そめ忠(閉店?)
仙台市宮城野区
JR中野栄駅の西南西600mほど、国道4号線を北に入って踏切渡ってすぐの道沿いで営業している、けっこう古びたぶっちゃけさもない居酒屋さんである。
気仙沼そめ忠という名前からややお年を召した親方は気仙沼出身なんだろうか、奥さんと思しきかたとおふたりでやっている。
小上がり2~3人掛けテーブル×3とカウンター席5席ほどのこじんまりしたお店で、お茶はセルフ、食べ終わった食器はカウンター越しに返却するのが不文律に見えた。
定休日 第2・第4日曜
営業時間 11:30~14:00、17:00~22:00
駐車場 店裏に3台分
そめ忠ホームページは見当たらず
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2024/06
少し前に続いて連続でフラれ、掲示によればしばらくの間休店だと。
のだがその後のネット情報によれば閉店したとか違うとか、だとしたら残念極まりない国宝損失レベル。
2024/08/10更新
2023/01訪問
しばらく車を走らせてなくてそろそろバッテリーがスネそうだから、ひとっ走りこちらに昼食訪問。
近頃は二酸化炭素を排出して昼食に出かけるのもいかがなものかなのだが、当店はガソリン代を足してもまだマチナカで食事するよりリーズナブルだから、忸怩たる思いもやや薄れるのである。
着店は11時半開店直後、暖簾はかかれど店外お品書きはまだで先客一人、今日の献立をお聞きしてお願いしたのはイカフライ@399。
この諸般値上がりのご時世にあっていまだ¥399定食、もはや神々しさを覚える。
お待ちすること少々カウンター越しに着膳。
アンダー¥400ながら、血合いの佃煮、竹輪煮、鶏の卵とじの小鉢がついて、これだけでキモチ柔らか炊きコンビニおにぎり1.5個強のご飯一杯軽く食べられそうである。
イカフライはまだほんのり温かで、肉団子2粒串、ケチャップスパゲティつき。
もはや親方を崇めるほかなくて、世の中の飲食店は当店を見習ってほしいものだ。
クチコミでは親方がワンオペで営業しているような記事を見かけたがちゃんとバイトのお嬢さんが手伝っていて、でもこのお値段でバイト代を稼げるのかとても心配になってしまい、とはいえ値上げもうれしくないし、他人事ながら悩ましい。
2023/02/18更新
2021/12訪問
我が家の車がそろそろ運動不足になるかなぁと、バッテリーが上がっては面倒なので少し散歩を兼ねて訪問。
片道12kmほどとちょうどよいのである。
目と鼻の先で先客1名、お願いしたのは日替わりのうちメンチカツ@399、往復のガソリン代を¥240としても、マチナカで食べるよりまだお安いのである。
ほとんど事前調理で温かいご飯とみそ汁を盛るだけなのだが、電話注文を受けていた弁当を片付けて10分ほどかかって着膳。
ご飯はもう一息な炊き加減でコンビニおにぎり1.5個強、小鉢は甘エビの卵とじ、ひじき、もやしの和え物で、メンチカツはなかなか肉肉しくてちゃんとしたまだ温かみが残る10cmサイズ。
ご飯の盛りがもう少し良ければ¥800超えでもおかしくないランチで、まぁ今回は並盛でセーブしたわけだが、やはり神クラスというか、ちゃんとアルバイトのお嬢ちゃんのバイト代が出ているのか不安になりつつ、またこなければと思う訳である。
2022/02/05更新
2020/11訪問
しばらく車を走らせていないので少しだけ遠出ということで、昼食の充実感が並みでないこちらを訪問。
入り口わきの今日の日替わりをチェックして一番乗りで入店、お願いしたのは天ぷら定食@399ご飯大盛り+¥50である。
厨房内は奥さんらしき女性の代わりに若い女性が入っていて、ご主人と2名体制なのは変わらず、ってか厨房内には2人までしか入れないともいう。
少し時間を要してカウンター越しに配膳。
ごはんはなかなか炊き加減よくコンビニおにぎり4個強、てんぷらはナス、ピーマン、イカ、エビで、事前揚げではあるが全然ちゃんとしたネタを使っている。
少々残念なのはてんぷら食器に天つゆも入れてあって、少しすると衣がフニャフニャを通り越して溶けはじめることで、せめて後掛けにしてほしいところではある。
でももやしの和え物、マカロニサラダ、ひじきの小鉢もついてこのお値段ならやはり卓越したリーズナブル感といえる。
次回の訪問では天ぷら以外をいただきたいものである。
2020/12/26更新
2020/03訪問
扇町方面に所用ということで、だとしたら少し足を延ばしてそめ忠さんにいくか福室みうら食堂さんに行くか、何日も前から直前まで悩みに悩んでこちらにお邪魔した。
のだが平日12時過ぎ、やはりというか3台分の駐車場は満車で、でも少し待ったら先客が撤収して車を停められたので首尾よく入店。
さすがその筋に有名なお店だけあって、満卓・ほぼ満席の先客9人の大賑わいである。
店外のお品書きで献立確認はしたが、カウンターの料理見本を改めたうえでお願いしたのはとんかつ@399をご飯大盛り+¥50である。
正直盛り付けるだけだからほんの数分で着膳、忙しい外回りセールスマンには瞬速提供はありがたかろう。
さてとんかつ定食、ご飯は驚くなかれコンビニおにぎり4個分ほどと、すごく良い米質とまではいかないが十分食べ応えがある。
とんかつは事前揚げ、肉厚3mmの13cmサイズで、お値段がお値段だから何の文句もなし、白身魚フライが一切とスパゲティが添えてあって手抜きなしである。
このお値段にしてさつま揚げの煮物、マカロニサラダ、わかめ胡瓜の酢の物の小鉢付きなのが恐れ入るのだが、これがちゃんと旨い。
これで都合¥449だから流行らないわけがなくて、後客5~6人が入れ替わって、自分がいる間はほぼ満席が続いていた。
やはりすばらしいお店なのである。
2020/05/02更新
2019/12訪問
うんと前からマークしていながらマークしていることを忘れてようやく訪問に踏み切った、正直記事にしたいけど凄く記事にするのが躊躇されたお店で、読者の方はくれぐれも内密に願いたい。
開店ちょっと過ぎに着店、店外入り口わきに貼り出された今日の日替わり定食を厳重にチェックし入店してカウンター席一番奥に陣取り、お願いするのはチキンカツ@399、この消費税10%時代にあってなななんとアンダー4コインである。
提供は爆速の2分、全部事前調理で盛りつけるだけなようだ。
料理構成は小鉢×3(治部煮、アジ南蛮漬け、春雨サラダ)とメイン皿とご飯、味噌汁、漬け物である。
この段階でアンダー¥400であることすら信じがたいのだが、小鉢はいずれもちゃんと美味い。
チキンカツは揚げて少し経っていて人肌、やや揚げすぎで衣がカリカリで平均肉厚は4mmほどだろうか、このお値段だったらそれも全然許せる13cmサイズ腿肉で十分である。
ご飯炊き加減はキモチ改善余地があってコンビニおにぎり1.5個ほど、+¥50で大盛りにできるようだったが今日は並み盛り。
近隣住民とか事情通の外回り営業さんとかが顧客層なようで、このランチを記事にして公表すると混みそうで彼らが激怒しそうだよなぁと思ってしまうのである。
マークしていたことを失念して今日まで訪問しなかったことを深く後悔するというか、ガソリン代をプラスしてもマチナカよりリーズナブルだし、親方と奥さんに後光が射して見えて、定期訪問マストな店が増えたのである。
2020/01/18更新