竹内酒造
大阪府大阪市
創業明治5年という竹内酒造は滋賀県の酒蔵だそうだが、大阪駅前第2ビル地下1階に立飲み割烹なるアンテナショップを営業している。
その意表を突く戦略とは、限定品は違いそうだが純米大吟醸含め日本酒90ミリリットル@200均一という嬉しい直営価格である。
店の奥の方が喫煙エリアで、カウンター立ち席だけ15人くらいのキャパだろうか、店舗位置は南側通路中央あたり南側区画51-2である。
定休日 日曜
営業時間 17:00~23:00(土15時~)
駐車場 ないんじゃないかな
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2019/10訪問
駅前第二ビルに滋賀の酒蔵が直営している立ち飲み屋があると聞けば、真相を探りに行かざるを得まい。
着店は19時頃、まず飲み物を聞かれる。
ここにきてビールやチューハイを呑む気はさらさらないので(近隣の店の3倍近くするし/汗)、でもお品書きには結構たくさん酒の銘柄が載っていて超迷うのである。
たたみかけるように急かされるので、食べ物を決めてそれに合う酒を呑みたいと言ったら即座に却下、それでは辛口でどっしりした純米酒と言ったらそんな酒は無いとか言われて、妥協して香の泉特別純米楚々淡麗90ml@200をお願いする。
アルコールが入ってないと少なからずイラッとするところだが、飲みたい一心と大人の分別でやり過ごした。
さて楚々淡麗、雑味がなくてややあっさりすっきり辛口、輪郭はっきりしてなるほど美味いのだが、楚々とした淡麗だけにちょっとパンチ不足な気はする。
カウンターに貼ってあるお品書き2枚を良く良く見るのだが、どうも自分にとって日本酒に合わせたい肴があまりなくてしかも立飲みにしちゃ安くないし、にら卵巻き@550をお願いする。
待つ間にぬか臭い酒をリクエストしたらぬか臭いという形容がわからないのだそうで、香の泉純米かのいづみ純米90ml@200でどうだというのでそれをご指名、こちらは少しボディがどっしりして、でもやはり京都近くの酒蔵だけに甘美な溶けるような上品な飲み口である。
2種飲んだ限りは結構輪郭はっきりした味造りのようで、多少こってりした肴にも負けない感じではある。
でももう少し日本酒向きの肴が欲しいなぁというか、板前さん酒の味がわかってるんだろうかと思うフシもなくもない。
滋賀の酒蔵なんだからせめてふなずしは置いて欲しいものだな。
2019/11/16更新