味楽
仙台市泉区
将監の古びた団地の中に忽然と現れるちょっとふた昔前風な(でも店内はそんにレトロではない)少しお年をめした気のおけなさそうな夫婦(だと思う)がやってるいわゆる郊外住宅街の町中華。
6人卓、4人卓×3、壁向かいカウンター3席、くらいかな。
定休日 火、水
営業時間 10:30~14:00、17:00~19:00
駐車場 4~5台ほど
味楽ホームページは見当たらず
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2021/12訪問
当店もどうやらかなりの長寿店、ここ数年長寿店が次々と惜しまれつつ暖簾を下ろすので、ちょっと気になっていたし北のほうに行く機会もあり昼食訪問したわけだ。
11時半過ぎに入店、やはり麺だけだとなんか昼を食べた気にならない自分なわけで、壁に貼りだされた麺飯セットに戦闘心アップ、お願いしたのは見慣れないたかな飯セット@980である。
女将さんに復唱されるまで田中飯だと思い込んでいたのは、高菜漬けとかなり関係がありそうな高菜飯のセットである。
これ以外に麺飯セットはマーボー飯と中華飯があるが、ここはやはりあまりありふれてないヤツ行くしかない。
料理をお願いし店内を見まわしていて、麺類大盛り無料(期間限定)掲示に気づく自分はやはり少なからず観察眼とか洞察力に自信を持ってよいのであろう、瞬発力もそれなりだからすかさず大盛りコール・無事に受理。
お品書きしげしげ見て次回は何行くべとか思ってたら着膳、ナカナカいい見た目~(笑)。
たかな飯セットの麺がまず海苔と水菜たっぷりこれ大事、チャーシューとかはないけど、たぶんちゃんと麺2玉ボリューミー。
自家製麺はシコシコ系の噛み心地、個人的にはプルツルがすきだが鶏輪郭はっきりなこのスープには意外と悪くなくて、車に置いてきてしまった魚粉を入れたらどんな塩梅に進化するか面白そうすぎ。
田中飯じゃなかった高菜飯は、ベジタリアンな中華飯の餡に高菜漬けを切り刻んで混ぜ込んだオリジナル。
ごはんはコンビにおにぎり2個かななかなかいいボリューム、植物メインな中華飯なんだけど高菜漬けがいい塩梅で酸味になってしっかりした輪郭だけどクドさを弱めたいい特徴を出している。
ほほうやるじゃないかと食べてたら、先客の若者が、ご馳走様でした今日も美味しかったです、と礼儀正しく挨拶して出ていく。
客も店も、なかなかいい塩梅である。
2022/01/29更新