束稲庵
岩手県奥州市
平泉の町の北のはずれ、こんなところにという立地の食堂というか、そもそも経営母体の製麺業者が麺を生産してる工場の一部で麺類メインのランチスポットをはじめたというのが正解なようである。
営業中でも暖簾は掛かっていないが、入り口にササヤカに営業中の札がかかるのと、開店後ほどなく駐車場が満車になるので生存していることがわかる。
なにしろ知る人ぞ知る、麺類を頼むと2玉でも3玉でもお値段定額ということで、やけに繁盛店なのである。
ちなみに店名の束稲(たばしね)は地元のツツジの名所である束稲山から取ったのであろう。
定休日 火+臨休(公式ツイッターページ参照)
営業時間 11:30~14:30
駐車場 十台くらい
束稲庵のツイッターページはこちら
束稲庵の口コミサイト記事はこちら
※2019/02時点でクチコミサイトは「掲載保留」になっているが、どっこいちゃんと営業している
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2022/10訪問
岩手県北から北上奥地を経由した帰り、しばらく来てないがお変わりないかと昼食訪問、11時半開店一瞬のスキで先待ち客に先を越され、自分の後すぐにピン客2人ほどと相変わらずなかなか人気。
8卓+小上がり4卓に減ったかな?と思いつつ、ムキになって食べることでもないし味噌ラーメン2.5玉で¥650をオーダー。
待つことしばし着丼、洗面器サイズの丼にぎっしりの縮れ細麺で腰はやや弱め、味噌風味も弱めで塩っぱさがやや強いかな。
七味とかラー油とか味変しながらたっぷり楽しめるのは良いが、終盤伸びて腰が無くなるのと糊っぽい食感になって、2玉くらいまでが飽きずに食べられるいい頃合いに思える。
スープも半分弱啜って、まだ焼肉丼くらい食えそうな気もしたのだが、時間がたつと胃の中で麺が膨張して遅効性感服に襲われ、結局夜まで腹が減らなかった。
まぁこれはこれもありだとして、どちらかいうと自分はまる新か嘉嘉美のほうがいいかな、もうすこしスープが旨いと良いんだが。
2022/12/03更新
2019/06訪問
国道46号線方面のパトロールからの帰り、懸案事項があるので昼食に立ち寄り。
前回訪問時は醤油ラーメンを麺3玉でいただいたが、味噌ラーメンもお試ししておかねばということである。
頑張ればそれなり食べられるけどそうムキになることもあるまいと、今日は麺2玉で許してやるつもりだったんだけど、近づくにつれ空腹が増長してしまい、結局お願いしたのは味噌ラーメン細麺2.5玉@550である。
一番乗りの先客に続いてほどなく着丼、相変わらず洗面器サイズの食器。
細ウェーブ麺は液面下にぎっちりと潜伏していて、一部ほぐしが不十分でブロッキングしてたりする。
一般飲食店ならいざ知らず、麺生産者なんだから茹ではパーフェクトでお願いしたいところである。
スープはたぶん可もなく不可もない市販業務用、まぁこれがヘタに美味いスープだったりするとお客さんが軒並み3玉とか4玉とか食べるだろうから、これはこれで良いのだろう。
ともあれスープまで完汁して満腹になり、やはり2玉にしておけばよかったかなと思った訳である。
2019/07/20更新
2019/02訪問
麺料理を頼めば何玉盛りでもOKだとなると、そこはやはり真偽のほどを確かめずにいられないのが知的好奇心というやつである。
でも仙台のラーメン竹では常時ダブルラーメン(2玉)@520がいただけるし、月曜日はなかはらドライブインで1玉ラーメン@360を大盛り化してもいいんだし、たかだか2玉やそこらでは平泉でわざわざ食べる値打ちがないというものである。
なのでここはお店へ全力で対峙するため朝食は凄く軽めにし、コンディション万全でやってきたのでラーメン@500を麺3玉でお願いしてみた。
開店直後でまだウォーミングアップ中だったか10分ほどかかって、やや小ぶりの蕎麦こね鉢みたいなのに入って登場。
食べるのに時間がかかるからこういうときは硬茹ででお願いすべきなのを失念していたことにホゾを噛みつつ、ウェーブ細麺と対決開始である。
茹ではキモチ軟らかめ、スープは薄口の鶏でバランスはいいが、まぁ至って普通に平均的な味というか、不味くはないが取り立てて美味いというほどではない。
まぁ素直な味なので割と淡々と箸が進み、途中から胡椒で味変しつつ、やはり終盤は麺が伸びはじめるのを感じながら8分ほどで麺を完食、せっかくだからさらに3分でスープ完飲、結構余裕で対決終了である。
なのだが、その後30分ほどして胃の中の麺がスープでふやけて膨張し、ちょっとキツめに満腹感の時間差攻撃を食らった。
次回はスープ残しで味噌ラーメン3.5玉いってみようかな。
2019/03/16更新