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いさぜん旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 東鳴子温泉

≪2017年05月宿泊≫(1泊)

数日間猛烈にキツい仕事をハードにこなして片づけはしたものの、右腕がしびれるくらい疲れがたまってイキナリ現実逃避願望MAXになりオノレを取り戻す湯治に出かけたのです。
宮城 いさぜん旅館

5年ほど前に1泊して以来の訪問で久しぶりに炭酸泉に入りたくなっての滞在で、@4000+消費税¥320+入湯税¥70の¥4390で自炊一泊です。
3泊以上になると少し安くなる料金体系だと思います。

宿のホームページではチェックイン13時なんだけど宿泊予約フォームは14時以降しか入力できなくて、結局食材仕入れとかに手間取って宿に乱入できたのは14時前でした。
宮城 いさぜん旅館

宿入り口わきに車は第二駐車場へと掲示があるものの、日帰り客も平気で入り口前に駐車しているし荷物もあるので、しらばっくれて玄関前の駐車スペースに車を停めて入館です。

玄関は雑貨やポスターやらいろんなものがあって少し雑然とした感じで、前払いで宿泊料金精算を済ませて部屋に案内いただきます。
宮城 いさぜん旅館 玄関内
宮城 いさぜん旅館 玄関内

案内頂いたのは202号室、前回と同じ部屋で下足を持って入室するルールです。
宮城 いさぜん旅館 202号室

202号室は扉外鍵ありで廊下にスリッパを脱いで入る部屋で6畳敷き、窓は部屋幅全面でカーテンなし・障子ありの1枚ガラス、窓下に30cmほどの幅の板張り棚と収納スペースがあって、履いてきた下足を戸棚に入れ、その横には2人分の食器類に鍋2個が収納されています。
宮城 いさぜん旅館 202号室

室内設備は6チャンネル映る20インチくらいの無料テレビ、エアコン(空調料追加チャージなし)、ちゃぶ台、3合炊きほどの電気炊飯器、40リットルほどの1扉冷蔵庫、お茶セット、鏡台、タオル(小)と歯ブラシで、他にアメニティはありません。
宮城 いさぜん旅館 202号室内
宮城 いさぜん旅館 202号室内

セルフ敷きの寝具は化繊掛け布団・毛布・木綿敷布団・マットレスが2セットでした。
コンセントは部屋隅テレビ下にTV+冷蔵庫用の2口×1、廊下側壁中央に2口×1です。
宮城 いさぜん旅館 202号室内

早めにチェックインしたのは混浴を目指したわけではないものの炭酸泉にゆっくり浸かりたかったからなのですが、浴場に行たら日帰りのおばちゃんと鉢合わせになってしまい気弱なものでなんとなく譲ってしまって中浴場に入るはめになりました。
宮城 いさぜん旅館 風呂案内掲示
宮城 いさぜん旅館 中浴場廊下
宮城 いさぜん旅館 中浴場入り口
宮城 いさぜん旅館 中浴場脱衣所

大浴場と中浴場は男女交代制で中浴場が午前9時頃から夜(?)まで男性用、大浴場は夜(?)から午前9時頃まで男性用という感じの時間割になっています。
大浴場も中浴場も源泉は同一なので、入浴適温ならどちらでもいいやって感じでしょうか。
宮城 いさぜん旅館 中浴場内湯

中浴場は露天風呂併設で内湯は43℃ほど・露天が41℃ほど、湯の析出物の影響なのか浴槽内部が黒ずんではいるものの、モール臭の少し飴色の湯で少しぬめりのあるまずまずの入り心地です。
宮城 いさぜん旅館 中浴場露天

おばちゃんが出たころを狙って混浴に突入したのですが、浴室内には鉄泉槽と炭酸泉槽があって、鉄泉槽は瓢箪を縦割りした形の3人サイズなんだけど45℃以上の高温で右足親指による温度測定だけで入浴を断念しました。
宮城 いさぜん旅館 混浴脱衣所前
宮城 いさぜん旅館 混浴脱衣所前
宮城 いさぜん旅館 鉄鉱泉能書き
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉能書き
宮城 いさぜん旅館 混浴脱衣所
宮城 いさぜん旅館 効能掲示

