東洋軒(閉店)
仙台市青葉区
宮町の中ほどにある、4人掛けテーブル4卓だけ・創業70年という深く静かな趣きのある中華食堂で、店主の孫娘が書いたかと思われる店内の壁新聞のような掲示物がまたホノボノほほえましくていい味わいなのである。
定休日 不定
営業時間 11:00~22:00
駐車場 あるらしいが詳細不明
東洋軒ホームページは見当たらず
東洋軒の口コミサイト記事はこちら
東洋軒の場所はこちら
2021/06
通りかかったら店舗跡は完全に更地になっていて、お隣の八百屋さんが道向かいで仮設店舗営業していたので、キャベツをお買い上げしながら尋ねたら、営業再開はしないそうだと断言された。
もうラーメン焼肉ライスセットは食べられないわけで大きな損失と言わざるを得ないのだが、店主ご夫婦のご健勝を祈りたい。
2021/07/10更新
2021/04
2021/04/28の昼前に出火、全焼してしまった。
店主が軽いやけど、消防隊員が軽傷だけで済んだのがせめてもの幸いなのだが、仙台のBORO四天王のうち中江食堂はすでに閉店、当店が焼失してしまい、残るは亀恵食堂と三浦食堂だけ、寂しくなったものだ。
やはり一度、ラーメン大盛り&焼肉ライス大盛りをやっておくべきだった、後悔先に立たずである。
75年続いた勢いでもうすこし続いて欲しかったのだが、もう焼肉ライス半ラーメンセットは食べられないんだろうか、なんとか再起を期待したい。
2021/05/08更新
2021/01訪問
日曜日にランチ営業している貴重な当店に少しぶりに訪店、お願いしたのはもはや鉄板焼肉ライス半ラーメンセット@700をラーメン大盛り+¥100である。
いちど標準の焼肉ライスをお試ししてみなければと思いつつついセットを選んでしまうのだが、標準焼肉ライス¥700とそん色ない(まさかそんなことはさすがにあるまいが)と仮定するとラーメンの標準価格が¥550だから、とんでもなく良いコストパフォーマンスなのである。
100歩譲って内容が多少簡素化されているとしても、ラーメンと焼肉ライス両方を味わえるのは何物にも代えがたい魅力である。
というわけで着膳、ラーメンはつるっとしたキモチ柔らか茹でのやや縮れ細麺、毎度鶏出汁の輪郭がはっきりしたうまみのあるスープが秀逸である。
焼肉ライスはこれでもかというほどのテカりを帯びたご飯が進む甘塩っぱさクドさである。
今日のご飯は少し柔らかめコンビニおにぎり1.5個ほどで、今日もやはり焼肉の威力が圧倒的で全然ご飯が足らなかった。
毎度ご飯大盛りの誘惑と戦わざるを得ない当店である。
2021/03/13更新
2020/10訪問
今日はそれほど空腹でない日曜日、少しだけご無沙汰していたので昼食訪問。
11時過ぎ先客一組は食事中で、お願いしたのはもはや鉄板の焼肉ライス半ラーメンセット@700を全ラーメンにサイズアップの+¥100である。
じきに残る2卓にも来客がある意外なご繁盛で、ワンタンメンや半カレーラーメンセットのオーダーが入る中、ほどなく着膳。
まず伸びないうちにラーメンから、年は細ウェーブで今日はナニゲに弾力というか張りが弱い気がして、茹で加減というより微妙な麺の配合か寝かせ具合かなにかがちょっと甘かった感じ。
スープは毎度ながら輪郭はっきり旨口の鶏スープである。
ご飯はコンビニおにぎり1個強でまずまずの炊き加減、焼き肉は以前より一回り小さくなった気もしないでもないがなかなか良い肉質の豚肩ロースが3枚。
焼きタレは以前は中華味噌の主張が強かったが今はそれほどでもなくてでも相変わらずご飯が進むクドい味で、ラーメンとともにご飯のほうも大盛りにしたい誘惑との戦いになるのである。
宮町で一目置かざるを得ないランチである。
2020/11/07更新
2020/05訪問
5月なのに最高気温26℃に迫る日曜のランチに訪問、4卓中3卓に先客がある妙な繁盛に驚きつつお願いするのはいつもの焼き肉ライス半ラーメンセット@700をラーメン大盛+¥100である。
待つことしばし着膳、いつもと変わらぬビジュアル。
