九十九鶏本舗
山形県山形市
山形で駅弁と言えば米沢のアレがたぶん名実ともにチャンピオン格なのだが、地元で根強い評価を得て約50年の九十九鶏弁当も山形市民のソウルフードと呼ばれているらしい。
お店は平成28年に移転したんだそうで、現店舗は新しくてさほど歴史を感じさせない。
こちらの店舗での販売は持ち帰りのみ、一番人気という九十九鶏弁当、チキンロール入り、要予約の極上の3種類があって、店先でお願いしたらあっという間に箱に詰めていただける。
お店で買ったときだけ、ご希望によりインスタントワカメ味噌汁ポーションサービスである。
定休日 正月3日間+臨時
営業時間 08:30~18:00
駐車場 店脇に5~6台
九十九鶏本舗ホームページは見当たらず
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2018/11購入
すごく近頃、九十九鶏弁当が山形市民のソウルフードであることを知り、賞味したくて夕食用に購入するため店に立ち寄り、お願いしたのは一番人気@810の大盛り+¥108である。
帰宅して開封してみると、上3分の1はいろいろオカズコーナー、3分の2が鶏そぼろと鶏照り焼き3切れが乗ったご飯エリアで総重量450グラムご飯はコンビニおにぎり3個弱ほどである。
まずそぼろが乗ったご飯を一口 醤油と砂糖が混ざった甘い香りが鼻腔をぬけ、甘塩っぱいややクドめな味つけが食欲に火をつける。
鶏照り焼きをかじると、少し香ばしい醤油の香りと輪郭はっきりした意外とストレートな醤油味が口に広がる。
箸をオカズコーナーに転じ、黒丸っこいものをつまむとそれは予想外なピリ辛コンニャク玉、黒いおはじき玉のようなそれは噛んだ瞬間にビールが欲しくなる。
赤いのはさくらんぼ、黄色いのはパイナップルだが、ほかに4種類ほどあるオカズコーナーの具材はまさかのすべて漬物である。
さすがはコンニャク・果物・漬物王国山形、まさかオカズが王国食材で埋め尽くされているとは思わなかった。
たしかに美味しかったが、このお値段なら温かくてもう少しコストパフォーマンスの良い外食ができると思うと、ちょっと微妙かな。
2019/01/05更新