柏ロマン荘
東北(青森県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
つがる ロマン温泉
≪2010年04月宿泊≫(1泊)
今朝は五所川原ロイヤル温泉旅館で朝風呂を満喫し、昨夜仕入れたCafe de Amiのチキン&マロンパイと和牛のミートパイで大満足の(もっとたくさん食べたかったけど)朝食を取ったのち、引き続いて五所川原周辺の温泉ハンティングに出撃です。
●広田温泉(五所川原市大字広田)入湯
●まるっと新鮮館(五所川原市福山)いちごソフトで一息
●一休寿司(五所川原市字本町)で有名・超美味しいバラちらし寿司の昼食
●高増温泉 不動の湯(北津軽郡板柳町)入湯
●三千石浴場(北津軽郡板柳町三千石)入湯
と着々とスケジュールをこなして柏ロマン荘投宿です。
実は事前リサーチで、五所川原の駅近くに「クアハウス一ッ谷」という整骨院がやっている温泉に入湯予定だったのですが、前夜夕食に向かうタクシーで運転手さんに聞いたところ「営業をやめてしまった、自分も常連だったのに残念だ」ということだったのです。
やむなく翌日入湯予定だった不動の湯と三千石浴場を先食いすることにしました。
ちなみに三千石浴場も営業しているかどうか最近の情報がなくてかなり不安だったのですが、不動の湯に向かう途中で覗いてみると営業準備作業中(定休日月曜日・毎日14時からの営業だそうです)で、不動の湯に続いて無事入湯することができました。こちらのお湯は広田温泉にも増して体に泡付きの多い(給湯口付近)よいお湯です。アワアワ温泉好きにお勧めの、入れてよかった大満足のお湯です。
三千石浴場は板柳方面から北東方向に進んで道路右手にありますが、逆側(高増温泉方面から板柳向き)からだとわかりにくくて通り過ぎてしまうと思います。板柳方角を向いた浴場入り口の上部、二階外壁の「三千石浴場」の表示がひとつ欠落していて「三 石浴場」となっているのが目印です。
昼食でお邪魔した一休寿司さんも五所川原でハズせないグルメスポットです。昨今ネットでバラちらし寿司が有名になっていて、それを目指してくるお客さん(自分もそうなんですが)がとても多いのだそうです。
でも、小食のヒトなら3人がおなかいっぱいになるヴォリューム満点の「生太巻き」もお勧め、と、すし屋にしては気さくで人当たりの良い大将のお言葉でした。
さて今日のお宿の柏ロマン荘、はっきりいって掘り出しモンのめっけモンでした。
つがる市営の宿泊施設(正確には市営農業体験施設の付属宿舎)で利潤追求してませんからコストパフォーマンスはすばらしく良く、お役所的なイメージの拭えない公営にしてはお湯も上質で設備も良く新しくて、非のうちどころがないのです。
もっとも接客は少々淡白ですけど。
お世話になったのは「王琳」(フロント脇階段上がって2階右手すぐ)、10畳+踏み込み2畳+床の間+洗面トイレ(2畳)にベランダまでついた部屋で、一番人気だという「田園コース」での宿泊です。
連休直前ということで宿泊客が少ないようだったので、うまい具合にいい部屋に入れてもらえたのかもしれません。
部屋トイレは温水洗浄トイレで、金庫・ヒーター(服入れの下)、32地デジ液晶テレビ、クーラー、沸騰ポットあり、調理場にお願いすれば冷水ポットもいただけます。
残念ながら部屋に冷蔵庫はありませんでしたが和テーブルにふかふか座布団4枚があります。
むろん部屋に鍵がかけられます。
室内コンセントは、2口×4で床の間(TV+沸騰ポット用)、部屋の床の間と逆サイド、洗面、トイレにありました。
アメニティ系備品はバスタオル、フェイスタオル、浴衣半纏、歯ブラシ髭剃り、ティッシュです。
部屋は静かで、(羽毛掛け布団+敷布団)×5セット(座布団と数が合わないのがビミョー)がありました。
宴会が入っていて広間がふさがっていたからかもしれませんが、夕食は部屋食でした。
宿泊料金の割には手間をかけて丁寧に作られた感じのする、おいしく充実の夕食でした。
朝食は大広間でいただきました。
夕食と比べると少々ゴージャス感は劣りますが、固形燃料で暖めていただくしじみ汁(十三湖産でしょうか)と、「ご自由にお飲みください」のりんごジュースが結構満足感に貢献します。
いやほんと、ここはいいです。ここまで行くのは大変ですがこの近辺では(東北でも)間違いなくお勧めの宿といって良いでしょう。
また機会が有れば泊まりたいと思える宿です。