ITコーディネータ システムアナリスト 西川雅樹のホームページ


西多賀旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 鳴子温泉

≪2018年04月宿泊≫(1泊)

数週間前から例によって目はショボショボ&右腕はダル~で、いよいよ心身のチューニングが必要になっていたのでした。

近場でゆっくり湯に浸かりたいけど農民の家は営業止めちゃったもんなぁ o(T^T)o、と思って当宿のホームページを見たら、阿吽の呼吸とでもいうか自分のキモチをお察しするかのように奇跡的にネット料金受け付けていますという文字がピカピカしています。
思わず電話を入れたのは宿泊前日、いつものように女将さんが出てアラ西川さんネ6畳間しかないけどいい?もちろんです!ってことで13時~14時着で予約したのです。
ネット料金適用のオール込み@4500で自炊一泊です。

当日はまだ4月なのに28℃ほどまで気温が上がる結構な陽気で到着は14時、さっそく廊下にスリッパを脱いで3番客室にあがり込みました。
宮城 西多賀旅館 3番客室

かきいれどきの土曜日とはいえ宿の駐車場には自分を含め泊りの車は4台、2階は満室で1人客×3部屋と3~4人客×2部屋の大繁盛です。
これくらい混むのはさすが人気宿だなぁと見直してしまいます。

当宿客室にはエアコンがないから、女将さんが急遽各部屋入り口を開放できるよう入り口にカーテンを取り付けたのだそうで、なんとなく廊下に出ると夏の湯治場の風情が感じられます。
宮城 西多賀旅館 2階廊下

にもかかわらず今朝はまだ結構肌寒かったのだそうで、室内にはファンヒータとこたつが設置されたままです。
宮城 西多賀旅館 3庵客室内
宮城 西多賀旅館 3庵客室内

室内設備はほかは6チャンネル映る20インチWくらいの無料デジタルテレビ、お茶セット、食器をおさめた食器棚、キッチンには流しと120リットルほどの2扉冷蔵庫、無料一口コンロ、電気炊飯器、鍋×2、薬缶×1と若干の調理器具、食器洗い洗剤とスポンジといったところです。

暖房器具は絶対不必要だなと、今日は入り口と窓を目いっぱい開けて素通しの風を楽しむことに決めたのです。
なおネット料金適用の宿泊だけど1泊だけなのでタオルや浴衣、わらび餅などもご用意いただいてありました。
宮城 西多賀旅館 アメニティ
宮城 西多賀旅館 アメニティ

夕食の簡単な下準備が終わったらなにはともあれ風呂です。
宮城 西多賀旅館 男性浴室

こちらの湯はウグイス色の灯油が感じられる硫黄臭のちょっと珍しい湯で霊験あらたかな気がしてお気に入りなのですが、42℃強ほどある温まりの湯なので、外気温が高いと長湯はちょっとツラいくらいのぼせます。
でも天気が良くて浴室内が明るいこともあって湯の発色がとてもよく、嬉しくて暑さに耐えながら何度も入って湯を楽しみました。
規模が小さい宿なので満室でも入浴が重なることが少なくて、せいぜい二人入浴かたいていは貸し切り状態で入浴できリラックスできます。
宮城 西多賀旅館 男性浴室

夕食は客室内にあるキッチンで、チャカチャカっと定番野菜炒めや豚テキ、ホヤ刺とかを作りました。
宮城 西多賀旅館 夕食

来る途中も、入浴中もやたら暑いと思う一日だったけど、19時半頃になるとカーテンの間から入ってくる夜風がひんやりしはじめ急に酔い覚めを誘って、やはり鳴子は山の中なのだなぁと認識を新たにするのです。

セルフ敷きの布団はマットレス+木綿敷布団+木綿掛布団+毛布で、ちゃんと乾燥してあって清潔だし良い寝心地です。
もっとも廊下寄りに布団を敷いたら通行者の足音が結構響くので、廊下から離れて寝るのがよさそうなのと、各部屋戸を開けてるものだから話し声がモロに聞こえてきて、人によってはちょっと気になるかもしれない感じでした。

寝はじめはやや暑かったので長袖トレーナーを脱いだけど、半袖Tシャツだと朝方肌寒くてトレーナーを着なおしました。
こういうときでも朝風呂でしっかり温まれるのは湯治の良いところです。

川向うの魚屋さんの食材デリバリーが数少ない食材確保手段だったけど、鳴子温泉の入り口のガソリンスタンドだったところがローソンになっていました。
宮城 西多賀旅館 二階廊下電子レンジ
宮城 西多賀旅館 デリバリーご案内
少し鳴子の買い物事情が良くなったかもしれなくて、どんな品揃えか未確認なので機会があれば覗いてみたいと思いました、自分が利用する機会は無いと思いますけどね。。

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