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まるみや旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 東鳴子温泉

≪2012年04月宿泊≫(1泊)

まるみや旅館は2018年秋に閉館したそうで、とても残念です。

築館での仕事に鳴子から出勤しようと考えて宿泊することにし、1泊自炊@4000+入湯税¥70でお世話になってみることにしました。

昼前のチェックインでもOKということでしたが、近辺をウロウロ日帰り湯したり食事したりしてチェックインしたのは13時すぎです。

宿の前面には、「ここは道路なので駐車しないでください、駐車場は聞いてください」と表示があります。駐車場所は東鳴子のメイン通りを宿に入るT字路のところに白い3階建てのビルがあって、それに「まるみや旅館駐車場」の看板が掲げてあります。
ビルの1階が通り抜けられるようになっていて、その先に10台弱駐車できるスペースがあります。
宮城 まるみや旅館 駐車場
宮城 まるみや旅館 駐車場

ともかくチェックインしたまるみやさんは、なかなかに年季が入っているものの奥行きがあって2階建ての思ったより規模の大きいお宿です。玄関横に図書コーナーなんかあったりします。
宮城 まるみや旅館
宮城 まるみや旅館
宮城 まるみや旅館 玄関
宮城 まるみや旅館 玄関
宮城 まるみや旅館 玄関
宮城 まるみや旅館 図書コーナー
宮城 まるみや旅館 廊下

お世話になった部屋は1階風呂を過ぎて中ほど階段前の28号室、6畳間+踏み込み0.5畳(+押入れ1条+服入れ0.5畳)+窓側のキッチン1畳の部屋です。
扉に鍵なし、踏込と畳敷きの間にカーテンがあり、西側キッチンの全面が窓になっていて明るい部屋です。
宮城 まるみや旅館 28号室
宮城 まるみや旅館 28号室内
宮城 まるみや旅館 28号室内

室内設備は、この部屋はまだテレビのデジタル化が対応できておらず無し、2人分の食器が収納された食器棚、和テーブル、季節がらまだポリ袋がかぶさった扇風機です。
キッチンは流しと無料コンロ(+そこそこの鍋釜類)、80リットルほどの冷蔵庫で、畳敷きとは障子でさえぎられています。
自分は使わなかったのですが、炊飯器は無料貸し出ししていただけるようです。
宮城 まるみや旅館 28号室内
宮城 まるみや旅館 28号室内キッチン
宮城 まるみや旅館 28号室内キッチン
宮城 まるみや旅館 28号室内備品

アメニティはお茶セット、お湯ポット、お着き菓子で、浴衣・丹前等はオプションだと思います。

押入れにコタツが片づけてあって、ほかにセルフ敷きの木綿敷布団+マットレス+毛布+木綿掛け布団の寝具セットが4式もあります。
コンセントは入り口近く(たぶん本来テレビがある位置)に2口×1、押入れ脇にも2口×1、キッチン冷蔵庫上空に2口×1があります。

当宿には混浴と男女別浴室で異なる源泉になっており、混浴はほぼ透明・10人サイズの44~45℃ほど、男女別は少し笹濁り・4~5人サイズの43℃くらいです。
男性浴室は水の蛇口だけで石鹸・ボディーソープあり、混浴浴室は水圧のあまり強くないシャワー&混合水栓にシャンプー・石鹸ありです。
宮城 まるみや旅館 混浴脱衣所
宮城 まるみや旅館 混浴浴室
宮城 まるみや旅館 男性浴室
宮城 まるみや旅館 男性浴室

基本的に客室に流しとコンロ1の炊事設備があるので自炊は楽ですが、電子レンジでズボラをしたい人は共同炊事場にお世話になります。食器や鍋釜類は、基本的に客室にあるものを使うのが流儀なようです。
宮城 まるみや旅館 共同炊事場

窓側すぐの10mくらいの斜め上をJR線路が通っていて、1~2時間ごとに乗客の顔が見えるほどの近さで電車が通過します。
リゾートみのり号も通過して、鉄ちゃんには心ときめくお宿かもしれませんね。
宮城 まるみや旅館 28号室外の眺め

ご家族でやられているお宿で、人手に余裕があって部屋の掃除など準備に支障がなければ朝からのチェックインでも、夕方までの滞在でも相談に乗っていただけるようです。
もっとも、通常時は1人1泊でもOKなものの連休中などだと3連泊以上でないと受け付けないのだそうです。
裏を走るJRもそれほどの騒音でもないし、通りからも一筋離れているので結構静かなお宿で、近くに食事処もあり出前も取れ、移動販売車も来るようなので、けっこう長期滞在しやすいお宿なようでした。

個人的には、なんとなく時々生ゴミ似の臭いがするのは少々気になりました。

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