季分屋
山形県山形市

山形道・山形蔵王インターチェンジの笹谷寄りにある、結構レジェンドな自宅レストランである。
料理を安く提供したいからと店を自宅に移したのは良いとして、相当混むとか料理の提供にとにかく時間がかかるとか、でも安くてうまいとか、いろいろネタの多いお店である。

定休日　　　不定
営業時間　１１：３０～１４：３０、１７：３０～２０：００(夜営業は土日のみ）
駐車場　　　店脇に６台くらいだが縦列に詰めて駐車、奥の車が出るときは食事中でも移動に立つ

季分屋ホームページは見当たらず
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2015/07訪問

待ち時間が長いことでも有名で長らく二の足を踏んでいた当店、ようやく訪問に踏み切った。
１１：１５頃から駐車場でスタンバイするのだが全然営業しそうな雰囲気がなく、なのに１１：２５に準備中なのにおばちゃん４人がゾロゾロ入店したので後に続いて突入である。
おばちゃんたちは予約客らしく一番の奥の座卓に入って行ったので、自分は一番前のテーブルに着座する。
気になる料理ばかりだがやはりまずお品書きトップを攻めるしかないだろうということで、自家製タレのカツ丼＠５５０をお願いした。
２０分ほどして着盆、丼といいつつ皿盛りなのが意表を突く。
掌サイズ近いかなり大判のとじカツで、その大きさゆえに丼に盛ると食べにくいという配慮から皿盛りなのだろうか、肉厚は７～８ｍｍ、少し醤油が前に出てるが薄口のややメリハリのないとじ汁で汁気は少なめ、卵は半生のよいとじ加減である。
ご飯はコンビニおにぎり３個近くと十分なのだが、カツがボリューミーなのでご飯不足になるのがこれまたユニークだしヘタな店なら１０００円超えでもおかしくない重量感で、これを￥５５０で供する店の人気の理由の一端を垣間見た思いである。
店を出ると駐車場には車びっしりで、後から来た客に車を動かしてもらわないと帰れないというちょっとした不便はあるが、いろいろお試ししてみたい店ではある。

2015/08/15更新