藤七
仙台市青葉区
かつて漢方系(かな?)薬局があったように記憶する愛宕上杉通り沿い・NHKの北側に2015年夏にオープンした、山形の肉そば・鶏中華専門のお店。
カウンターが6~7席と隅に2人掛けテーブル×1、中央に立ち食いテーブルが1卓の、黒基調でシックな雰囲気のBGMにジャズボーカルが流れるお店。
まず最初にお会計でお支払いをして注文ナンバー入りのレシートを受け取り、自分の番号が呼ばれたらセルフで料理を受け取る方式。
昼時通りかかって覗きこむと、店内にオヤジが多数起立しているのが見えるなかなかの繁盛店である。
定休日 不定休(入口あたりに休業日が貼ってある)
営業時間 11:00~なくなるまで(2015/09現在)
駐車場 無いんじゃなかろうか
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2022/05訪問
5月残すところ数日の日曜日、5月というのに30℃近くになるらしいから、日曜でなければ他店に行くところやむなく超久しぶりに来てみたら20人近い入店待ちで、納得いかない門前払いを喰らったのである。
そういう訳でリベンジに立ち寄ったのは20℃に足らない翌日、11時開店の10分ほど後の着店ですでに店内に料理待ちが3~4人のご繁盛である。
前払いでお願いしたのは鶏中華(大)@770、当店は基本的に冷やしだけで、冬季だけ温麺を提供する。
呼び出し番号が記されたレシートを握って待つこと少々、お呼び出しでセルフ配膳。
当店は椅子席が7脚あるほか、店中央に立ち食いテーブルで6人、ダークダックス状態で7~8人の多くて15人ほどが同時喫食限界である。
さて鶏中華、麺が結構黒っぽく少し透明感がある更科蕎麦に近いくらいの見た目で、ホントに中華かと思ったが周りのお客さんが食べてる肉そばは真っ黒だから納得。
冷水でしっかり締めてあって、2玉あろうかなかなかなボリューム感ではある。
トッピングはヒネ鶏の胸と腿が少しずつとネギ、スープはあっさりやや薄口のゴクゴク飲めるやつ。
そうそうスープが薄いからあまり来店モチベーションが湧かなかったんだっけと思いつつ、昨日の恨みを晴らすべく味わっていただいた。
まぁこれはこれで旨いんだけど、市役所近くの味濃い目コールできるお店の方が好きかな、なおかつやはり冷やしよりは温かい鶏中華のほうが好きかな、先日なら良かったのにね。
席の空き具合に合わせて料理を提供しているようで、食べ終わったころには店内外に待ち客ができていて相変わらず人気だなと見ていたら、店の窓に6月から値上げの掲示を発見。
大盛りで@800超えはちょっとなぁと思いつつ撤収。
2022/07/09更新
2016/07訪問
ぐっと気温が上昇して今日行かずしていつ行くのじゃという感じで来店、冷たい鶏中華(大)@750をお願いしたら呼び出し番号5番ですとのことだったが、まだ空いていたからか席まで持ってきていただいた。
麺は2玉近い量かな、冷水で締めて腰がある割には軟らかくて、麺の小麦配合比率の低さを示唆するストレート細麺。
少しひんやりするくらいで冷たいというほどでもないスープは去年9月に比べてかなり量が減って、しかも旨みが無くなって輪郭のぼやけた淡白すぎる味である。
今日の鶏チャーシューは親鳥だったが胸肉・腿肉半分で少々臭みが感じられる。
土曜日で11時半過ぎた頃には結構な客の入りになったが、まぁ肉そばは食べてないからそちらについて見解は述べられないものの、流行っている理由がイマイチ釈然としない、きっとそばはとても旨いのだろう。
2016/09/03更新
2016/04訪問
秋口からはあたたかい麺も提供する筈なのは知ってたが、冷たいそばの印象が強すぎて冬場訪問しそびれ寒さも和らいで再訪、今日のお目当てはあたたかい鳥中華(大)である。
が、諸般の事情だそうで税込@700だったのが税別@700になってしまい、少しリースナブル感低下に落胆しながら¥750を前金支払いして待機。
しばしお待ちして着丼、天かすが入ってはいるが鶏チャーシューの形が以前と違ってバラバラになっていて少しビジュアル低下、麺はかなり軟らか茹でで、スープがびっくりするほど旨みが薄くなっている。
こちらでは冷たい鳥中華しか食べたことがなくて直接比較できないものの、かつて感じたスープのコクが全くなくなっていて、麺を軟らかく茹でているところをみるとばらつきではなくて出汁の量を意図的に減らしているのだろうと思える。
鶏チャーシューも旨みが減って肉の締まりも無くなっていて、普通のブロイラーではなかろうか。
麺量はたっぷりだがどうも食べた気がせず、まぁ念のためそのうち冷たい鶏中華を再食しての判断であるとはいえ、このレベルに落ちたのだとすると流行っているのが解せない。
2016/04/30更新
2015/09訪問
8月初めにオープンしてるのは気づいていたのだが諸般の事情によりなかなか訪問できず、暑さもすっかり影を潜めてからようやく訪問。
肉そばは冷やしが一般的なのでよいとして、イロイロ情報収集したところによると鶏中華も冷やししか提供していないらしいので、これ以上涼しくなると冷やし麺が旨く無くなりそうになってあわてて訪問したのだった。
店に入って念押しに聞いたら提供しているのはゲソ天と冷たい肉そばと冷たい鶏中華だけだそうで、麺は並み盛り@600と大盛り@700とでっかい@900で鶏中華としてはそこそこリーズナブルな値段設定に思える。
麺量は多めででっかいになると3玉分くらいあるということだったので、今回は厨房側のカウンター席に陣取り控え目に鶏中華大盛りをお願いした。
@200としてはイマイチ小さいなとか他のお客さんが頼んだゲソ天を観察しながら待つことしばし、鶏中華着膳。
輪切りして水にさらした青ネギの緑が目に瑞々しい。
麺はウェーブ細麺で一般普通のラーメン屋の1.7倍くらいか、冷やしなのでそれなり歯ごたえも腰もある。
冷やしというより常温と言った方が良いかもしれないスープはかなり鶏の出汁が利いていて少なからず甘口だがいい味加減で、鶏チャーシューは親鳥を使っているのかな、締まった肉を甘めに煮込んでいて歯ごたえがあり旨みが深い。
鶏中華としては甘めだが結構しっかりした味付けで値段の割に量もしっかりあるので満足感もなかなかだし、卓上の七味をかけると味が激変してこれまた面白い、
今回の訪問は9月初めだが、寒くなるとさすがに冷やしではないだろうと思い確認したら、9月下旬か10月になったらあたたかい麺の提供も始めるのだとか、まぁそんなわけでちょっと面白い店が出来たのである。
2015/10/17更新