ITコーディネータ システムアナリスト 西川雅樹のホームページ


森川荘
東北(福島県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
北塩原村 早稲沢温泉

≪2017年11月宿泊≫(1泊)

ナニかとイロイロ心痛の少なくない昨今、しばらく湯治には行けないなぁ、と陰鬱にデスクワークの毎日を送っていたある日のことです。
ネットで仕事関連の情報を探索しながら「たまたま」ほんの数分間だけ気晴らししていて、温泉情報を探していた訳ではないのに偶然見つけたのが当宿の湯がなかなか良いというカキコミでした。
その時はいい機会があれば考えてもいいなぁという程度でスルーしたのですが、そのほんの数分後、今度はあろうことか当宿でご利用可能な宿泊クーポンが北塩原村から近日販売開始されるという情報にブチあたりました。

数分間か十数分間のハナシかはともかく、コンビニに行けば¥2500で¥5000分の宿泊券がお買い上げできるっていう、一時期流行ったアレを見つけてしまったのです。

偶然もここまでくれば神様が汝裏磐梯に行くべしと道をお示しになったとしか思えず、神様に逆らうワケにはいきませんので、ただちにクーポン購入して予約したのが宿泊一週間前、11月入ってすぐでした。
福島 森川荘 裏磐梯ハッピートラベルチケット

宿の公式ホームページには宿泊料金の記述はなくて、問い合わせたら一泊二食で@7200、一人宿泊は手間の割に実入りが少ないからでしょうあまり歓迎ではないような女将の口ぶりでしたが、宿泊受け入れOKと相成りました。

当日は結構いい天気でドライブは快調、昼前には早々と裏磐梯にはいって長年宿題になっていた昼食をとったり近場で日帰り湯を楽しんだり桧原湖の眺めを楽しんだりして、宿に着いたのは15時頃でした。
福島 森川荘 桧原湖

敷地にはビニールハウス舟が並んでいて、冬季ワカサギ釣りがこの地の重要な産業であることを物語ります。
福島 森川荘 ビニールハウス舟

ちなみに11月から漁が解禁になったばかりなようでした。
福島 森川荘 森川荘看板

チェックインタイム不明ながら、まぁいつものように早くついてしまいました~とか言って強行突入しようとしたのです、が、宿に入って呼べど叫べど誰も出てきません。
福島 森川荘
福島 森川荘 入り口

ってか鍵はかかってないけどお留守なようで、まぁ都会だったら不用心なのだけど田舎だからなぁ、と思いつつ、よほど勝手に風呂に入っていようかとも思ったのですが車の中でしばらくメールチェックとかフェイスブックとかで時間を潰しました。

どうやら実は女将さんは近くの産直で野菜を売っていたようで、外の看板には日帰り入浴可って書いてあるのに、入浴を受け付けるヒトが商売しに外出して不在って意味がわかりません。

女将さんが帰宅して招き入れられたのは15時半頃、宿泊のお客さんですか?206号室ね、でチェックインは終了です。
福島 森川荘 玄関

どうも館内の様子からしていろんな大学陸上部の駅伝チームやマラソンチームの合宿所になっているようで、なのでどうも女将さんの接客もあっさりした感じになっているようです。
福島 森川荘 廊下掲示

そんなわけで2階206号室にはセルフ入室、外鍵はかかるものの当日宿泊客は自分だけだったので、鍵をかけるニーズが無いと判断されたのか鍵の提供はありませんでした。
福島 森川荘 206号室
福島 森川荘 206号室

戸をあけると0.5畳の踏み込み、客室は8畳の畳敷きです。
福島 森川荘 206号室内

室内設備は6チャンネル映る30インチくらいの無料液晶テレビ、ファンヒータ、和卓、湯沸かしポット、エアコンといったところです。
福島 森川荘 206号室内
福島 森川荘 206号室内

アメニティはお着き菓子の煎餅とティッシュです。
福島 森川荘 お着き菓子

廊下突き当たりには、浴衣と丹前がご自由にお使いくださいと山盛りになっていて布団乾燥機も置いてあって、当宿がカジュアルな半セルフサービスタイプの宿泊サービスを志向していることを物語ります。
福島 森川荘 浴衣丹前布団乾燥機

