吉田屋旅館
東北(山形県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
山形 蔵王温泉
≪2022年04月宿泊≫(1泊)
ひょんなことからこちらにリーズナブルな宿泊プランがあることを知って、お試しすることにしました。
こちらは通常だとたぶん最安値は素泊まりで@4500+入湯税なのですが、期間限定で素泊まり@4000+入湯税¥150というプランがあり、これに山形春割キャンペーンが適用になって宿泊び¥2000の補助がつき、しかも額面¥1000のクーポンが2枚いただけるという、実質¥150で宿泊できてしまうという感謝感激な宿泊です。
実はこちらは近くに系列ホテルがあって、宿泊すると相互に無料入浴サービスになるのですが、世はコロナ流行中で系列ホテルは休業中でもらい湯も休止中なのが判明してしまいました。
もっとも転んでもただで起きるつもりはなくて、当宿では大露天風呂の割引入浴券を扱っていることもつかんでいたので、今年の大露天風呂営業開始の数日後を狙って宿泊することにしたのです。
というわけでいったん宿に着いたのが13時過ぎ、昨年から¥150値上がりした入浴券を譲っていただいて正規料金@700の大露天風呂を満喫し、まだ桜がちらほら咲く中チェックインしたのは15時過ぎでした。
車は宿の山側、共同駐車場の宿脇に停めます。
キャンペーンの書類を書いて早速クーポンを受け取りますが、清算はチェックアウト時です。
ご案内は318号室(楡)だそうで、当館エレベータが無いので荷物を担いで階段で上ります。
廊下から格子戸を介して0.2畳の踏み込み、外鍵付き開き扉を介して、客室は6畳で寝具セット済みです。
床の間0.3畳にTV、冷蔵庫、金庫湯、沸かしポット、消毒アルコール、ティッシュがあって、部屋には2畳強のワーケーション仕事スペースもついています。
無料テレビはEテレ含め6チャンネル映りました。
敷いてあるのと別に押し入れに2人分の寝具があって、もし寒かったらヒーターを使ってねということで、だそうでセントラルヒータがありました。
アメニティは浴衣、丹前、フェイスタオル、バスタオル、歯ブラシ、お着き菓子はお決まりの樹氷ロマンで、使わなかったけどお値段にしては充実です。
コンセントは床の間テレビ脇に2口×1、仕事場に2口×1とセントラルヒータ用×1があります。
古い宿だから廊下はなかなかムーディーながら、室内はリフォーム済なのでしょうそれほど古さは感じません。
部屋は駐車場に面していて眺めは良いのですが、非常階段がアルミハシゴで、3階だからちょっと怖くて何事もない事を祈らずにはいられません。
さてせっかく蔵王に来たのだからということで、大露天風呂と宿風呂は別腹だからともかくは風呂、ということで、1階本館から別館に移動し洗濯場の手前右手の浴室突入です。
脱衣所にキー付きロッカーがあってナイスです。
浴槽は1.5m×3.5m、40℃あるかないかのナイスな湯加減で蔵王にしては控えめ柔らかい酸性硫黄が毎分数リットル給湯される風呂です。
ナニゲにレトロなムードが漂って悪くない雰囲気で、シャワーつき蛇口は5基あって、シャンプーボディーソープありです。
1時間半ほど近江屋3号源泉を味わってから部屋に戻りましたが、こちらには上がり湯用か外人さん用かのシャワールームがあって皮膚の弱いお客さんでも大丈夫そうです。
こちらには自炊設備がないのはわかってて電子レンジ存在は確認できてたし小奇麗な洗面に食器洗い洗剤もあって、娑婆の無人販売所で中華総菜&弁当をゲットしてきて、野菜をレンジで温めて十分な水分も取りながら夕食にしました。
もっとも、当日昼食が1kgのデカ盛りだったのでさすがにご飯は食べられずじまいでしたけど。
この夜は確認できただけで2人×2組が泊ってる雰囲気で、でも風呂は貸し切りだったし静かに過ごせました。
朝は6時アラームで7時起床、さっそく朝風呂に突入です。
今朝は少し白濁して湯温44℃と一転して熱風呂で、30分弱ほど体に喝を入れます。
風呂上がりに本館に戻るとき、裏庭の桜が満開名のを見て得した気になりました。
軽い朝食をとり撤収準備ののち、風呂に再突入して30分ちょっと名残を惜しんで撤収しました。
さばさばした感じの女将さん曰く、やまがた春旅キャンペーンの枠を使い切ってしまったので、5月はやまがた春旅キャンペーンプランはやらないのだそうで、ちょっと残念です。
GoToが再開したらまた格安プランを考えるような口ぶりだったから、次回は姉妹宿の風呂もサービスで入りたいし、ロビーの無料マッサージ器も存分にご利用したいところです。
ちなみにいただいた山形春割クーポンは、1枚は下山した山形食の駅で訳ありリンゴ5個入りを2袋、もう1枚は例によって水分に姿を変えました。