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大正館
東北(岩手県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
西和賀 湯本温泉

≪2013年08月宿泊≫(1泊)

前々からこの近辺のリサーチが懸案になっていて、せっかく近辺に来たことだし結構お安く2食付き宿泊を受け入れているようなので、お試しで1泊2食オール込み@5820でお世話になってみることにしました。

岩手 大正館

駐車場は宿前の湯田温泉のメイン道路から宿の右斜め前の小道に西に入って20mほどの左手にあります。
チェックインはちょっと遅めで16時とのことながら、15時半頃に押し入りました。
岩手 大正館 玄関
岩手 大正館 玄関脇図書コーナー

ご案内頂いたのは2階中央あたりの205号室、外鍵がかかる木扉をはいると踏み込み1畳弱、畳敷き6畳、窓側に3畳ほどの板敷き濡れ縁がある部屋です。
岩手 大正館 2階廊下
岩手 大正館 205号室

窓が部屋全幅でレースカーテンがあるだけで、板敷き部と畳部の仕切りはふすまだけなので若干朝方はまぶしい気がします。
窓際に物干しざおが設置されているあたり、ナニゲに長期滞在を意識しているようです。
岩手 大正館 205号室内

岩手 大正館 205号室内

室内設備は入り口横押入れの下に教育含め6チャンネル映る19インチくらいの無料デジタルテレビ、セントラルヒータ、扇風機、ちゃぶ台、お茶セット、窓際板敷き部に衣装入れ、とシンプルです。
宿泊予約時に「ウチはクーラーがありませんけど大丈夫ですか」といわれて少々暑さに不安を感じながらの訪問でしたが、今回に関してはさほど気温があがることもなくてノープロブレムでした。

アメニティは浴衣、丹前、タオル、歯ブラシで、廊下にティッシュが置いてあります。
コンセントは板敷き部に2口×1、ほかにテレビの裏にあると思われます。

部屋に入った時すでにマットレス×1、木綿敷布団×1、薄手の木綿掛け布団×1が柏餅になっていて、押入れにもう1セットがありました。

宿玄関上がって突き当たると厨房ですが、風呂はその手前左手にあります。
岩手 大正館 浴場

脱衣所には扇風機はあるものの建物内部なので窓がなくてやや蒸し暑く、宿泊者が使ってもよさそうな洗濯機が2台あります。
岩手 大正館 男性脱衣所

浴室内は2m角くらいの浴槽、シャワー付き混合栓×1、ノーマル蛇口×1組、シャンプー、石鹸、といったところで、まぁ必要にして十分、といったところでしょうか。
岩手 大正館 男性浴室内

宿に着いた時点で気温31℃となかなか暑かったからか、湯温は39~40℃くらいと低め快適に設定されていました。翌朝も37~38℃で自分にはベストだったのですが、温度低めが当宿の通常設定なのかどうかはわかりません。
ともあれ無色透明無臭わずかに甘みのあるぬるま湯をゆっくり堪能できました。

こちらのお宿は自炊対応ではなさそうで、宿泊者用の炊事場は見当たりませんでした。
もっとも1泊2食@5820なら、自炊するより食事つき宿泊するほうがよほどコストパフォーマンス的に考えて合理的でしょう。
できたら宿泊者が使える冷蔵庫があればな~、という感じでしょうか。

夕食は18時頃以降ご相談で、1階大広間でいただきます。
岩手 大正館 夕食

膳の左手にある天ぷらは鶏胸肉の天ぷらですが、夕方に徒歩5分のスーパーおせんで売り出ししていた惣菜と違いが識別できないほど酷似しています。
スーパーで買ってきた惣菜をそのまま出すとしたらそれってどうだかな~、という感も無きにしも非ずですが、低価格を実現するためのオペレーションコスト削減に配慮するならそれもそれなり合理的ではあるでしょう。
たぶん宿のご家族も同じ夕食を食べてるんだろうな、などと想いをはせながらおいしくいただきました。

朝食は7時頃からのご相談でやはり広間でいただきます。
岩手 大正館 朝食

割とシンプルながらなかなか美味しい朝食で、仕事で長期滞在するようなお客さんだとこれくらいの食事のほうがかえってよいでしょう。窓際にポーションタイプのレギュラーコーヒーが常備されていたのはナイスですね。
朝・夕とも、ご飯はかなり良い炊き加減でした。

部屋が温泉街のメイン道路に面していて、意外と交通量があって車の往来が頻繁です。
夜中でもそこそこ通行があるので音にデリケートなヒトはつらいかもしれませんが、酷暑時でなければ仕事で長期滞在など、結構悪くないお宿だと思えました。

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