鎌倉温泉
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
蔵王 鎌倉温泉
≪2012年11月宿泊≫(1泊)
以前失礼ながら意外と良かった鎌倉温泉を再訪、1泊2食@5250で1泊しました。
宿泊予約時には、一人泊だと毎度のことながら年齢を問われます(事情は宿の基本情報を参照)。
今回も舗装してはあるものの心細くなるほど狭いラスト数百メートルを辿って、13時以降ならチェックインOKのお宿に14時過ぎの到着です。
ご案内いただいたのは第壹號室、さすが大正末期築の客室は室番からして違う(というか一瞬「これって『だいいちごうしつ』だよな~」てな感じで容易に読めない/笑)「定員参名」の部屋です。
8畳間である以外は前回同様の部屋で、床の間が1畳ほどで隣室との仕切りはふすま1枚、廊下との仕切りは障子1枚で鍵もない、造りは古いがボロッチさを感じない部屋なのです。
室内設備は無料で6チャンネル映る20インチワイドデジタルテレビ、金庫、火鉢、電波掛け時計、アメニティはお茶セット、お湯ポット、ティッシュ、浴衣、丹前、タオルと歯ブラシです。
部屋隅に和テーブルがあるのですが、かなり寒いとの前触れだったもののまぁ大丈夫だろうとオプションの暖房はお願いしませんでしたので、電源ケーブルのないコタツがテーブル代わりになっていました。
チェックイン時すでに木綿敷布団2+タオルケット1+毛布1+木綿掛け布団1の寝具セット済みです。
押入れにはコタツのふとんとやたら沢山の座布団がありました。
前回と違い今回はFOMAの受信は不安定で、P-07Bは2本立っているのにL-05Aは圏外になりがちでした。宿の中でも、場所によって電波強度が違うのかもしれません。
コンセントは2口×1が部屋中ほど柱に設置されていて、TVに給電されています。
日曜日ということもあって風呂は日帰り入浴客でかなり激しく混んでいて、5人サイズの浴槽の風呂場に多い時は7~8人が入浴しており、湯も汚れ気味です。当宿は、土日祝日は避けたほうがいいかもしれません。
冷鉱泉の薪ボイラー沸かしなので、入浴時間は6時~22時です。
かなり熱めのお湯ですが、「熱めに温度設定しているので」それなりに加水OKと掲示があります。
夕食は17時40分頃にお声がかかり、例によって日帰り休憩コーナーの奥の食事処でいただきました。
あいかわらず料金にしては充実のお食事ですが、この山奥でエビフライでもないだろうという気はします。なお今回の夕食の用意は自分ひとり分だけでした。
朝食は7時に朝風呂を出たらすでにご用意いただいていて、やはり食事処で品数たっぷりでした。
前回の朝食では納豆とデザートのかわりに山芋の短冊が出ていたのですが、体質に合わないので「食べられないから」と返品したのでした。
もしもお宿がそれを学習していて今回たった2回目の宿泊者に山芋を出すのを避けて頂いたとすれば、たいしたものです。マグレかも知れませんけど。
いずれにしても@5250でこの食事はかなりなモノだと思います。
今回は利用するまでもなかったのですが、宿泊者がいないからか洗面所にある小型冷蔵庫は空で電気も入っていませんでした。
宿の方がいうほど自分は寒いとは思いませんでしたが、でも11月中旬以降で宿泊するのならやはり暖房設備をお願いするほうがいいでしょう。
風呂はともかく宿泊棟の客の入りは少なく、静かにのんびりできるお宿です。