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トスネット元気荘
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
蔵王 遠刈田温泉

≪2012年04月宿泊≫(1泊)

比較的お安くでお世話になれるらしきことはかねてから知るところで気になっていたので、どんなもんだか1泊2食@6982+宿泊暖房料¥315+入湯税¥150の締めて¥7447で訪問しました。

遠刈田温泉から国道457号線を南下2km弱の「中華亭分店」とか表示のハデなT字路を北西に曲がって、案内看板にしたがって中華亭にたどり着く手前を看板にしたがって左折したところです。

通常チェックインは16時らしいものの15時頃なら大丈夫だそうで15時過ぎに到着しましたが、建物にはあまり派手ハデしく施設名の表示がないので、ホントにここが今日の宿なのか恐る恐る入館したのでした。
宮城 トスネット元気荘

まぁある意味それなりの会社の福利厚生施設なのでカネもそれなりにかけて無難にまとまっているし、地元一般のお客さんも程良く日帰りリピートしている印象があります。
宮城 トスネット元気荘 券売機
宮城 トスネット元気荘 玄関ホール
宮城 トスネット元気荘 玄関ホール
宮城 トスネット元気荘 玄関ホール

お世話になった部屋はコの字型の建物の西側棟の「宿泊室2」です。
宮城 トスネット元気荘 廊下
宮城 トスネット元気荘 宿泊室2

さすが警備会社の研修施設だけあって取っつきは硬いものの、踏み込み約1畳、室内10畳+窓際板敷き2畳と、4人部屋と思えるが広々して機能重視な部屋なのは間違いないようです。
部屋入口の格子戸に鍵もかかるのはさすが警備会社(笑)。
宮城 トスネット元気荘 宿泊室2室内

無料で6チャンネル映る約20インチワイドデジタルテレビ、セントラルファンヒータ、エアコン、和テーブル、窓にはしっかりしたカーテンがあります。

宮城 トスネット元気荘 宿泊室2室内
宮城 トスネット元気荘 宿泊室2室内
宮城 トスネット元気荘 宿泊室2室内

アメニティはお茶セット、湯沸かしポット、ティッシュ、浴衣、丹前、タオルと歯ブラシです。
ビミョーに「ン?」と思ったのは、湯沸かしポットが沸いていなかったことなのですが、電源コードは束ねてあるのに水は入っているし、「この水いつから入っている水??」という不安がよぎりました。

寝具はセルフで、微妙に湿気ているような気がしなくもない羊毛敷き布団4+木綿敷き布団4+毛布4+木綿掛け布団4が押入れの中にあります。

それなりにカネは掛けてはいるが温泉宿のような普通の客商売の気配り・心配りは苦手、といった感じのお宿ですが、まぁ料金も安いことだし気にならないヒトならこれらに不都合はないでしょう。
ちなみにスリッパは当社のマスコットキャラクターになっています。
宮城 トスネット元気荘 スリッパ

風呂は可もなく不可もなしのちょっと黄ばんだ熱めの弱アルカリ単純泉で、ヌルヌル度は低めです。
基本24時間入浴OKだが午前2時頃から掃除だとのことでした。
宮城 トスネット元気荘 浴室前
宮城 トスネット元気荘 男性脱衣所
宮城 トスネット元気荘 男性脱衣所
宮城 トスネット元気荘 男性浴室
宮城 トスネット元気荘 男性浴室
宮城 トスネット元気荘 男性露天風呂

自炊設備はなく、洗濯機もなさそうです。洗面も至って機能重視、ま、いいんですけど。

夕食は18時にお声が掛かりホールで、山ウドとかウルイとか蔵王の春の食材多数で品数も多くなかなか美味しくて満足だったのですが、施設の管理人さんとか調理人さんとかホール内をウロウロするのがなんか結構うっとおしいのです。
宮城 トスネット元気荘 夕食

どうも会社の偉い人の宿泊到着が遅れていたみたいで、お着き以降は完全にお偉いさんペースで廻りはじめたので早々に部屋に退散しました。

お偉いさんはそこそこ早めの時間に切り上げたから良しとしておきますが、飲み食いしているホールの大声が部屋までしっかり聞こえるし、自分はさして気にはならないものの廊下は煙草の臭いが充満してるし、リーズナブル価格に思えても会社の施設は所詮は会社の論理でしか回っていないようです。

なお朝6:20に朝風呂に入ろうとしたらまさかの不意打ち掃除中でした。何のアナウンスもなし、まぁどうでも入りたい湯でもないのでいいのですけどね。

朝食はお偉いさんご一行が出発したらしき7時過ぎに確認したらほぼ用意OKとのことで7:20からいただきました。やはりだだっ広いホールで、品数も十分でインスタントとはいえコーヒーもつきますが、どうも硬い木のベンチでの食事はいまいちくつろげません。
宮城 トスネット元気荘 朝食

機能上その他全般的に無難にまとまっていて悪くはないのですが、言い換えるとあまり面白味もないお宿といえるでしょう。

もっとも、トスネット従業員さんの団体と宿泊日が重なった日にや居心地がよく過ごせる可能性はかなり低いと考えたほうが良いかもしれません。
なにしろ宿泊客のお客様に満足していただいて成り立っている宿ではないわけで、他に泊る所が無くて気が向けばお世話になってもいいかもしれない、という印象でした。

それはそうとして、20時頃にちょっと車まで忘れ物を取りに行ったのですが、屋外に出るとまさに漆黒の暗闇でした。普段青葉区の街中にいるとわからないのですが、夜って暗いんだ、ということがここにくればわかります。

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