ラーメンはやや縮れ細麺ジャスト茹で、今日も輪郭はっきりな鶏出汁がますます旨い。
考えてみるとラーメンは@550だから、この焼き肉ライスが¥250でいただけるのは破格である。
とはいえコッテリ中華みそ味仕立ての7cmサイズの肩ロース3枚に塩昆布、漬物、梅干しまでついて、なのにご飯はコンビニおにぎり1個強ほどしかなくて、明らかにご飯が不足してしまうのはいつも通りなのである。
ご飯量以外はとても満足感の高いセットなのである。
2020/07/11更新
2020/02訪問
4か月ほどのご無沙汰で日曜昼食に立ち寄り。
お願いしたのはもう自分には鉄板の焼き肉ライス半ラーメンセット@700をラーメン大盛+¥100で。
今日はまだスタンバイしてなかったか15分ほど要して着膳、いつもと変わらぬビジュアルである。
さてラーメンはいつもながらくっきりした鶏出汁、やや縮れ細麺は今日はちょっと茹で過ぎ柔らかめで、飲み物に近いのど越しである。
肩ロース焼肉は直径6cmほどが4枚、なんかちょっと違うなぁと思ったら今日は中華みそ味でなくて醤油味である。
とはいえいつものように甘塩っぱコッテリだからコンビニおにぎり1.5個ほどのご飯が進んですぐに完食、毎度ながらもう少し長時間味わっていたい気がする。
ちなみに結構な脂なので、食べ終わると唇がテカテカになる。
2020/03/28更新
2019/10訪問
しばらくぶりで昼食訪問、開いてないことが数回あって心配していたのだがたまたま臨休に出くわしたらしくて、営業状態お変わりないのにホッとしながら焼き肉ライス半ラーメンセット@700を、営業については安心したが心穏やかでない体重傾向なので、並み盛りでお願いした。
消費増税の影響はなさそうで、有難い限りである。
しばしお待ちして着膳、ラーメンはやや縮れ細麺茹ではちょうどで、鶏出汁の輪郭はっきりいつもながら美味い。
ご飯はコンビニおにぎり1.5個弱で、昆布佃煮、漬物、梅干もついて、中華甘味噌でコッテリやや塩っぱ目の肩ロースは中~小サイズが4枚とご飯が進んで全然足らない。
今日も大盛りにしたい欲望との闘いなのである。
2019/11/16更新
2019/04訪問
昨夜のダメージはないとはいえ汁物が欲しくなる日曜日、かといってご飯も食べたいしと昼食訪問、お願いし¥するのはいつもの焼き肉ライス半ラーメンセット@700をラーメン大盛り+¥100である。
先客2名、後客5名と意外といってはなんだが結構なご繁盛で、だいたい皆さんタイムサービスセットをご指名である。
しばしお待ちしていつものセット着膳。
ラーメンはやや縮れ細麺茹ではジャスト、鶏出汁の輪郭はっきりななかなか美味い一品である。
ご飯は今日は炊き加減イマイチかな、コンビニおにぎり1.5個弱である。
焼き肉プレートには昆布佃煮、漬物、梅干も乗っかっていて、しかも中華甘味噌で炒めた肩ロースは中~小サイズが4枚と気前がよく、ご飯が全然足らない。
体格マネジメントのためご飯はデフォルト量で我慢しているのだが、やはり大盛りにしたい欲望との闘いなのである。
2019/05/11更新
2018/12訪問
祝日昼食ということで久しぶりに来店、お願いするのはいつものランチタイムディスカウントの焼き肉ライス半ラーメンセット@700を、半ラーメンを+¥100で普通盛りにスケールアップである。
ホントはご飯もフルサイズにしたいのだが、そこは体重制御のため涙をのんで我慢。
料理提供を待つ間に来店客ボチボチで意外とそれなり流行っている。
さてラーメンはウェーブ細麺がしっかりした味の鶏スープに沈んでいて、いつもながら美味い。
焼き肉は肩ロースかな、キモチ筋っぽいが5mm厚8cmサイズが3枚、中華甘味噌味で焼かれていて実にクドくて美味いというか、提供されるコンビニおにぎり1.5個のご飯では到底足りないのである。
次回来店までにはちゃんと体重を落として、ラーメンもご飯も心おきなく大盛りにしたい。
2019/02/02更新
2018/06訪問
