ウエダ商店
大阪府大阪市
昭和20年創業で大阪最大級の角打ちだといわれているのがこちらウエダ商店、どう考えても大阪駅前ビルのほうが後からできていると思われるので、きっと店の敷地を明け渡して建築後ひきかえ入居したのだろう。
駅前第一ビルの北西の角のビル内側に入り口があって区画番号はたぶん1番、古びた風情が飲んべを虜にする。
数十人は立ち飲みできる規模だけに、酒の肴も缶詰や乾きものだけでなくちゃんと小鉢系料理も多数。
酒屋だけに日本酒、焼酎、ビールにワイン、マッコリなど酒は売るほどある。
定休日 無休 土日祝
営業時間 11:00~23:00 15時半~21時
駐車場 ないんじゃないかな
ウエダ商店ホームページはこちら(大阪駅前第一ビル振興会のホームページの当店ページ)
ウエダ商店口コミサイト記事はこちら
ウエダ商店の場所はこちら
駅前第1ビル一階フロア図はこちら
2024/06訪問
関西勤労の旅の大トリはやはりこちらで慰労マイセルフの仕上げということで、今回も義理堅く訪問。
19時わずか前ですでに大繁盛状態で、先客に少し詰めてもらって戦闘開始する立ち飲みは櫻正宗純米の冷酒@330、さこしのきずし(さわらの幼魚の酢締め)@320、なすびの甘辛煮つけ@280である。
櫻正宗はほどほどどっしりしたわずかにエステル風味のある辛口、さこしのきずしはあっさりしてて鯖のほうが脂がくどくどっしりして好きだが無かったから仕方あるまい。
なすびは最近訪店すると必ず頼む一品、甘塩っぱくて唐辛子がピリッとしてて旨いのである。
サクッと飲んで、大繁盛のなか19時半に飲み客をかき分けて充実感とともに撤収。
2024/07/27更新
2024/04訪問
今回の関西滞在の大トリはやはりこちら。
18時前すでにそこそこの客の入りで相変わらず人気、ご案内は入り口入って突き当り少し右のカウンター。
すでにハイボール、生中、プレーンチューハイとこなしてるので梅錦冷酒@320、マカロニサラダ@230、茄子甘辛@280をリクエスト、すぐに着膳。
梅錦はやや辛口やや濃いめで、そこそこアルコールが回ってきてから飲むのにちょうどよい味のメリハリ具合。
マカサラダはアルデンテでよい噛み具合で塩味もほど良く、さすが長年角打ちしてるのはダテじゃない。
茄子はこれをオカズにご飯が食べられるくらいクド目の甘塩っぱく少しピリ辛、いやがうえにも酒が進む。
チビチビ飲んでたら左右のお客さんが各2組くらい入れ替わって、もう少し時間はあるが長居する店でもないしほどほどで切り上げることにして、良い子でお勘定退店。
関西の総仕上げにやはり欠かせない店だが、定休日ができたようだから次回以降の帰省はスケジュールをよく考えねば。
2024/05/31更新
2023/11訪問
兵庫での過酷極まりないミッションをそれなり満足な結果で終え、でも誰も褒めてくれないからご褒美マイセルフ、関西を締めくくる大阪駅前ビル潜入作戦で、第二ビルB1での第一戦ののち、第二戦ということでこちらに出没。
早めの時間でまだ空いてて、荷物があったから厨房カウンターの一番右奥突き当りにご案内。
第一戦でやや濃いめの冷酒と対戦敗したからちょっと喉が渇いて、まずお願いしたのはキリン瓶ラガーお値段失念、なすびの甘辛煮つけ@280、マカロニサラダ@230である。
マカロニサラダは調理中だそうで遅れて提供、なすびは旨味があってクド目甘塩っぱくてビールが進む。
マカサラダは出来立てだけあって弾力感の良い噛み応えでマヨ味がくっきり鮮烈。
一気にねじ伏せて次は特別純米梅錦冷酒@320と厚揚げ@140がんも@100、婆っちゃが提供してくれる。
梅錦は愛媛の酒だそうで柔らかい口当たりのかすかにスモーキーな気がする酒で、あっさり目のよく煮込まれたおでんといい相性。
都合¥1520で戦闘終了したが、そういえばレシートが出なかったな。
だいたい当店は自分で缶ビールを冷蔵庫から取ってきて焼き豆腐でさっと飲んで帰るとか、シウマイおでんと大根でサッポロ赤星を飲むとか、千円までで手際よく飲む客が多くて、自分がいる間に左側が4人ほど入れ替わった。
長期戦で泥酔するような店ではないので、自分も見習って撤収、梅田に別れを告げることにしたのである。
退店する時は結構な客の入りで、でも帰りがてら他の店を見てみると流行ってる店と入りの良くない店が完全に分かれてて、勝ち負けはっきりしている繁華街である。
2023/12/23更新
2022/11訪問
梅田の大衆酒場を語るときに外せないのが老舗の立ち飲みのこちら、というわけで、1年ぶりくらいでご来店。
実は山長梅田店で軽くひっかけてきたのである。
お願いしたのは長龍樽酒@330とおから@120追加でおでん(厚揚げ)@140、10月3日から値上がりしたようだがそれでも安い。
安さが魅力だけに先客25名ほど後客も続々だが、そこそこ広いから密とは無縁なのだ。
長龍樽酒はなるほど杉フレーバーが効いていてしかもコップにたっぷり一杯、おからはやや甘口で樽酒と良いバランスだし、さすが長寿店で厚揚げの煮加減は特筆もの。
¥590でも十分満足できるのである。
2022/12/17更新
2020/07訪問
このコロナのご時勢に都会に遠出するのもいかがなものかなのだが、ここしばらく落ち着きを見せているようだし、一瞬のスキをついてお急ぎで法事帰省し法事を無事終え、さて大阪である。
駅前ビル群が建築される前から当地で酒屋をやっていたらしき当店、角打ちをやってることはかねてから把握していたので、今日はすでに2軒片付けているのだが宿題店だったから偵察に訪問。
入り口がイキナリ雑然としていてさすがは梅田の伏魔殿、場末感に心和む。
客密度の少なそうなところに陣取ってお品書き掲示を見るわけだが、とにかく品目が多くてセレクトに悩みつつ、東北の酒が推しになっていることにちょっと親近感。
お願いしたのは玉子焼き(温め)@280と櫻正宗(純米焼稀)@330、もう結構満腹に近いから今日は偵察でもありこれだけ。
玉子焼き(温め)とは要は事前調理したものを温めなおして提供、ということだそうで、冷えたそのままのヤツもいただけるとは思うのだが、ちょっと控えめな味付けで端麗辛口酒のアテに良い感じ。
櫻正宗(純米焼稀)はなるほどすっきりしたやや辛口で、焼稀というのは稀なほど高品質であると樽に焼印を押していた昔の名残の呼称らしい。
和らぎ水をリクエストしたら、使用済み500ペットボトルに入って出てきたのはまぁやむなしとして、できれば氷が欲しかった気はする。
滞在中の来店客は都合20人くらいだろうか、コロナ禍でなければさぞかしご繁盛だろうと思う。
他人との距離2m以上キープで濃厚接触リスクほぼゼロ、不定期継続観察店リストに登録して撤収。
2020/08/15更新