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いさぜん旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 東鳴子温泉

≪2020年12月宿泊≫(1泊)

こちらのお宿は部屋の冷房料が宿泊費込みなのと湯がヌルいというアドバンテージがあって、例年盆明けに手近に避暑湯治したいときに来ることが多いのですが、今回かなり珍しく年末近くでお邪魔しました。

実は11月上旬に体調を崩して(コロナぢゃないよ)1か月にわたる静養でそこそこ回復できたものの、若干ダメージが残ったうえにおとなしくしすぎて体がこわばった感じで、まだ回復途上でややリスクはあるものの少し体をほぐすのもここは重要であろうと、湯治を決行することにしたのです。
宮城 いさぜん旅館

湯治先の選定基準になったのは故にそれほど刺激なくじっくり体をほぐせて近い湯治宿、ということと、GoTo対象かつ、宮城県独自助成のスズメのお宿キャンペーン適用でした。
宮城 いさぜん旅館

通常こちらの自炊湯治宿泊は本体@4400なので、GoTo適用▲35%で¥2860、これにスズメでさらに半額になり¥1430、入湯税と冬季暖房料(?)が乗っかって仕上がり¥2050になります。
GoToクーポン¥1000がいただけるから実質負担は¥1050、ありがたきことこの上なしですね。

GoToに関しては事前にSTAYNAVIのホームページに所定の手続きをして、QRコードを取得印刷して当日提示する必要があるし、スズメ割引のほうもチェックインの時に免許証提示で所定書類に記入が必要ですが、これも経験というか、これで¥4400→実質¥1050になるなら苦にもなりません。
宮城 いさぜん旅館 帳場前

昼過ぎチェックインOKな宿だから入館手続きに時間を食うことも見越して13時前に着いて、飼い猫がマッタリしている前で書類を作り、GoTo共通クーポンを勝ち取って今日のご案内は207号室です。
宮城 いさぜん旅館 ネコ
宮城 いさぜん旅館 クーポン

中央の階段を上がって建物南西側のお初の部屋になります。
宮城 いさぜん旅館 207号室

下足は持参して室内下足入れに収納するのが当館基本ルールで、でもたまに玄関に脱ぎ捨てて入館してしまいます。
むろんアルコール手消毒と体温測定はお約束です。

滞在中に少なくとも5組の宿泊客を見かけて意外と繁盛していることがわかったものの、WiFi回線自体は空いていて使い放題ということもあって、youtube音楽動画はスムーズに見ることができました。

外鍵ありの207号室は0.5畳の踏み込みに衣装入れと50リットルくらいの冷蔵庫と入り口カーテンがあり、客室部は6畳敷き、窓側に食器とか下足入れの30cmほどの棚があります。
宮城 いさぜん旅館 207号室

室内設備は炊飯器とアルコール消毒ジェル、和テーブルとお茶セット、今回もスイッチを入れることのなかった20インチくらいの無料地デジ液晶テレビ、エアコンといったところです。

自炊は共用炊事場を使います。
北側の自炊客室に泊まった時は室内に無料コンロがありましたが、あまりコンロ付きの室数は多くはなさそうで基本的にコインコンロ利用自炊が当館標準になる感じです。

セルフ敷きの寝具は掛け布団・毛布・マットレスが2セットでした。
宮城 いさぜん旅館 207号室

コンセントは部屋隅テレビ下と入り口わきに都合2か所、テレビ下は2口のうち1口がテレビで、入り口は冷蔵庫で1口使われてるので少し不足気味です。

窓は部屋幅ほぼ全面で明るくて、でも障子は入ってるけどカーテンなしだから惰眠をむさぼるにはややつらいです。
宮城 いさぜん旅館 207号室

寝具設営と若干の仕込みの後はなにはともあれ風呂を攻略ということで、14時半にまずは当館自慢の炭酸泉を攻めます。
宮城 いさぜん旅館 混浴室前
宮城 いさぜん旅館 混浴室前

38~39℃の弱い燻製臭・ジンジャエールくらいの色付きで今日は誰も入浴者が無くて、いぎなし2時間の長風呂を決め込みます。
宮城 いさぜん旅館 混浴室脱衣所
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉

途中で入ってきた2~3人はいずれもこちらにヒトコトのあいさつもなく鉄泉のほうに直行で、誰もいないときににちょっと味見したら今日の鉄泉は40℃くらいのいい湯加減で、まぁ自分は炭酸泉に入りに来たので最後まで炭酸泉オンリーでしたが。
宮城 いさぜん旅館 鉄泉

大浴場と中浴場は男女交代制で中浴場が午前9時頃から夜(?)まで男性用、大浴場は夜(?)から午前9時頃まで男性用という感じの時間割になっているような気がしますが正確な交代時刻はわかりません。
ということで大浴場は女性提供中で当日はスルー、いっぽう翌日には女性専用になる中浴場も、何度も入ったから今日はいいやって感じで、今回はいずれも写真をいただいただけです。
宮城 いさぜん旅館 中浴場入り口
宮城 いさぜん旅館 中浴場内湯
宮城 いさぜん旅館 中浴場露天

旅館部の奥にある貸し切り内湯は、今回も気にも留めませんでした。

夕食準備で使った共同炊事場はコインコンロが4基、蛇口3口と給湯機のある流し、ちょっとした調理器具や包丁まな板、食器洗い洗剤、電子レンジなどがあります。
宮城 いさぜん旅館 共同炊事場
宮城 いさぜん旅館 共同炊事場

購入総菜のメンチカツとレンチンした冷凍グラタン、具沢山な胡麻タンタン鍋、17時過ぎから病み上がりコンディションに配慮してセーブ気味にビールに缶チューハイ、日本酒は少しだけ嗜んだだけです。
宮城 いさぜん旅館 夕食

翌朝アラームは6時過ぎですぐに起床、やはり寝起きは炭酸泉にGoです。
今朝も温度は39~40℃、長時間入浴者がなかったからなかなかの泡付で1時間温まりました。
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉

鉄泉は今朝は42℃ほどの適温で、どうも冬場はちょうどいい温度になるんでしょうか、大浴場はマジ覗いてみただけです。
宮城 いさぜん旅館 大浴場

いったん上がって軽く朝食をとって寝転がった瞬間に1時間が経過してしまいました。

あわててちょっと撤収準備をして、また9時半から20分ほど炭酸泉を攻めます。

さきほど7時半に風呂を上がるときにご主人が風呂掃除に入ってきたので、そろそろ入れるかなという見込みだったのですがやはり湯のたまり具合は半分くらい、まぁ半身浴だと思えばいいので一番風呂を味わいました。
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉

朝は大浴場が男性風呂になってるんですが、スルーしました。
泊り客は少なくなかったけど炭酸泉ではほかに入浴者はなくて、小さい浴槽ながら3密を気にすることなく過ごせました。

病後回復を期待した今回の一泊湯治、目に見えて体調がよくなるところまではいかなかったものの委縮した筋肉がちょっとほぐれた感じがさすがの炭酸泉、心なしか痛みも和らいだような、コストパフォーマンスはよかったしなかなか満足感高かったのです。
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉

なおGoToクーポンは、撤収の途中で立ち寄った店でジョギングの時に羽織るペラペラパーカーに化けました。
相変わらず旅行者的な使い方はしないのです。

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