押し入れにはセルフ敷きの羊毛敷き布団・羽毛掛け布団・毛布が6セットほどあって、なので学生さんたちの合宿では6人部屋になるのでしょうか。

コンセントはテレビ脇に2口×1と部屋隅に2口×1で、各々テレビとファンヒータで一口利用です。

さすが寒冷地だけに窓はダブルガラスで保温状態は良いのですが、カーテンは設置されておらず惰眠をむさぼるのは少々眩しくて難しいでしょう。

ちなみにこのクラスの宿だと部屋にハンガーがほとんどないことも少なくないのですが、当宿には十数本あって、さすが合宿所だなぁと妙に感心してしまいます。

チェックインしたらなにはともあれ、という感じで風呂に入ります。
当宿は男女別内風呂のほかに、ホントは敷地内少し離れたところに露天風呂があります。
福島 森川荘 露天湯屋
福島 森川荘 露天湯屋

残念ながら冬季は、露天風呂に給湯する筈の湯は食事処の床暖房用として建物内で使ってしまうようで、11月からは露天風呂は閉鎖されるのです。
宿泊予約時点で今回入浴できないことは知っていて、悔しいので空浴槽の写真だけ撮りましたがこれに入浴出来なかったのはかなり残念です。
福島 森川荘 露天浴槽
福島 森川荘 露天浴槽

内風呂は24時間入浴可能だそうで、玄関入ってすぐ右手にあります。
福島 森川荘 浴室入り口
福島 森川荘 男性脱衣所

もしかしたら温泉湯利用かもしれないシャワー付き混合栓が1基、シャンプー・ボディーソープありという感じで、男性浴槽は3m×1mちょい、半分弱は少し浅くした作りです。
福島 森川荘 男性浴室

給湯は毎分10~15リットルほどで源泉温度が45℃ほどなので、浴槽内温度で常時41℃くらいといい塩梅です。
ネットの評判通り透明感が高くてさっぱりしたきれいな風呂で湯の鮮度もかなり良い印象ですが、合宿中やワカサギ釣りシーズンの繁忙日だと、ちょっと設備が小さく宿泊キャパに釣り合っていなさそうで、のんびり温泉を楽しむ雰囲気ではないかもしれません。

温泉民宿なので宿泊客が炊事する設備や宿泊客用冷蔵庫はなさそうですが、合宿対応か洗濯機は浴室脇の洗面所に2台あります。
福島 森川荘 一階洗面所

夕食はお聞きしたら18時とのことでそれでお願いし、時間になったら1階食事処に行くのですが、収容人数はかなり多そうな食事処で当日はそこで一人ぽつんと食事をします。
福島 森川荘 食事処

品数はまぁまぁ多くて地場食材を使った結構ヘルシーな構成ではありますが、自分の感覚からすると原価率はかなり低めで食材費を相当抑えているというか産直で調達できる食材もしくは自家製が大部分、ナニゲに割高感が否めません。
福島 森川荘 夕食

ご飯はさすが合宿所、炊飯器でたっぷり出てきましたけど。

せめて少し時期遅れだけど地のキノコ類とか、まだ走りだけど解禁されたばかりの桧原湖のワカサギとかが山盛りで出ていれば印象はいいのですが、やっぱり観光地価格なのかなぁと思ってしまうのです。

そうはいいつつ一人鍋の残り煮汁で雑炊まで作って食べて相当満腹になって、デザートに添えられた会津見知らず柿と、食事中に追加で供されたトウモロコシは手が出ずお持ち帰りとなりました。
福島 森川荘 雑炊
福島 森川荘 柿とトウモロコシ

昼間に日帰り湯で2時間ほど入浴して宿でまた2時間ほど風呂に入って気持ちよく湯疲れしていたので、夕食後ちょっと布団にくるまった瞬間に意識が昇天してしまい気がついたのは12時頃、あわてて電気を消して布団に入って寝なおしたのです。
あとは朝までぐっすりでした。

夕食の時に朝食時間を7時でお願いしたので6時に起きて朝風呂ののち朝食出撃、まぁ温泉宿の朝食としては普通でしょうか、那須和牛ふりかけとやらがあったので朝からガッツリご飯を食べました。
福島 森川荘 食事処
福島 森川荘 朝食
福島 森川荘 那須和牛ふりかけ

このあたりの宿は、夏は陸上系学生の合宿で冬はワカサギ釣り客でそれなり集客できるのでしょう、正直言って温泉には力を入れてなさそうで、料金ももっとリーズナブルに改善できる余地がありそうです。

まぁクーポンチケットで実質@4700だったから、そのくらいの負担なら露天風呂に入れる時期なら泊まってもいいかなという気もしますが、観光地価格な地域でもあるしあまり温泉目当てでわざわざお世話になりに来るところでもなさそうな気がしました。
チェックアウト時にシーズン限定サービスだとかで立派な大根を1本いただいたけど、それほど好感度の改善には貢献しませんでした。
福島 森川荘 大根

↑トップ