昭福丸(閉店)
仙台市宮城野区
一般人立ち入りが厳しく制限されている国家安全保障機密の宝庫たる自衛隊仙台駐屯地は、数少ない一般公開日だけは売国奴でも反政府分子でも立ち入りができ(バレた時は身柄拘束されると思うケド/笑)、その敷地内の厚生棟内に食事処があるのだ。
2018/03まで棟内には、喫茶店はぎ、昭福丸、そのほかにさくら食堂があったようなのだが、さくら食堂が閉店してしまい残す2店で営業をしている。
こういう立地で不況閉店でもないだろうにと思うわけだが、昭福丸は店内10卓くらいの規模で、食券を購入して一部セルフ盛り付けのセルフ配膳・下げ膳のカジュアルな食事処である。
定休日 不明というか一般立ち入りできるのは限られた日だけ
営業時間 詳細不明だが11時半過ぎには営業していた
駐車場 基本ないが、一般公開日には事前申請すれば障害者のみ車両立ち入り駐車可能
昭福丸ホームページは見当たらず
昭福丸の口コミサイト記事はこちら
昭福丸の場所はこちら
2023/09
久しぶりで自衛隊イベントに乗じ敷地に侵入したら、村井食堂という店名になっていた。
2023/10/28更新
2019/04訪問
日夜地球平和のために体を張っている自衛隊を表敬すべく、一年ぶりに苦竹駐屯地の桜祭りに参戦、年に数日しかない一般ピープルが駐屯地内に立ち入ることができる日なのである。
戦車や桜には目もくれずオンナコドモが溢れかえる敷地の中央付近にある厚生棟に突入、まっすぐに食堂に向かう。
店名が昭福丸というくらいでたぶん海モノがお勧めなのだろうに、昨年はあえてチキンカツを食べたので、今年はということで海鮮丼@780の券売機ボタンをポチり。
ちなみに一番人気はマグロ三昧丼らしいがスルー。
店の一番奥に席を取って待つことしばし、ネタを載せるだけだからそこそこ早く番号お呼び出しでカウンターに行ってセルフ配膳である。
選べる小鉢は揚げ餃子をセレクト、汁物は牛肉だしのテールスープ風をチョイス。
さて海鮮丼、ネタは10種類で厚くはないが薄いというほどでもなく、お値段としてはそこそこ充実。
ご飯は薄口酢飯で、自衛隊ボリュームを信じ切っていたのにコンビニおにぎり2.5個弱とすごく控えめな量で、一気に勝負がついて全然物足らなかったのである。
ちなみに他客さんが注文していたソースかつ丼のカツがかなりいい塩梅なビジュアルで来年の標的に確定したのであるが、あれはハーフカツ丼かフルサイズカツ丼かどちらなんだろうか。
食後はもう一店営業している向かいの喫茶店ランチの様子をうかがい、敷地内を散策して戦車やヘリ見物し、売店で地球防衛グッズを戦利品としてお買い上げして撤収したのである。
ミリタリーオタクでなくても楽しいのである。
2019/05/18更新
2018/04訪問
<凄く長文>
苦竹の自衛隊駐屯地に年に数回だけ一般人が立ち入れる食事処があるのはもう何年も前から知っていて、気になりつつも想いを遂げるチャンスをずっと逸していたのである。
隊員やオフィシャルに立ち入り許可を得られた業者さんの従業員、あるいは協力国家の軍隊の隊員とかでないと立ち入り許可されない食事処となるとやはり知的好奇心が掻き立てられるわけで、ついに作戦決行の日が訪れた。
当日は駐屯地の一般開放桜まつり、今年は温かくなるのが早くてすでに散りはじめてしまっているが、個人的に花見はいちおう最優先課題ではないということで良しとする。
JR石巻線苦竹駅からほんの100mほどで駐屯地ゲート、思ったより来客が少ないなぁと思いながら敷地に入ったのは11時20分頃である。
ちょいとだけ展示物や敷地内散歩を楽しみ、今日のプライマリターゲットである厚生センターに入ったのは11時半、ロビーは意外と民間人特にオンナコドモであふれかえっているが、とにかく懸案であった食事処を探して歩を進める。
営業時間は未確認、さくら食堂が閉店してしまっていることにショッキングを覚えつつ喫茶店はぎと食堂昭福丸は営業中で、すでに結構な客の入りである。
喫茶店メシは好み的にイマイチなので昭福丸に入店、事前情報収集の通り券売機がある。
店名からすれば海鮮系料理を攻めるのが順当であるが意外と料理バリエーションは広く、しかも日米合同訓練で米軍さんに人気があったのがチキンカツだとか、The sauce katudon とか、イロイロ押しが強くて悩みまくる。
結局今回は自衛隊の並み盛りの相場がわからぬまま、ガーリックチキンカツ定食(5枚)@600とご飯大盛りチケット@100をポチり、さすがに具大盛り@200は見送った。
店名から推しとおぼしき海鮮系の丼物は、ネタの充実度はわからないもののこういう店舗立地にしては意外と安くなくて期待外れ感がないでもない。
料理提供カウンター向っていちばん左手のおねぇさま達に不安なまま食券を差し出したところ、ちょっと顔を見合わせ定食のご飯はセルフ盛りだからと、一方的にご飯大盛りチケットをキャンセルされて¥100返金、まぁいいんだけど。
ガーリックチキンカツ定食チケット半券をモギられて着席し、しばし待機し番号を呼ばれるのを待つわけだが、BGMはかかってるしチビ達が甲高く騒ぎわめいている中なので呼び出しが聞こえにくくて、聴覚に集中することしばしようやくお呼び出しである。
提供カウンターに行って用意されているのはお盆に載ったチキンカツプレートだけで、小鉢ひとつ取ってね~というおっちゃんのご指示に従い今回は肉団子ケチャップ煮小鉢をゲット。
あとはご飯と汁物なのだが、提供カウンター前で料理のお盆をもちながらウロウロ盛りつけするのは仮置きする場所がないので結構ツラい。
不自由に耐えつつ今回は海鮮丼コーナーにあった醤油皿に甘酢生姜ととんかつソースとチューブ入り辛子もなんとか確保し、ご飯を盛って2種あるスープは豚出汁スープをチョイスしてようやく着座。
さてまずご飯、炊き加減軟らかめで個人的にはイマイチなのだが、飯碗が自衛隊サイズというか普通に盛ったつもりでコンビニおにぎり4個を超える量になりお替りはご遠慮することにした。
豚スープは結構普通に美味い。
チキンカツはどうガーリックなのかいまいちだったが、直径6cmほどの腿肉で5枚、辺縁部は少し揚げすぎだが中央部肉厚1cmのあたりはジューシーで良い揚がり具合で、人気があるのはまずまず納得である。
肉団子は結構大豆たんぱく感のあるものだったが、十数種類のうちにはもっと旨い小鉢もあるだろう。
満足感というか充実度は料理によるのだろう、まぁ今回はコストパフォーマンスとしてはまずまずで、次の訪問機会がちょっと楽しみである。
ちなみにこのあと売店を訪問、迷彩柄の各種アーミー商品はたくさんあったんだがどうも好み的にイマイチで、でもいくつか国家防衛必需アイテムをお買い上げして撤収したのである。
売店は何店舗かから構成されていて食品はデイリー○マザキが扱っているのだが、レジ袋は普通に白いポリエチだったので、次回一般開放までには迷彩柄のレジ袋にしてほしいと店員のおねぇさんにお願いしておいた。
2018/05/26更新