良いので息も継がず完食してお替りに出撃、今度は禁断の舞茸ご飯&白米の2種盛りを敢行した。
舞茸ご飯は炊き込みなのだが炊き加減はイマイチ、あまり舞茸は入ってはいないものの香りはなかなかで、これはこれで別腹というやつで結局おにぎり5個分くらい食べたかな、¥600でここまで食べられる(その気になればもっと食べられるが)のは素晴らしい。
肝心の刺身は絶賛するほどじゃないが切り身も厚く、ハマチ、サーモン、マグロ2種の盛り合わせでちゃんと美味かったし、直感的には卸売市場2階の市場食堂よりコストパフォーマンス良好、メフレ市場食堂の刺身定食より満足度良好かもしれないな
2016/07/23更新