劉家荘
兵庫県神戸市

神戸元町南京町と元町商店街アーケードの間の路地の中でやっている、「りゅうかそう」というこじんまりな感じの中華屋さんである。
やきとりではない、しょうけい（焼鶏）が名物料理でこれがまた美味いんだ。

定休日　　　水曜
営業時間　１１：３０～１４：１０、１７：００～２０：００
駐車場　　　なさそう

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2019/02訪問

元町に所用があって、かねてからマークしていたこちらで昼食をとることにしてご来店。
そそくさと開店直後に入店してお願いしたのは焼鶏（しょうけい）定食＠９８０である。
まぁニワトリを焼た料理なのだが、ヤキトリという読みを拒絶しているあたりなかなかのコダワリが感じられる。
２階にも客席があるようだが１階小さな厨房前のカウンター席にご案内、待つことほどなく着膳である。
焼鶏とやらは事前に丸焼き調理されてカウンター上に鎮座していて、カットするだけで提供される。
料理見た目はザーサイ少しと芽にんにく炒め少々が添えられたグリルチキンってか、まさにそれ以上でもそれ以下でもないのだが、これにご飯、スープのセットである。
スープはまぁ普通、ご飯は炊き加減はなかなかいいがコンビニおにぎり１．５個ほどと味見程度。
さて件の焼鶏であるが、小ぶりなニワトリ四分の一くらいだろうか、胸とか腿とか手羽がラフにカットされて盛られている。
のだが、これがこれまでの人生で一番ソフト＆ジューシーなグリルチキンというか、さらに言えば人生で一番食べにくい小骨たっぷりのニワトリでもあったのだが、なにしろ加熱加減が抜群の生肉直後な感じでほんとに旨くて食べにくい（笑）
うっすら塩味シンプルほんのり温かなんだが汁気十分で、あーなるほどこれなら元町の名物料理だって言っても日本中で通用するなと思ったわけである。
焼鶏がこんだけ旨いんなら、注文を受けて揚げる鶏唐揚げはきっと食べやすいだろうし旨いに違いないと確信したのである。
もっともご飯量はやはり少ないんだろうと思う。

2019/03/23更新