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桧原塾
東北(福島県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき番外編
北塩原 桧原温泉

≪2017年11月立ち寄り≫(0泊)

今回の記事は湯治宿泊ではなくて、超マイナー温泉に久しぶりに日帰り入浴した番外編です。

こちら桧原塾は、裏磐梯檜原湖の北西岸の桧原集落にある温泉で、温泉と言っても地元青年団が地域のコミュニケーションの場として農業用ビニールハウスを建てて、自分たちで掘った温泉を引き入れて浴室と集会スペースを設けたもののようで、温泉風呂付き私設集会所とでも言うほうが適切な施設です。

「みんなの知恵が集まるところにしたい」という思いで桧原塾と名付けたらしくて、その昔NHKの「ふだん着の温泉」でも取材放送されたという、とにかく手作り感満載の施設なのです。
自分は実は2011年秋にいちどお世話になったことがあって、久しぶりの入浴になりました。
ちなみに600mほど離れた桧原湖畔にはちゃんとした(笑)建物の日帰り入浴商業施設があって、でもそちらには入ろうと思ったことさえありません。

桧原塾の場所はこちら(新規タブ)

正確な場所は北緯37度42分46.554秒、東経140度02分03.096秒、詳細な位置情報を把握していないとオロオロしそうな立地ですが、桧原湖側から桧原郵便局脇を南西に向かってゆるゆる進むと道右手に廃車のバスが乗り捨てられているのが見えて、その先の民家を回り込んだ所にあります。
福島 桧原塾 GPS表示
福島 桧原塾 付近の様子

桧原湖周囲には西岸側に県道64号線、東岸側に県道2号線が通っていますが、県道64号線はところどころすれ違えないくらい狭くなるし冬季閉鎖になる道です。

着いたのは12時過ぎ、変わらぬ外観の風情の濃さに思わずニヤケながら侵入ですが、普段はこちらには誰も居なさそうで、前回も今回も無人でした。
福島 桧原塾
福島 桧原塾

戸を開けて中に入るとテーブルや流し台、食器棚やテレビや電子レンジやヒーターがあって、地元の人たちが夜な夜な寄り集まって風呂上がりに談笑しているようすが目に浮かぶのです。
福島 桧原塾 施設内
福島 桧原塾 施設内
福島 桧原塾 施設内

ちなみにこちらは福島県の公衆浴場許可を取っている施設で定休日なし、外来者の利用は10時~20時というルールを守って時間内に分別わきまえて利用する限りは自由に使えるようです。
福島 桧原塾 利用案内

入浴料は設備の案内書きによれば「協力金をお願いします。協力金につきましては心尽くしで結構でございます」とのことで、まぁ一人¥200とか¥300とか、それくらいでしょうか。
室内に桧原塾と書かれた賽銭箱のような木箱があるので、そちらに投入します。
福島 桧原塾 協力金箱

なおトイレは施設外に仮設トイレがあるだけです。

集会所奥突き当りのガラス戸を開けると脱衣スペースで、公衆電話ボックスのような仕切りの中には入浴用品がいろいろ入っていて、たぶん地元利用者さんたちの入浴道具類なのでしょう。
福島 桧原塾 脱衣所

浴室には湯船は1槽、黒っぽい石風呂ですが、6年前はもっと明るい色だった記憶があります。
湯温は訪問時で42℃ほど、泉質表示によれば源泉名は桧原温泉、アルカリ単純泉・源泉温度47℃で癖のない入りやすいお湯です。
浴槽内側に段があって、納豆を塗ったかと思うほどヌルツルだったので滑らないよう気をつけなければなりません。
福島 桧原塾 内湯

浴室には外に出る扉があって、これを出ると露天浴槽が1槽あります。
8角形のFRP性の潰れたラブホテルから引き取ってきたような浴槽で、たまたまちょっと清掃状態が良くなかったみたいで槽内に藻が付いてつるつるになっていて、ずっこけそうだし潔癖症だと少々ツラいかもしれない感じでした。
福島 桧原塾 露天槽

38℃くらいの湯で、今回は2時間ほどお世話になりました。
晩秋の昼間、涼しい風が吹き抜けるなかでうつらうつらしながら独占入浴するのは爽快と言うしかありません。

ややフェチなマニアにとっては一浴の価値のある温泉ですが、あくまでも地元の方が使う施設なので、訪問する場合は必ず分別わきまえて利用していただきたいと思います。

そうそう、しばらく使われていないのか集会所室内にはかなり多数のカメムシの死骸が落ちていましたので、昆虫類恐怖症のヒトは気をつけてください。

公式ホームページ

【 桧原塾の公式ホームページは見当たらず 】

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