旬彩
宮城県栗原市

けっこう広々してウッディーな感じというか昔は産直だったらしい花山湖の南端に面する食事処で、どうも建物は栗原市の所有で民間企業が運営受託している感じ。
それでなくても車が通り過ぎていきやすいカーブに建っているのだが、ちょくちょく臨時休業もあるみたいだしほとんどネットに情報がないし、ここに振られると近隣あまり食事処がないからなかなか来店しづらくて、儲かってるのかヒトごとながら心配。

定休日　　　月＋臨時
営業時間　１１：００～１５：００
駐車場　　　十数台

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2018/08訪問

こちら方面に所用で、でもこの近辺で食事と言えばあまり好みでない蕎麦か苦手な自然薯が目について、そんななかで見つけたのがこちらのお店。
当店に振られたら自分にとって周辺でまともな食事にありつけなかったのだが、臨時休店も少なくないようだし、今日は開いてていがったのである。
さて料理選択肢はそんなに多くはなくて、パスタとかカレーとか油淋鶏定食とかだが、どうもフラッグシップは地元のめぐみ盛りだくさんだという花山プレート＠９５０あるいは岩魚の押しずし＠１２００と見える。
普段いつも岩魚押しずしがあるわけでもないようなんだけど今日はご用意できるということなので、どっちにするか悩むまでもなく、ちょっと散財だが両方お願いしてしまった。
ちなみに花山プレートの料理構成は日替わりみたいである。
しばしお待ちしてまず花山プレート、６仕切り皿に女性好みの小奇麗な盛り付けで、季節がらだろう冷製スープがつく。
ご飯は型押しして圧縮されているので見た目より多くてコンビニおにぎり２個弱だろうか。
オカズ達は色とりどりに１．５口くらいの量で手がこんでいてなかなか美味しくて、こういう立地でこういう食事がいただけるのがちょっと意外である。
もっとも、想像原価率からいえば、もう少しお安く提供してもらっても良さそうな気はする。
岩魚の押しずしも押してあるのでご飯量はおにぎり３個近くはあろうか、胡麻とか香味野菜も混ぜ込まれて風味の良いあっさり目の酢飯で、岩魚と良いバランスでこれも結構美味い。
とはいえ今回はお初だから手を出したものの、普通普段に昼食として食べるにはお値段的にハードルが高いのは否めず、観光で来た時のランチならともかくリピートはちょっと微妙ではある。
もしこちらに来る機会があって提供されていたなら、次回は油淋鶏定食一択になりそうだ。
岩魚の押しずしに添えられた胡瓜の漬物がかなり塩っ辛くて味が濃くて単体で食べるのは辛いし、押しずしと食べると明らかに岩魚が負けてしまってもったいないので、箸休めくらいの薄味にならないかな。

2018/09/15更新