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かつめし亭駅前
兵庫県加古川市

かつめしとは戦後間もない頃に加古川駅前の食堂で考案された「お箸で気軽に食べることができる洋食」だそうで、ご飯の上に叩いて平たくしたビーフカツをのせ、デミグラスソース系のたれをかけたものを洋皿に盛り、お箸で食べるのが元祖なのだそうだ。
加古川にはかつめしを食べさせる店が100以上あるようで、その中でカツ飯専門の小規模ローカルチェーンがこちらで、その駅前店である。
2卓+カウンターが7席。

定休日   無
営業時間 11:00~20:00(日曜~15時)
駐車場   ないんじやないかな

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2024/06訪問

自分が明石に居住してた頃には加古川のB級グルメなんて聞いたことなかったんだが、近ごろそれと知って気になっていたのである。

普段は兵庫県日本海側から明石への移動は早朝でこの辺りを通過するのも早い時間なのだが、今回事情により昼過ぎ通過になったので、これはある意味千載一遇チャンスということで気力を振り絞りJRを途中下車までして駅から一番近いこちらに訪店した13時半頃である。
先客はピン×2人と二人組×1で、時刻の割には入ってる印象。

入り口に券売機が立ちはだかってるので、まずはもっともオーソドックスであろうと思われるかつめし@880をキャベツ多め・デミだくで発券、カウンターに着席して券を提示。
受注してからの揚げだが5分ほどで着膳、揚げる以外は盛り付けだけだから、料理待ち先客がいなければ提供は早い。

ビフカツは13cmサイズではあるが肉厚は2mmあるかないかの紙カツ、縦横にカットされてたっぷりデミグラソース、ご飯はコンビニおにぎり1.5個ほど茹でキャベツ添えなのが当店のカツ飯の正体である。
味のすべてを決めると言って過言でないデミグラは、チェーン店だから万人受けだろうと思ってたが予想通りややライトな味、ややシャブシャブ気味のはっきり酸味が感じられる味付け。
体力系男子にはクドさコッテリさ不足だが年寄りにも草食系にも好まれる味というか、まぁカツ+デミグラ+メシだから不味いわけないよねという感じ。
カツは薄いしご飯もかなり少ないが、かといって大盛りとかダブルにすると衣がふやけて情けない食感になるのは想像できて、特選とか霜降り肉ではビフカツ本来の赤身肉の旨さには程遠いだろうし、でもレギュラーカツだと明らかに物足りないし、いったいどれを選べばいいのだというフラストレーションは回避できないが旨いのは確か。

万人受け狙いの味だからどっちつかず感なきにしもあらずだろうから、他店ならもっと癖の強いカツ飯が食べられるのだろうかと思ったり、でも野口英世超えはいかがなものかと思ったり、少々悩ましいところ。
わざわざこのためにスケジュール設計するのもオトナゲないしと思いながら、でも一定の評価は受けてるようで後客は6人ほどと時間帯の割に繁盛していた。

2024/07/20更新

加古川市 かつめし亭駅前
加古川市 かつめし亭駅前 お品書き
加古川市 かつめし亭駅前 券売機画面
加古川市 かつめし亭駅前 券売機画面
加古川市 かつめし亭駅前 食券
加古川市 かつめし亭駅前 店内
加古川市 かつめし亭駅前 厨房内
加古川市 かつめし亭駅前 かつめし

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