丸長食堂
宮城県大崎市
鳴子温泉街から裏道を南西に500mほどのところにある、地元密着型のなかなか味のある田舎風の食堂である。
テーブル2卓とカウンター席と座敷3卓と収容人数はまずまずだが、出前が多いのかな、という雰囲気を出しながら屋外労働系の常連来店客も少なくなさそう。
味噌ラーメンの辛みをコントロールできたり、麺の大盛りを1.5玉とか2玉とかにもできてなかなかきめ細かいようである。
定休日 木曜
営業時間 11:30~15:00、17:00~19:30
駐車場 店の横4~5台
丸長食堂ホームページは見当たらず
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2016/01訪問
鳴子はあまり訪問意欲がわかない観光地価格の飲食店が多いので新規開発ということで調査に訪問、店に入ったらちょっと待ってて、と店主は5分ほど出前に出撃。
ほどなく戻ってきたのでカツ丼半ラーメン@900をお願いした。ラーメンの増量ができるか聞いたができないとのことである。
ほどなく着膳、ラーメンはかなり濃そうに見えるが意外にあっさりなスープに細やや縮れ麺が半玉強、やや柔らかめの茹であがりで大人しく昔ながら安心して食べられる味である。
カツ丼は肉厚1cm幅5cm長さ10cmほどの柔らかめな肉で、衣の密着度が高いのが好感、とじ汁は輪郭はっきりした濃すぎず薄すぎず味付けで結構玉ねぎが多く配合されているが卵のトロッととじられた見た目は食欲をかきたてる。
ご飯はコンビニおにぎり2個、単体価格@700ならまずまずといったところで鳴子中心部で食事するよりはよほど納得性が高いが、カツ丼という点では東鳴子まで遠征したほうがさらに満足度は高いようにも思え、味噌ラーメンがどんなだか気になる昨今である。
ついでだが店を出て外観写真を撮っていたら通りがかりの見知らぬ婆っちゃが写真を撮ってたのか聞くので、そうだと答えたら、すぐそこに鹿がいるから写真を撮るとよいと主張する。
ナニを言ってるんだか耄碌してんのかと思いながら婆っちゃが言ったあたりまで50mほど行くと、なるほど(汗)なるほど(爆)確かにカモシカが佇んでこっちを凝視している。
鳴子の町中なんだが雪が積もって山の中に餌がなくなったから降りてきたのか、カモシカもご苦労なことだ。
2016/02/27更新