東龍門
仙台市青葉区
仙台市民なら知らぬものはいないであろう、宮城県民会館(というか東京エレクトロンホール宮城)の2階に立地する老舗中華料理屋である。
店内内装は多少レトロ感はないでもないしホール係のおばちゃんたちに至っては骨董品紙一重であるが、長らく県民に愛され続けてきた味わい深いお店である。
名物料理は言うまでも無く五目焼きそばで、ウィークデーの昼食時間はやたら混むのである。
定休日 水曜
営業時間 11:00~20:30※15時~17時休店
駐車場 無いんじゃなかろうか
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2024/08訪問
世間は3連休のなか、ちょっとぶりで天気が崩れぬうち早めに昼食立ち寄り。
料理サンプル横の日替わり定食掲示を見たら当店にも値上げが襲来、う~んと思いつつ行くアテが少ない日曜だからそのまま一番乗り入店。
お願いしたのはやはり日替わり定食@880、お品書きを見たらもれなく1~2割のお値段アップで、半チャンラーメン@1265とかありえない価格になったものもある。
ランチ主力商品でもありじきに着膳、が、あれ?献立掲示と違う料理構成である。
掲示を間違えたか料理を間違えたかよくわからないが、個人的にはどっちでも良かったものの、いかがなものかとは思う。
出てきたのは酢豚と玉子焼き、酢豚は老舗らしいソツない味付けで小ぶりの豚3粒、玉子焼きは薄めの塩味でこちらもソツなくて、ボリュームはいずれも少ないがまずまず堅実に旨い。
ご飯はやや柔らか炊きのコンビニおにぎり3個。
かつてはまぁまぁ安いから少々ボリューム少なくても納得感があったが、とりたてて旨いという訳でもなく盛りが良いわけでもなくこのお値段になってしまっては、ちょっと満足感低迷と言わざるを得ない。
ましてや通常料理のお値段だとどう考えても競争力不足で、やはりというか退店までに後客2名だけ、果たしてこの先大丈夫なのか他人事ながら心配せざるを得ない。
2024/09/21更新
2024/01訪問
ちょっとぶり昼食立ち寄り、エレクトロンホールは28年には宮城野区移転だから、当店ランチも残り少なく今のうちにイロイロ食べたい気もしつつ、お願いしたのはやはり日替わり定食@770で諸物価高騰の折ながら踏みとどまってて感心である。
11時過ぎながらぽつぽつと来店客があって、老舗の集客力の強さを感じていたらほどなく着膳、日替わりは基本盛り付けるだけだから早いのだ。
今日の献立はカニと豆腐の煮込み+豚肉と野菜の辛子味噌炒め。
ご飯はやや柔らか目コンビニおにぎり3個に少し足らないくらい、豆腐煮込みは飾り程度だがちゃんとカニが入ってたし、豚肉と野菜の辛子味噌炒めは要は少しピリ辛な回鍋肉だが、くっきりメリハリのある味でなかなか旨い。
昔はご飯はコンビニおにぎり2個あるかないかだったが、世間並な盛りになってオカズ2種なこともありまずまず悪くない印象。
2024/02/24更新
2023/01訪問
食事スポットが枯渇しがちな日曜日ということで、ちょっとぶりこちらに訪問。
だいぶ前からお値段据え置きのままで、優秀じゃないかと思いつつお願いするのはお決まりの日替わり定食@770。
調理はおおむね事前にできているようでじきに着膳、今日の献立は麻婆春雨と、鶏肉野菜辛子炒めである。
ボリューム自体は料理いずれも小鉢に毛が生えたくらいなのだが、味わって食べるとあっさりではありつつもちゃんと深みのある旨さでさすがは老舗の味を守っているというか、だてに長寿を誇っているわけではなく、ゆえに後客も続々。
ご飯はやや柔らか目コンビニおにぎり3個に少し足らないくらい、鶏肉野菜辛子炒めはカラシは感じずどちらかいうと中華餡旨煮、麻婆春雨は麻辣はほとんど感じないがお好みで卓上ラー油をかけるからノープロブレム。
卓上の漬物も適宜いただきながら、庶民派上品中華に満足したのだ。
2023/02/25更新
2022/04訪問
営業店舗が少ない日は重宝なわけでちょっとぶり日曜ランチ訪問。
しっかり日替わり献立確認して入店、無論のこと日替わり定食@770をオーダー。
今日の献立は若鶏唐揚げ大根おろし掛け+ハムと玉子の炒りの例によってダブルで、事前調理だからじきに着膳。
ご飯はわずかに柔らか目コンビニおにぎり3個ほど、なんだかスープがかなり薄口。
鶏唐は自家製中サイズ腿5粒、ポン酢大根おろしがかかりさっぱりといただける。
卵は硬化度80%くらいで素材の味寄り。
かなり抑え目の味付けでイマドキの中華でないのが特徴的というか、いかにも老舗らしくて、こういう安定の味のニーズも特に中高齢者にはあるんだろうなぁと思いながらいただいた。
2022/05/28更新
2021/09訪問
営業店舗少ない祝日ランチということでちょっとぶりに昼食立ち寄り。
あまり焼きそば系にそそられないのでどうしようかなと思いながら店前まで来たら今日の日替わり定食が酢豚・キクラゲと玉子炒め@770ということで即決、事前調理みたいでじきに着膳。
ご飯はコンビニおにぎり3個ほどでかつてよりちょっと盛りが良くなったかな、でも少し水分多めのやや噛み応えのない元気のない米。
酢豚は甘酢餡の塩梅は良いが小ぶり3粒の肉に少し臭みがあって、イマイチ。
玉子炒めはかなり卵の風味が強くてうまい。
という訳で今日はイマイチな印象だった。
