山形水産いちば食堂
山形県山形市
山形市漆山にある、山形市公設地方卸売市場の水産棟2階にある市場食堂である。
4人テーブル×5卓と小上がりテーブル×5卓、食券を購入し、名前を書いてカウンターに出し、呼ばれたらセルフ配膳する掟。
山形市公設地方卸売市場自体の一般立ち入りの可否は定かでないが、水産棟2階へは管理棟から歩道橋を渡って行ける。
定休日 たぶん市場カレンダーに準じる
営業時間 06:00~14:00
駐車場 たぶん場外駐車場数十台
山形水産いちば食堂ホームページは見当たらず
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2018/11訪問
まぁどんな旅にも秘めた目的の一つや二つはあるのだが、秘めてないけど今回の大事な目的の一つが6時から営業するこちらでの朝食である。
というわけで4時起きまでしてやってきた山形卸売市場食堂、開戦である。
古人曰く郷に入って郷に従え、ゆえに場外駐車場に車を停め、だいたいわかってたけど守衛室のおじさんに案内を乞うて、階段を2階に上がって緑色の歩道橋を終着点まで渡ってね、とアドバイスいただいて粛々と歩を進める。
長い歩道橋がナニゲに期待を掻き立て、近づくにつれ店のハデな外装がズームしてきてだんだんアドレナリン(あるいはドーパミン)分泌はmaxである。
ココロの高ぶりを抑え入店、しかし店内は普通に場末な市場食堂、食券システムなのも先刻承知で頼むものも揺らぎなく並寿司@600、発券してカウンターに置くと名前書いてね~と、厨房のおねぇさん。
出来上がったら西川さ~んと呼んでくれるであろうことをちょっと期待しながら、でも料理待ち客はほかにいないので並寿司のお客さん~でもいいんだがなぁとか冷静に状況を分析する自分もいる。
しばしお待ちしてお名前でお呼び出し、そそくさとカウンターに向かい、セルフ配膳。
ん~ひとつひとつ小っちぇなと思いつつ、どうもあのおねぇ様が握ってくれたようでまぁ格安朝飯だしナニゲに並べ方に気配りコダワリが見え隠れするので良しとしよう。
味は・・・正直4時起きで腹減ってるところに試食くらいのボリュームだから一瞬で無くなってよくわからんかった(笑)が、はじめていくんならまぁいわゆる鉄板から始めるのが常道だから、正しい選択だったと思っておこう。
干瓢巻きの海苔が噛み切れないくらいやけに厚くて、さすがは水産市場と感心しながら完食。
今回は定番にこだわったが、やっぱ自分には日替わりお勧め定食系がいいように思ったり、でも水産市場だしなぁと思ったり、きっと機動的な判断が求められるに違いないのだ。
2018/12/29更新