なかなか久しぶりの当店、しばらく来ぬうちに東六番丁小学校生が書いた店内掲示が少し新しくなって、それによれば開店はせんそうが終わった時からの70年まえで、1日にお客さんは10人~20人なんだそうである。
ありゃりゃ当店もボチボチヤバいかなと思いつつお願いしたのはいつもの焼き肉ライス半ラーメンセット@700をラーメン大盛り+¥100で、ちなみにランチタイムとディナータイムの奉仕品である。
着膳をお待ちしている間に後客さんがお二人ほど入店してご注文はラーメンと半炒飯ラーメンセット、もっと店の稼ぎになるもの頼めよと思っていたら着膳。
伸びぬうちにということでまずラーメンから、ウェーブ細麺とチャーシュー、なると、メンマのありふれたトッピングなのだがスープの鶏味が輪郭はっきり過不足なく主張していて、いつもながら旨い。
豚ロース肉厚6mm×6cmサイズの焼き肉3枚は中華甘味噌が効いたこってり味で、テカり加減も素晴らしく食欲を誘い実際ご飯が進んでやまないデブ涎垂の一品なわけで、よそわれたコンビニおにぎり1.5個のご飯では到底釣り合わない量なのだ。
やっぱ次回から麺大盛り+¥100+ご飯も大盛り+¥100かなぁ。。。
2018/08/04更新
2017/12訪問
ダメージが残るほど昨夜はハシャイではいないものの軽い脱水状態気味なこんな日は、やはり美味いラーメンという訳で来店。
お願いするのはいつもの焼き肉ライス・半ラーメンセット@700をいつものラーメン大盛り+¥100である。
しばしお待ちして着膳、なんとなくいつもに増して焼き肉がテカっていて美味そうである。
ラーメンはプリッとした噛み心地の少し柔らかめ細ストレート麺、スープは落ち着いた味の鶏で、蝕まれ気味の心身をいやしてくれる。
ご飯はコンビニおにぎり1個強、焼き肉はまずまずな豚ロースが3枚で少し中華味噌が入ったタレで焼かれていて、これがまたクドい味でいやがうえにもご飯が進む。
宮町ランチ最強の一食と言って決して言いすぎではないのである。
2018/02/03更新
2017/07訪問
昼食に立ち寄り、酷暑が続いていて皆さん食欲不振なのか先客も後客もない本日である。
てもうほとんど決まりきったパターンという感じで、ランチサービスの焼き肉ライス・半ラーメンセット@700を、ラーメン大盛り+¥100でお願いした。
ほどなく着膳、今日のラーメンは客が少なくて気温が高いからスープが煮詰まっているのか、かなりしっかりした鳥の風味がストレートに効いていつもに増して美味い。
炊き加減まずまずのご飯はコンビニおにぎり1個強、甘味噌混じりのタレ味の玉ねぎ・ニンジン・ロース肉は今日もクドめの後引く味でご飯が一瞬でなくなった。
やはりこのセットはレベル高いと思うのである。
2017/08/26更新
2017/03訪問
お久しぶり来店で、意外といってはなんだが先客が3人もいて後客も3人とご繁盛しているなかで、焼肉ライス半ラーメンセット@700を焼肉ライス全ラーメンセットに格上げできるかかねてより気になっていたのでダメ元でお聞きしたら+¥100でOKとのことで、それでお願いした。
決して焦って調理しない主義なようで20分近くかかりようやく配膳、やはりラーメン丼が大きく見える。
当店自慢のラーメンは今日もやや薄味ながらちゃんと味に輪郭のある鶏出汁、ウェーブ細麺は今日はジャスト茹ででしっかりした噛みごたえがあって、さほど鶏ラーメン好きでない自分でも美味いと思う。
炊き加減まずまずのご飯はコンビニおにぎり1.5個ほど、甘味噌(?)混じりのタレで炒めた玉ねぎ・ニンジンとなかなかしっかりしたロース肉の焼き肉は今日もクド目の味でご飯が進みまくる。
焼き肉定食が@700でラーメンが@550だから、この焼肉ライスが定食相当だと仮定したら猛烈にお得感ありで、もしそうでもなくてもこの味とボリューム感なら十分リーズナブルなのである。
2017/04/29更新
2016/12訪問
前々から当店のカツ丼@750がどのようなものか気になりながら毎回ラーメンの誘惑に負けていて、ついに今回ご飯大盛り+¥100でお試しに踏み切った。
