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はるかぜ
東北(秋田県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
仙北 田沢湖高原温泉

≪2013年03月宿泊≫(1泊)

毎年3月恒例の秋田攻めのナガレで東に移動しつつ立ち寄ってみることにしてお邪魔した、所有者が変わる前は秋駒山荘という商号で営業していたお宿です。
今回は1泊2食@6900(+入湯税¥150)の都合¥7050、自分の格安宿泊相場としてはほぼ上限近辺でのお試し宿泊で、一部評判は良いのにほとんど情報がなくて気になっていたのです。
ちなみに素泊まりも受け付けているようで、今回宿泊した部屋だと@3900だそうです。

宿泊予約電話では15時チェックインとのことで、サラッと14時半くらいに到着しました。近くにスキー場もあるので、スキーシーズンは混んでいるかもしれません

車は田沢湖高原温泉郷の脇を走る県道194号線沿いに広い駐車帯があるので、50mほど宿まで歩くけどこちらに停めます。
宿は民宿ルームの裏手西隣で、県道194号線のルームの前あたりでキョロキョロすれば角に看板が出ていてだいたいわかります。
秋田 はるかぜ
秋田 はるかぜ
秋田 はるかぜ

10室くらいの宿に見えますが稼働しているのはせいぜい4~5室くらいな雰囲気で、食事の用意が無理なくできる2組ほどまでだけ受け入れているような女将さんの口ぶりだったと思います。
秋田 はるかぜ 玄関
秋田 はるかぜ 玄関

ご案内いただいたのは2階上がってすぐの「しらかば」です。

部屋は外鍵つきの木の扉で自分の宿泊としては珍しい洋室フロアリングのベッドルーム、8畳サイズだと思います。民宿と自称してますが、雰囲気的にはこれはペンションですな。
秋田 はるかぜ しらかば
秋田 はるかぜ しらかば
秋田 はるかぜ しらかば室内

部屋備品はガラステーブル、お茶セット、5チャンネル映る19インチワイドくらいの無料デジタルテレビ、ファンヒータといったところです。
驚いちゃいかんのですが、無線LANがあって部屋にもよるようですが快適に使えます。
パスワードは客室内の宿泊心得に書いてあります。
秋田 はるかぜ しらかば室内
秋田 はるかぜ しらかば室内
秋田 はるかぜ しらかば室内
秋田 はるかぜ しらかば室内

アメニティは浴衣、ティッシュ、タオルでした。
コンセントはTV脇に2口×1(TVとファンヒータで使用)、ベッドの枕側近くに2口×1です。
窓はカーテンはかかっていますがシングルガラスで少々冬の朝方は寒いかもしれません。

風呂は玄関上がって1階まっすぐ進んで突き当りに、割とシブめの男女別内湯があります。
男性浴室はシャワー付き混合栓×2基、2mちょっと×1.5mちょっとの浴槽でシャンプー・ボディーシャンプーありです。
秋田 はるかぜ 男性浴室
秋田 はるかぜ 男性脱衣所
秋田 はるかぜ 男性浴室内
秋田 はるかぜ 男性浴室内

今回は源泉の調子が悪く湯の温度が上がらないとかでお湯はほぼ女性風呂に供給されていて、入浴は貸し切り交代制で女性浴室を利用するようご案内いただきました。
女性風呂のほうがちょっと広めです。
秋田 はるかぜ 女性浴室
秋田 はるかぜ 女性脱衣所
秋田 はるかぜ 女性浴室内

で、良く考えると女性風呂は湯温41~42℃くらい、男性風呂は確認すると35~36℃で、どう考えても交互無限ループ入浴の黄金条件はそろってしまっています。
暖かい湯に入って逆上せてきたらヒンヤリ湯に入り、芯まで冷えてきたら暖かい湯にはいってハァ~っと限界まであたたまる、またヒンヤリした湯に浸かる・・・という、別名、無分別サイクルというヤツです。

大人の分別でかろうじて3ループで後ろ髪を引かれながら離脱しましたが、さすが3時間交互入浴し続けると田沢湖高原温泉のやや控え目な硫黄泉でも臭いがしっかり体に染みつきました。
当然指先はフヤけて皺々になってたりしますが、もうこれだけでも1泊分のモトは取ったようなものです。いつもこう上手く条件が整うかどうかは保証の限りじゃないというか、まぁ余程の日頃の行いの良さでしょう(笑)。

当宿では素泊まりも受け付けていて階段上がってすぐに電子レンジはありますが、それ以外の炊事施設は見かけませんでした。なお歯ブラシやシェーバーは有料@100になっています。
秋田 はるかぜ 電子レンジ

夕食は18時くらい以降とのことで、18時からでお願いしました。
食堂でいただきますが、今回はどちらかいうとはじめビールのち日本酒向きの料理でしょうか。
秋田 はるかぜ 食堂
秋田 はるかぜ 夕食

飲み残しの酒を持ってきたので、と了解をいただいておおっぴらに快調に酔っぱらいました。

寝具は部屋に用意済みのベッドで、羽根掛け布団にくるまり3時間入浴の湯疲れもあって泥のように爆睡しました。

朝食は7時半でお願いしてやはり食堂で和風の食事をいただきます。
秋田 はるかぜ 朝食

今回の泊りは他には女性観光客が一人だそうで風呂は貸し切り札を活用し、女性浴室貸し切りで使いましたが、特にバッティングはありませんでした
でも、35~36℃と42℃くらいの硫黄風呂が横に並んで3時間ループで入り放題、なんてことはそうそうありません。
可能ならめんどくさいので男女浴室間に扉が欲しいなぁ、とか思いながら、田沢湖高原の硫黄泉、十二分に満足させていただきました。
田沢湖高原温泉は乳頭から引き湯している硫黄泉なようで、源泉あたりよりは湯の花の肌理は粗くなってはいますが、やはり硫黄は必須栄養素だとおもいました。

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