ITコーディネータ システムアナリスト 西川雅樹のホームページ


初音旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 東鳴子温泉

≪2011年12月宿泊≫(1泊+1泊)

かねてより2~3回、被災者受け入れで満室だったりして宿泊を断られ続けていた東鳴子温泉の初音旅館にようやく潜入です。
今回は金曜日に栗原方面で仕事があったので金・土と連泊予定だったところに、仕事とか遊びの仲間が3人、土曜日1泊合流することになりました。
なので、1泊目は単身フル自炊湯治で@4500+入湯税¥70、2泊目は4人が2部屋に分かれて素泊まり@5000+入湯税¥70、という変則連泊です。

2泊目には別グループの宿泊があって食事の用意はできないけど、朝ごはんにご飯・味噌汁・漬物だけなら準備してあげる、とのことだったので、夕食は近くの焼肉屋で酒盛り、朝食の副食を自分で用意する半自炊的素泊まりにしたのです。
こちらのお宿ではそんな感じで結構融通をきかせていただけるようで、ホームページでも時々時限プランが企画されています。

なお、仲間はそろって土曜日仕事だったり日曜日仕事だったり忙しい中で工面して泊りに来たのですが、それを察してかだいぶ宿泊料もサービスしていただけたようでした。

さて今回自分が連泊でお世話になったのは2人部屋の弐号室、翌日合流した仲間は壱号室にも分かれて宿泊です。
最近は「弐」の文字が読めないお客さんも宿泊されるらしいですが、自分は大丈夫でした(笑)
部屋数は2階含め結構多いものの使っている部屋は少なさそうな雰囲気で、別のお客さんは2階の部屋に宿泊されていたようでした。お互い気兼ねなく宿泊できるように、という女将さんの気遣いなのでしょう。

弐号室は6畳で窓に障子、室内設備は小さな食器ダンス、6チャンネル映る14インチアナログテレビ、和テーブル、ファンヒータ(オプション)といった、普通に年季の入った、手入れの行き届いた部屋です。部屋前にタオル掛けがあります。
宮城 初音旅館 2号室内
宮城 初音旅館 2号室内

アメニティはティッシュにお茶セット(ティーバッグ)、お着き菓子(饅頭)があり、素泊まり以上だと浴衣・丹前、ハンドタオルが付きます。湯治泊にはつかないと思います。
コンセントは窓際に3口×1があります。
寝具は木綿敷布団1+マットレス1+毛布1+木綿掛け布団1(とシーツ)+掛け布団シーツ代わりと思われるタオルケットといった構成です。

風呂は小さな女性専用風呂と大浴場・岩風呂の3箇所あり、いずれも無加水・給湯量だけで42℃を狙っており、夏場は少し低めに、冬場は少し熱めに設定しているとのことでした。また他にお客さんがいないときは温度のリクエスト可能で、女性風呂もお客さんがいなければ入浴OKとのことでした。

だいたい44℃かそれ以上の熱い湯が多い川度~東鳴子で42℃狙いの温泉はなかなか貴重です。少し覚悟を決めて来ましたがこれならのんびりくつろいで長湯もできそうなので、今回落ち着いてゆっくり入浴できなかったこともあり、機会があればリベンジしたいものです。
(せっかくの連泊なのにどうでもやむを得ない事情で、中1日仙台に会議しに戻ってたんです)

共同炊事場は電子レンジも冷蔵庫も食器洗剤もあり、鍋釜類・食器も豊富にあって使い勝手はまずまずでした。
といっても今回は事情によりあわただしい泊りになってしまい、電子レンジを使っただけで煮炊きまではしませんでしたが。
宮城 初音旅館 共同炊事場

実は当お宿は、かつて「来館者が館内写真を無遠慮に撮影して他のお客さんに迷惑をかけた」ため

敷地内撮影禁止

になっています。
自分も身勝手で無遠慮な撮影者には常々不愉快を感じているところで、極力他のお客さんが写らないよう、あるいは極力ほかのお客さんがいないときに写真を撮っているのです。

とはいえ1枚も写真なしでは面白くないので、自分がいろいろな温泉宿をホームページで紹介していることとその理由を女将さんにお話しして、「2~3枚なら」撮ってよい旨の了解をいただけました
当コーナーのお写真はそういう訳で壱号室内写真×2、共同炊事場写真×1だけの掲載としていますが、皆さんくれぐれも他人がいる場所、撮影を制限されている場所での写真撮影は配慮していただきたいと思います。温泉を愛しているならね。

※旅館外観写真↓は敷地外からの撮影なのでカウント外です
宮城 初音旅館 外観

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