若干時間を要して着膳、大盛りのはずだがさほどの迫力はない。
カツは肉厚8~9mmの10cmサイズで特段リーズナブルには見えないが、なんだか揚げ油の風味が美味くて肉も良い肉で味が濃く食べ応えがある。
とじ玉子は熱はしっかり通っているものの結構フワトロでいい塩梅である。
ご飯はコンビニおにぎり3個分ほど、少し柔らかめの炊き加減にとじ汁が多めなので汁掛けごはんに少し近くて、薄味のとじ汁で少々味にメリハリがない感はある。
卓上の七味をかけたら引き締まったが、やはり当店ではラーメンに軍配が上がる感はぬぐえなかった。
2017/01/22更新
2016/07訪問
しばらく訪問していなかったなぁということで昼食に立ち寄り、通常価格@900ながらランチタイムは@700になる半チャーハンラーメンをお願いした。
しばし待って着膳、ラーメンは腰のある細縮れ麺で毎度旨みのある輪郭のはっきりした鶏スープである。
半チャーハンはコンビニおにぎり1個弱、ややオイリーでもっちりした食感の、やはり輪郭のはっきりしたしっかり目の味付けのものである。
半チャーハン旨いのだが、実質¥150だと考えるとリーズナブル感はイマイチかな。
2016/08/10更新
2016/01訪問
昼食をいただきに来店、相変わらず濃厚な昭和感というわけで焼肉ライス半ラーメンセット@700をお願いした。
半ラーメンは正味0.7ラーメンくらいだろうか、気持ち軟らかめ茹での微ウェーブ細麺が、かすかに甘さを感じる落ち着いた鶏出汁+醤油スープにもぐっていて、やっぱり美味いのである。
ご飯はコンビニおにぎり1個強やや軟らかめの炊きあがり、焼肉は玉ねぎと人参とお値段的に文句のないロース肉で、味噌(?)混じりの焼肉タレがクド甘めでこれまたご飯が進む。
とはいえ空腹だと成人健康男子には少々不足気味な量で、半ラーメン→フルサイズに格上げできるか次回確認してみよう。
でもいちどカツ丼にご挨拶したいしなぁ。。。
2016/02/13更新
2015/08訪問
青葉区でも昭和感トップクラスであろう飯屋に久しぶり訪問、前回他所のお客さんが頼んで気になっていた半カレーラーメンセット@650をお願いした。
ラーメンは例によって薄味ながらちゃんと味に輪郭のある鶏出汁、ウェーブ細麺はやや軟らか茹でながらしっかりした噛みごたえがあるもの。
半カレーのご飯はコンビニおにぎり1.5個くらいでルー量は少なめだが、粘度が高く香りも強く、でもあまりホットでもスパイシーでもなく、とはいえ結構ウスターソースを思わせる味の印象が濃くなかなか個性的な味わいの一品である。
個人的にはカレー目当てに熱烈リピートする予感はないが、でもこれならリピーターはいるに違いない味。
2015/09/05更新
2015/04訪問
うんと古い中華屋さんということで、ずば抜けてとまでは言わなくてもちゃんと地域常連客から贔屓にされるクオリティは期待できると判断して初訪問、店内はなるほど70年続く味わいがあって、惜しまれつつ半年前に店を閉めてしまった柏木のきがる食堂と相通じる空気の匂いに気持ちがなごむ。
お願いしたのはランチタイムサービスの焼肉ライス+半ラーメンセット@700である。
自分のすぐ後に来店した常連と思しきお客さんの半カレー+ラーメンの方が先に供され、カレーのにおいがかなりスパイシーで旨そうなのに気を取られていたらじきに着盆。
これが当店で言う焼肉ライスなのかと少しとまどいつつまずラーメン、加減良く茹でられたウェーブ細麺約0.7玉が、期待以上に旨いスープに沈んでいる。
鶏出汁+醤油なのだが味に丸みと深みがあって、70年間の熟成の味とでもいえばよいだろうか、ほほうとニヤケてしまうのである。
ご飯はコンビニおにぎり1個強、焼肉は玉ねぎがしゃきっと甘くお値段的に文句のない肉量で、焼肉タレには味噌が混ぜてあるのか風味豊かでごはんが進む結構斬新な味である。
さほど期待せずに訪店したのだが、70年の実力はダテではないと恐れ入ったのである。
2015/05/30更新