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秋元温泉
東北(青森県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
平川 湯の沢温泉

≪2010年03月宿泊≫(3泊)

秋元温泉は2012月09月末で無期限休業となりました。心から残念です。

昨年9月に出会った秋元温泉のお湯がどうにも恋しくなり、軽く碇ヶ関まで激走してしまいました。
「3日ひとまわり」というだけあって入り応えのあるお湯は、結構クセになるのです。
普通、温泉湯治は7日間を1サイクルにしてこれを「7日ひとまわり」と言ったりしますが、その効能が3日で得られるほど強い、ということなのです。

ご厄介になったのは自炊棟1階の炊事場近くの107号室、前回と同じ部屋です。
2階のほうがよければ、ということで別の部屋も見せてもらいましたが、やはり風呂に近くて窓の外の天然冷蔵庫の使い勝手がよい1階に滞在することにしました。

ちなみに2階の部屋(1階自炊部洗面所のところの階段を上がってすぐ)は、どういうわけなのかポカポカまではいきませんが室温が結構高くて、厳冬期の居心地はよさそうでした。

部屋は例によって8畳+出窓(奥行き30cmほど)、室内設備は折りたたみ和テーブルのみ。作り付けの棚がいっぱいあって荷物の収容量だけは豊かな部屋です。金庫、ティッシュペーパーなど何もなしです。
テレビもありませんが、あってもこの場所だとまともに見ることができるのはたぶんNHKだけになるので無くてもいいか、ってな感じです。
室内に2口のコンセント×1、鍵がかからない部屋、2灯式の蛍光灯照明なのも変わりません。
掛け布団1+毛布1+敷布団2や、滞在中入れてもらったガスストーブなどは部屋代に追加料金となります。

部屋入り口の引き戸は上半分がすりガラスになっています。夜中は廊下の照明がさしこんで結構明るいので、明るいと眠れないヒトは遮光できる1m角くらいの布かなにかを持参するといいかもしれません。自分は、共同炊事場にあった古新聞を何枚か重ね貼りしましたけど。
部屋にもよるのでしょうが、107号室は帳場から自炊部に向かう、いわば宿のメイン通路に面していて、廊下には常夜灯が点いているのです。

気温が低くて秋元温泉むきのシーズンなのに、あいかわらずあまり混んでいません。
昨今の不況で湯治客もあまり多くないのだそうで、まったくもったいないことです。

皆さん是非、寒くなったら秋元温泉に逗留して、いいお湯を満喫してください。
湯上りに帳場横の長椅子で涼みながら、女将さんと世間話をするのも結構楽しいですよ。

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