ITコーディネータ システムアナリスト 西川雅樹のホームページ


エンドー
山形県山形市

山形の羽前千歳駅前に立地するさもない地元密着スーパーマーケットなのだが、ゲソ天に強いこだわりがあるというかゲソ天による全国制覇をたくらんでいそうなお店。
注文を受けてから取り寄せただかいう烏賊ゲソを米油で揚げてるんだそうで、結構な評判ではある。
スーパーなんだけどゲソ天重とかイートインもできるし、不定期にゲソ天食べ放題イベントとかやってるらしい。
ちなみに公式ホームページの凝り方も尋常じゃなくて、思い入れは良くわかるが個人的にはフラッシュ多用しすぎで正直ちょっとなぁ。

定休日   日曜
営業時間 10:00~19:00
駐車場   店脇5~6台

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2019/07訪問

「たぶん日本一のゲソ天」というキャッチコピーを聞けば、確かめずにいられないのがヒトがヒトたる知的好奇心の発現というものである。
山形攻略の下調べ中にアンテナに引っかかった当店、普通に地元スーパーなようだがとにかくゲソ天のアピールが濃くて、これは早々に実地検分せねばなるまいと思ったわけだ。

さて昼過ぎの気温が30℃にもなった作戦決行日、10時半に着いたらまだご飯が炊きあがってないあと15分だ、ということらしいので、どうせゲソ天も揚げるのを待たなければならないし待つことにして、イートインでげそ天重@800とテイクアウトでピリ辛と塩レモンの小(各@400)をお願いする。
お待ちするあいだ、どのようにゲソ天重を知ったか/関西訛りだがどこから来たか/ブログはやってるか・・・等々店の兄ぃちゃんが結構話しかけてくるしウンチクを語る。
しばしお待ちして野菜煮物の小鉢とかがつくお膳が着膳、天重は配膳時に半開きで提供されるのがコダワリなのだろうか。

ゲソは10数足くらいかな、タレがかかってコンビニおにぎり1.5個ほどのご飯に載っている。
なるほどウンチクのとおりふんわりさっくり軽い食べ心地で柔らかい、のだが、なにぶん少なくて食べた気がしない。
イロイロこだわりはあるんだろうし旨いのだが、これで@800は高すぎ感が否めない。
ちなみにたれは煮詰めっぽい粘度の高い甘みの強いもので、個人的には嫌いじゃないけどゲソ天にはもっとあっさりサラっとしたタレのほうが合いそうな気がする。
「たぶん日本一のゲソ天」とやらを使った天重は、ネタになったが店の兄ちゃんには悪いがさほどではなくて、そもそも自分は天丼派でなくかつ丼派だったことを思い出したのであった。

それはそれとしてテイクアウトの2品、疲労困憊から回復するため蔵王温泉プチ湯治した晩酌の肴に供したのである。

まず塩レモン、揚げて約7時間経過しゲソから出た水分で衣がシットリになっているが、衣はなるほど兄ちゃんが言った通り接着良好で、剥がれ落ちるようなことはなく仕込みの技が光る。
一番人気というだけあって、まさに塩とレモンがゲソの旨味や食感を引き立て、ビールで一瞬のうちに全員抹殺。
ピリ辛のほうはピリ辛感はそれほどでもなくて、ちょっと油が重たい感じでテイクアウトするなら塩レモンの圧倒的勝利である。

でまぁ結論としては、はっきり言って高すぎだけど技も味も光ってるなぁって感じで、もう少し上手く販売戦略を組み立てたらゲソ天をキラー商品に育てられて商売繁盛できるのになぁ、って感じ。

2019/08/03更新

山形 エンドー
山形 エンドー 入り口
山形 エンドー 入り口掲示
山形 エンドー 店内ゲソ天お品書き
山形 エンドー イートイン
山形 エンドー イートイン
山形 エンドー イートインお品書き
山形 エンドー げそ天重
山形 エンドー げそ天重
山形 エンドー テイクアウトのゲソ天2品
山形 エンドー テイクアウトのゲソ天2品

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