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松葉荘(別館)
東北(山形県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
鮭川 羽根沢温泉

≪2012年02月宿泊≫(1泊)

新庄方面にきたらやはりマニアとしては挨拶せねばなるまいと、道中数回にわたる強烈な吹雪によるホワイトアウトを乗り越えて1年ぶりの訪問です。
日曜日で空いているので早く着いてもOK、と聞いていたので13時過ぎに訪問しました。
いちど辿った雪道はもうすでにどんなに積雪量が多くても猛吹雪でもたいしたプレッシャーにはなりません。
山形 松葉荘別館

車は(宿前は相変わらず込み合っていたので)集落中央広場に停めました。
山形 松葉荘別館 玄関
山形 松葉荘別館 2階廊下

チェックインしてさっそく案内していただいたのは201号、前回は湯治宿泊なのに快適過ぎる部屋にビビったのですが、2回目(自分的にはすでに常連/笑)ともなると慣れたもので、勝手知ったる居心地の良いお宿です。
2食付き湯治@6500に消費税¥325、入湯税¥150の締めて¥6975の宿泊となります。
山形 松葉荘別館 201号室
山形 松葉荘別館 201号室内
山形 松葉荘別館 201号室内
山形 松葉荘別館 201号室内

部屋は畳敷き8畳+踏み込み1.5畳+床の間+窓側は部屋幅(2間)5畳ほどのリノリウム敷き縁側部と余裕の広さです。
床の間には30インチワイドくらいで6チャンネル映る無料デジタルテレビ、ファンヒータがあり、部屋にはエアコンもあります。
リノリウム敷き部には鏡台、冷蔵庫、テーブルセットがあって、障子で畳敷き部と仕切られています。
山形 松葉荘別館 201号室内 窓際
山形 松葉荘別館 201号室内 窓際

客室部にはやはり北国の厳冬期になくてはならないコタツ、お茶セットがあり、チェックイン時すでにマットレス×2+木綿敷布団×1+羽毛掛け布団×1の寝床がセット済みで「寒かったら押し入れの布団を好きに使ってね」とのことでした。
部屋鍵がかかる入口ではありますが、キーの提供はありませんでした。
はい、必要ありません。

アメニティはティッシュ、浴衣、丹前、タオル、歯ブラシですが、エコをモットーとしているので到着早々「使いません」宣言をして返却申し上げました。

コンセントは床の間テレビ脇に2口×1(TVとコタツで使用)、床の間もうひとつ2口×1、リノリウム敷き部冷蔵庫わき2口×1です。

1階奥にある男女別一か所の内風呂は、例によって塩分が強くてやたら温まり過ぎる43~44℃の掛け流しでツルヌルの、伝説的ローション系のお湯です。
到着してすぐに1回入浴したのち昼寝をして、夕方食事前にもうひと風呂と朝風呂を楽しみました。
山形 松葉荘別館 1階廊下
山形 松葉荘別館 1階廊下
山形 松葉荘別館 1階浴室前
山形 松葉荘別館 男性脱衣所
山形 松葉荘別館 男性浴室内
山形 松葉荘別館 男性浴室内

寝具は押し入れに羽毛掛け布団×1、毛布×3、木綿敷布団×3、マットレス×3の在庫があったので、好きに使わせていただきました。

夕食はちょっとお宿の事情とやらで若干遅く18:30頃から部屋にて、今回は若干手抜きかな(?)とも思えたものの、美味しいし十分な質と量ではあります。
吸い物はなめこ汁ですが、さすがキノコ生産地だけあって直径3cmほどもあるなめこがごろごろ入っています。ナメコ汁、かくあるべしです(笑)。
山形 松葉荘別館 夕食

朝食は7:30でお願いして、こちらもしっかり美味しいものでした。
山形 松葉荘別館 朝食

今回少々不便を感じたのは、洗面所の水が出なかったことです。
女将さんいわく配管が凍結してしまったのだとか、洗面は浴室前まで行かなければなりません。
まぁたかが1泊の不自由ですから、当地に住んでいるひとのご苦労や震災後の長期断水からすると大したことではないですけどね。
トイレ(大)のほうは水は出るのだそうで安心しましたが、冬場の当地は積雪もハンパじゃないしご苦労なことです。

チェックアウト日も部屋が混んでいないから昼頃までOK、とのお許しをいただきました。
出る前にもう一回入浴しようかとも思いましたが、湯疲れする強塩性のお湯なので安全運転に差し障るといかんと、涙を飲んであきらめました。

気さくでにこやかな女将さんが館内にいろいろ和風インテリアを設置している、居心地のいい温泉宿で、またいつか来たいと思います。

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