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森山荘
東北(秋田県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
雫石 国見温泉

≪2014年05月宿泊≫(2泊)

今年の営業はゴールデンウィーク過ぎからだったハズなのですが、ちょっとバタバタ仕事の余韻とかがあって本格失踪するに至らず、ようやく月下旬になってお邪魔する成り行きになりました。
宿泊料@3000+入湯税¥150+消費税¥240で2泊の都合¥6780です。

ちなみにお隣の湯宿にも年始の挨拶をしたかったのですが、規模が大きい分余計に長期冬季休業中のダメージをあちこちに受けて、その修復で手が取られていて自炊部のオープンに至らないようなので、訪問は日を改めることにしました。

チェックイン当日娑婆は晴れ時々曇り16~17℃くらいですが、14時半頃にお宿に着いたときには曇り、のち雨、気温6℃でした。山肌にはまだあちこち残雪があり、秋田駒が岳のそれなりに中腹で標高900m近くという立地はダテじゃなく涼しいのです。


今回ご用意いただいていたのはいつもの7号室、外扉が8号室と共通の部屋で、館主は案内する気はちっともなさそうだしこちらも勝手に上がり込む気持ち満々のチェックインです。
岩手 森山荘 7号室
岩手 森山荘 7号室

室内は以前と変わらず、畳6畳部屋に毛布+化繊掛け布団+羊毛敷布団が今回は1セット多くて3セットあって、1セットが下ろしてあります。
岩手 森山荘 7号室内
岩手 森山荘 7号室内
岩手 森山荘 7号室内

その他室内設備はちゃぶ台、お茶セットと灯油満タン・準備完了の石油ストーブです。
お着き菓子は例によって岩手さんで、アメニティは一切ありません。
下界が汗ばむくらいでギャップがことさらキツかったので、いちおう寒さには強いほうなのですがつい速攻で石油ストーブの点灯式をやってしまいました。

部屋の奥側に内鍵付きドアがあってその奥が7・8・10号室共用の炊事・トイレスペースで、ガスコンロ(2口×1)・流し(蛇口×2)・食器棚(数人分の各種食器や鍋釜類)・洋式水洗トイレとかがあって、冷蔵庫がないのはいつも通りです。
岩手 森山荘 7~10号共用スペース
岩手 森山荘 7~10号共用スペース

8・10号室は空きだったので、共用キッチンや共用部のコンセントを心おきなくご利用させていただいたのは言うまでもありません。

毎度森山荘泊の時はあまり天候が良くなくて今回もチェックインしばらくして小雨が降りましたけど、こちらは露天に屋根があるので安心して湯につかることができます。
岩手 森山荘 露天風呂

ことに当宿の露天は温目のことが多く、滞在中は始終37~38℃とジャストでした。
到着日は15時半くらいに露天浴槽にダイブして、20分ほどセルフ写真撮影とかやって遊んだあとの記憶がほとんどなくて、気づいたら17時半であわてて夕食にしたのですが、どうも1時間以上、露天の神様のもとに召されていたみたいです。
岩手 森山荘 露天風呂

結局チェックアウト日の3日目以外は天候は芳しくなくて、曇りないし雨の気温5~6℃くらいが続きました。
岩手 森山荘

まぁ寒けりゃ風呂に入ればいいのだから取り立てて不都合はなく、3~4時間くらい露天に入り続ける2泊3日を過ごしました。
他にお客さんは1人いるか2人いるか、少し日帰り入浴で混む時間帯もありましたがほぼ貸し切り状態で湯を堪能できましたね。

チェックアウト日はこれまたうって変わっていいお天気で、最後の絶景露天を満喫しました。
岩手 森山荘

当宿はau携帯はかろうじて受信できて、au携帯を使った回線交換接続設備があってそれを介した業務用WiFi無線LANがあります。
ここ2~3年、それを宿泊客に開放したらいかがかと館主にじんわり迫っていたのですが、ちゃんとご検討いただけたようで、もっとも接続が不安定で帯域も狭いのでお勧めできないと業者から言われた、とのことでした。
まぁちゃんと検討していただけたことは評価したいと思いますし、ここでインターネットにアクセスしたいと考える自分もいかがなものか、ここは湯治する場所でしょと考えるべきなのかなぁ、と思うことにしました。
とはいえ、ユニバーサルアクセス料金を支払っている身として、DOCOMOさんなんとかしてほしいもだと思ったりもします。

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