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西多賀旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 鳴子温泉

≪2013年12月宿泊≫(2泊)

次はどこに行こうかな~とか考えていて突如、長らくお邪魔していなかったことに気付いたのです。
折しも連泊予約時に「ホームページ料金で」と一言つけ足せばグッとお安く宿泊できるディスカウント期間中で、これはもう常連名簿から外されないためにも行くしかありません。

ちなみに当宿は、自分が自炊湯治宿泊に目覚めたころから通っているおなじみ宿なのです。
宿泊予約電話で「○日と○日の2泊自炊で宿泊できますか?ホームページ料金で」と切りだすだけで、電話の向こうの女将さんが「あらその声は西川さんネ」と返してくれるお宿でもあります(笑)

そんなこんなで開拓先がたくさんあったこともありなんと2年近くのブランクを経て、自炊1泊ネット料金@3000+暖房料1泊¥800で2泊、計¥7600の再訪のつもりでした。
が、2泊してお勘定したらご請求は¥6800で、それほど寒くもなくてほとんどファンヒータを使わずに過ごしたので、サービスしていただけたようでした。

ディスカウントセールをやっているくらいだしどうもこの時期さほど混んでいないようで、昼すぎくらいでもチェックインOKみたいな女将さんの口ぶりだったので、14時頃に宿に到着しました。

宮城 西多賀旅館
宮城 西多賀旅館
宮城 西多賀旅館

宿泊は自分含め2組ほどながら、宿前には3台車が停まっています。
こちらいつもながら、部屋休憩つきの日帰り入浴はやけに人気があります。
宮城 西多賀旅館 玄関
宮城 西多賀旅館 玄関

ご案内頂いた(というか馴染みなので部屋番だけお聞きして、ちょうど買い物に出る女将さんを見送ってお構いなく上がり込んだ)のは3号室、2階中央あたりの客室です。
宮城 西多賀旅館 2階廊下
宮城 西多賀旅館 3号室
宮城 西多賀旅館 3号室

内鍵のかかる引き木戸の外の廊下でスリッパを脱いで入る部屋は6畳間、プラス1畳のスペースにキッチンと120リットルほどの2扉冷蔵庫が設置されていて、風呂とトイレ以外はほぼ室内で湯治滞在が完結できる部屋です。
宮城 西多賀旅館 3号室内
宮城 西多賀旅館 3号室内

室内設備はコタツ、6チャンネル映る16インチWくらいの無料デジタルテレビ、お茶セット、一人分の食器をおさめた食器棚、ファンヒータ、キッチンスペースには冷蔵庫、電気炊飯器、流し、1口コンロ、流し内に鍋薬缶調理器具類が少々、といったところです。
流しには食器洗い洗剤とスポンジもあります。
宮城 西多賀旅館 3号室内
宮城 西多賀旅館 3号室内

コンセントは食器棚と冷蔵庫の間の壁に2口×1、流しと押し入れの間の柱に2口×1で、各種電気製品で使っているのでそれほど空き口はありません。まぁそれほど容量を喰う電気器具はないので、蛸足配線を気にするほどではないと思います。

押入れにはマットレス、木綿敷布団、木綿掛け布団、毛布が各1枚収納されています。
気遣いがいきとどいていて良く乾燥して寝心地の良い寝具で、清潔好きの女将さんのことだからシーツ類はマメに自家洗濯している寝心地でした。

自炊煮炊きをしないお客さん用に、2階廊下中央部あたりに電子レンジが設置してあります。

風呂は硫黄+微石油臭の薄鶯色濁り、相変わらず鳴子屈指というか東北でも上位に入ること間違いなしの、41℃くらいの効き目ありそうなマッタリのお湯です。
久しぶりに入った翌朝は結構湯疲れが効いていて目覚めてしばらく起きることができず、昼食後には我慢できずに昼寝までしてしまいました。

宮城 西多賀旅館 男性脱衣所
宮城 西多賀旅館 男性浴室
宮城 西多賀旅館 男性浴室

久しぶりにお邪魔したのですがあらためて西多賀の湯の良さを実感、このレベルの湯はそうそうありません。
たまに蛇口から湯が出ないこともないでもない当宿ですが、今回は2泊とも湯が出たので髪も体も心おきなく洗いました。
遠くまで行かなくても、やっぱり鳴子(というか個人的には西多賀)は良いです。

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