それはそうと、ティータイムに焼売2粒+アイスコーヒーで¥400(ホットコーヒーだと¥350)ってのをやってるんだね、今日初めて気づいてまぁややお得感はあるけどビミョーな組み合わせな気はする。
2021/10/23更新
2021/05訪問
GWど真ん中だからランチ営業する店も少なくて、昼食を求めて入店したのがこちら。
マーボ豆腐を食べたいようなそうでもないような気分で日替わり掲示を見たらマーボー茄子+白身魚フライ@770だそうで、速攻でご注文。
おおむね事前調理みたいでほどなく着膳。
ご飯はやや柔らかめ炊き加減もうひと頑張りでコンビニおにぎり2個ほど。
白身魚フライは安物の結着品ではない、ちゃんとした切り身を揚げたやつ。
マーボ茄子はまぁ万人受けする当たり障りのないヤツで、茄子もひき肉もまぁまぁな量で卓上ラー油を3周くらい回し掛けていただいた。
正直取り立てて絶賛するほどではないが、当たりはずれの心配なく毎度安心して食べられるランチ、もっとも今日はちょっとご飯の炊き加減に課題を残した。
2021/06/05更新
2020/04訪問
コロナのあおりで過疎の地方都市の場末みたいな感じになってる日曜日の定禅寺通り、久しぶりに昼食立ち寄り。
かけごはん系でもいただこうかと思いながら見た日替わりボードは今日は若鶏のから揚げ大根おろし掛け・ハムと卵の炒め@770だそうで、それに決定して入店・注文。
タイミングが11時過ぎと少し早めではあったが先客ゼロでほどなく着膳。
スープは鶏が良く効いていて旨いのだが、でもキモチ輪郭ぼんやり。
ご飯はコンビニおにぎり2個強、ここ数日ヘビィな昼食続きなので今日はセーブ。
鶏唐揚げは短冊に切った少し珍しい形状で、浅く漬け込んだ腿肉が150グラム弱だろうか、しっとり柔らかでポン酢おろし大根といいマッチングである。
ハム卵炒めも卵の風味しっかりで旨くて、これで¥770ならまぁまぁ納得。
2020/05/23更新
2019/12訪問
土曜日昼過ぎ近くで所用ということで、すぐ食べられそうなこちらで昼食立ち寄り。
相変わらずホール係のおねぇさまたちは店と同水準の年季の入りで落ち着き感満点、いっぽう客層も落ち着いた感じのお客さん多数の中入店、お願いしたのは五目かけご飯@700大盛り+¥100に都合税¥80である。
おにぎり4個近くのご飯の上に、10目位の具材が上品薄味な中華餡でかけられていて、まぁヘルシーというか年季の入った味である。
後客さんに届けられた並み盛りの五目かけご飯でおにぎり3個前後と見えたから、普通なら大盛までは必要ないかもしれない。
安くはないが高いというほどでもないお値段で、大盛なら満腹である。
2020/01/11更新
2017/05訪問
近くの店が営業しているハズだったのに振られてしまい当店訪問、なんか雰囲気が違うなぁと思ったら以前は窓際に並んでいた6人掛けテーブルが、店の中ほどに島状に配置された微妙に不思議な席配置になっていた。
食数限定の日替わり定食も大いに気になったのだが、以前から気になっていた味噌ラーメン@700を大盛り+¥100でお願いして待つことしばし着丼。
普通の具なしラーメンの上に茹でモヤシと、とろみのついた肉みそ餡がかかっている。
麺はウェーブ細麺でジャスト茹で加減のしっかり2玉で食べ応え満点、ベースのスープは鶏だろうか、凄く薄味である。
肉みそ餡はこれも凄く薄味で、枯れた老舗の味とでもいうかでもパンチの利いたどっしりめの味噌ラーメンの方が好きな自分としては、どうもイマイチ食べた気がしない。
もっとも麺量はたっぷりなのでかなり満腹になるわけで、でも餡かけ麺だから激熱で後半は軟らかさが目立ってきて、硬ゆでコールすればよかった気がした。
せめてできれば唐辛子か何かでピリ辛にするとか、イマドキの味にもう一工夫していただけると嬉しいのだが。
2017/07/08更新
2015/12訪問
昔はときどき食事に来ていたのにしばらくご無沙汰だったのは、自分はどちらか言うとご飯定食ものが好きなのだが当店の五目焼きそばの印象が強すぎ、五目焼きそばも嫌いじゃないんだけどなんとなくスルーしていたのである。
しかし近頃ではご飯定食もそれなり充実しているようだし、ひとつ偵察してみる気になって来店したわけである。
まぁ定食類は少々お高めなのだが、店頭掲示で日替わり定食(限定15食)@700というのにがっちり掴まれてしまった、限定恐るべし。
今日の献立は酢豚&キクラゲと卵の炒めで、だとしたらいくしかない感じで、料理のチョイスに悩む風を見せながらお品書きの記録作業が終わったらすかさず注文である。
昼食ピーク時間まで間があったのとすでに調理済みだったのとで、五目焼きそばなどを頼んで料理待ちの先客をぶっちぎって3分ほどで配膳。
まぁ@700だと思えば冷め加減で見た目それなりではあるが、酢豚は少しケチャップが加えられていてどことなく懐かしい味付けで豚肉3粒、キクラゲと卵の炒めは卵の味がしっかりしたミディアムレアである。
ご飯は炊き加減まずまずでコンビニおにぎり2個弱、本日の自分の空腹具合からすればこれにラーメンくらい追加注文しても良かったのだが、少し体重を落とすために我慢。
味はなかなか宜しいしコストパフォーマンスもまずまずでいい塩梅なレトロ感が何よりご馳走、早い時間帯に昼食がとれる時には限定日替わりを狙ってみるのも悪くないだろう。
2016/01/09更新