翌日朝の、浴槽掃除・湯の入れ替え直後も44℃ほどだったので、鉄泉は温度高め設定なのかもしれません。
宮城 いさぜん旅館 鉄鉱泉浴槽

炭酸泉は四角い浴槽でMAX3人サイズ、少し細かい湯の華が漂う41℃ほどで、はじめは日帰り客のおじさんが入っていたのですがじきに上がって1時間ほど独占入浴できました。
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉浴槽

炭酸泉にしては湯温が高めだからか泡付きはなかったけどかなりぬめりの強い湯で、夕方にもう小1時間ほど入浴しました。
昨今では金山温泉支倉旅館はじめ泡付き温泉がほとんどなくなってしまっていて、泡付きに幽かな期待をしていたのですが凄く残念でした。
宮城 いさぜん旅館 混浴風呂
宮城 いさぜん旅館 湯上り休憩コーナー

なお当宿には旅館部の奥に2人サイズの貸し切り内湯があるのですが、よほど入ろうかと思ったもののこちらも45℃以上あったし源泉は大中浴場と同じ共同泉らしくて無理に入るまでもないので入浴を見送りました。
宮城 いさぜん旅館 貸切風呂アプローチ

炊事場は1階混浴室横と2階階段上がったところにあって、もしかすると他にもあるかもしれません。
自分が使ったのは部屋の隣2階の炊事場で、コインコンロが4基ほど、蛇口3口ほどと給湯機のある流し、ちょっとした調理器具や包丁まな板、食器洗い洗剤、電子レンジなどがあって使い心地はまずまずです。
宮城 いさぜん旅館 2階共同炊事場
宮城 いさぜん旅館 2階共同炊事場

1階の炊事場には洗濯機や乾燥機もあるようでした。
宮城 いさぜん旅館 1階共同炊事場入り口
宮城 いさぜん旅館 1階共同炊事場

夕食は結果はともかく頑張った自分にご褒美ということで、奮発してすき焼きにしてみました。 宿に入る前に近くでソラマメを売ってたので、高かったけどついお買い上げしてレンジでチンして酒の肴にしました。
もう少し時間に余裕があればレンチンじゃなく炙り焼きにしたかったんですけどね。
宮城 いさぜん旅館 夕食

少し悩んだのは生ゴミ・燃えるごみのポリバケツは多数あるのに缶びんPETのゴミ箱が見当たらなかったことで、探すのも面倒なので持ちかえったんだけどどうなってるのかなぁ。。。

翌朝7時頃に風呂に行ったら混浴は掃除中で、男性用になっていた大浴場に入浴しました。
宮城 いさぜん旅館 大浴場入り口

42℃ほどの適温なんだけど温まりもぬめりもかなり強く、中浴場と同じ源泉なんだけど湯遣いが違っているようでした。
宮城 いさぜん旅館 大浴場脱衣所
宮城 いさぜん旅館 大浴場

風呂からあがって部屋に戻ってクーラーがあるのはかなり有難くて、しばらく石像のようにほてりを冷まさざるをえませんでした。

2時間後9時頃に覗いたら大浴場はまた女性用になっていて混浴に入り直しして、炭酸泉は40℃くらい、鉄泉は43℃くらいだったけど暑いので炭酸泉だけ入浴し、その後ダラダラと寛いで11時前に撤収しました。

ヌル湯があって昼近くまでゆっくりできて、他にほとんど入浴客がいないのでかなりのんびりできて良かったです。
宮城 いさぜん旅館 大浴場

炭酸泉に泡付きがなかったのはかえすがえす残念ですけど、ひどく消耗していた気分も右腕もかなり回復しました。

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