ITコーディネータ システムアナリスト 西川雅樹のホームページ


いさぜん旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 東鳴子温泉

≪2021年12月宿泊≫(1泊)

10月末に岩手に2泊ほど湯治に出てから一か月ちょっと、少々体が凝り固まってアイデアも出詰まってきたので、ちょっと血の巡りを良くするべく一泊湯治に来ました。

当宿はホームページ予約に入力できるチェックイン時間は14時からなのですが、実は13時チェックインOKなので、いつもながら小雨降る中13時前に宿に到着しました。
宮城 いさぜん旅館

館主が手慣れた感じで身分証明の提示とか書類記入とか求めてくるのですが、どうもみやぎ宿泊割クーポン付きプランでの宿泊だと思っておいでなようで、今回は宿泊割引前売券(額面¥1000×5枚×2セットを夏に¥5000で入手したやつ)の一セットを使って宿泊します。
宮城 いさぜん旅館 帳場
宮城 いさぜん旅館 前売り券

一泊@4400に暖房費税込み¥550と入湯税¥70の都合¥5020なので、前売り券に¥20キャッシュをつけ足し、実質¥2520をチェックイン時に支払っての一泊、しかもホームページ見たといえばいさぜんタオルをいただけてなかなかリーズナブルな仕上がりになりました。
宮城 いさぜん旅館 オリジナルタオル

案内頂いたのは以前もご利用した2階207号室、階段上がって南西側の部屋で、下足を持参して室内下足入れに置くのが当館ルールになりますが、荷物が多いからと館主が持ってきてくれました。
宮城 いさぜん旅館 207号室
宮城 いさぜん旅館 207号室

外鍵ありの207号室は踏み込み0.5畳の脇に50リットルほどの冷蔵庫と衣服入れがあり、客室部は6畳敷きで窓は部屋幅全面でカーテンなし・障子ありの1枚ガラスです。
宮城 いさぜん旅館 207号室踏み込み

窓下に30cmほどの奥行きの板張り棚と収納スペースがあり、内部に2人分少な目の食器類と鍋2個が収納されています。
室内設備は6チャンネル映る20インチくらいの無料テレビ、エアコン、座卓、3合炊きほどの電気炊飯器、1扉冷蔵庫、お茶セット、消毒アルコールで、他にアメニティはありません。
宮城 いさぜん旅館 207号室内

セルフ敷きの寝具は化繊掛け布団・毛布・木綿敷布団が2セットでした。
コンセントは部屋隅テレビ下に2口×1+部屋入り口わき冷蔵庫用の2口×1です。
宮城 いさぜん旅館 207号室内

早速エアコン入れて暖か快適な滞在を決め込みます。

寝具設営をさっさと済ませたら、他客に占領される前になにはともあれまずは風呂というわけで、13時過ぎお目当ての38℃の炭酸泉に突入します。
宮城 いさぜん旅館 混浴場
宮城 いさぜん旅館 混浴場

入浴客数名のうちおばさん一人が5分ほど入ってきた以外は皆さん40℃の鉄泉へ向かって、炭酸泉ほぼ貸し切りで16時前まで血行回復に努めます。
炭酸泉はモール臭、鉄泉はモール+石油臭なので、温度が低ければ鉄泉のほうが温泉通好みではあります。
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉
宮城 いさぜん旅館 鉄泉

露天風呂付きの中浴場はこの時間は男性専用ながら時間交代で女性専用になるので、入れるうちにということで炭酸泉を出た後に30分ほど入りました。
宮城 いさぜん旅館 中浴場

露天湯温42℃外気温14℃でいい塩梅で、いっぽう内湯は40℃ほどでいずれも東鳴子の共同泉が注がれています。
宮城 いさぜん旅館 中浴場露天
宮城 いさぜん旅館 中浴場内湯

露天はけっこう真っ黒に見えるのですが、浴槽内が黒くペイントされてるだけで実はウーロン茶くらいの湯の色だったりします。

あがったところにちょうど館主が来て、今日は早めに女性専用の札をかけていきました。
宮城 いさぜん旅館 時間交代

今回も、旅館部の奥にある貸し切り内湯は見に行きもせず、夕食準備に入ります。

炊事場は1階混浴室横と2階階段上がったところにあり、2階の炊事場にはコインコンロが4基、給湯機つき蛇口3口の流し、ちょっとした調理器具や包丁まな板、食器洗い洗剤、電子レンジなどがあります。
宮城 いさぜん旅館 自炊場
宮城 いさぜん旅館 自炊場

今回の献立は料理手抜きを決め込み、グラタン、メンチカツ、鮭フライ、鯖照り焼き、ペンネサラダ、レンチン野菜に必要十分な水分、といったナンチャッテ自炊な感じで、結構食料が多かったから途中で買ったチキンカツとカマンベールチーズコロッケまでは手が出ませんでした。
宮城 いさぜん旅館 夕食

最近よくある事なのですが、食べ終わって2時間ほど座ったまま魂が抜けました。

翌朝起床は6時過ぎ、5センチくらい積もるくらい雪が降ってて、さすが鳴子は北国だと思ったが仙台でも降雪したようです。
宮城 いさぜん旅館 朝の館外

起き抜けに炭酸泉に直行し、38℃の湯で体を暖機運転です。
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉
宮城 いさぜん旅館 鉄泉
残念ながら昨日も今日も炭酸の泡付きはなくて、まぁ温泉は生き物だからそういうこともあるでしょう。
1時間弱ほどしたらおじさんおばさん各一人が乱入してきたので湯を出ます。

いつもの朝は大浴場は男性専用なのですが今日は女性専用表示になっていて、まぁ自分は炭酸泉狙いだからどっちでもいいやとスルーしました。
なので今回は大浴場は写真すらありません。

いつもは8時過ぎくらいから湯を抜いて掃除・湯の入れ替えが恒例になってるのですが、9時過ぎに覗いたら湯がたまっていて、今日は早めに湯を落としたのかさぼったのかわからないものの10時過ぎまでまた炭酸泉攻めです。
宮城 いさぜん旅館 脱衣所
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉

当宿は11時チェックアウトなので10時半くらいに撤収しましたが、この日おじさんおばさん各2~3人が宿泊していたようです。
静かに存分に静養できた1泊でした。
宮城 いさぜん旅館

↑トップ