いさぜん旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 東鳴子温泉
≪2022年07月宿泊≫(1泊)
ふと気づいたらすでに前回の湯治出撃からはや6週間、目が霞んだりアイデアが出詰まったり、考えるまでもなくパフォーマンスが落ちて当たり前というか、パフォーマンス低下をマネジメントできなかった未熟な己に恥じ入りながら緊急湯治の強行です。
なかなかコロナが収束しなくてみやぎ県民割が延長していて、宿泊料金本体が1泊素泊まり@4000のところ▲¥2000で消費税¥400の入浴税¥70の締めて¥2470お支払いしたら額面¥1000クーポンがいただける、お得な一泊なのです。
とはいえ、昨日まで外気温は仙台でも例年より涼しいかと思えていたのに日中気温は30℃超えの灼熱の中をひた走る47号線だったりします。
宿に着いたのは13時すぎ、宿へは14時着と申し合わせて早く着くのは常連の特権というか横暴という説も無きにしも非ず。
もっとも、円谷フィギュア類でゴテゴテした宿の帳場は大女将と尋ねてきた大女将の友達で占拠され、宿泊者は片隅で手続、まぁそれもよかろう、ネコもぐだーとしてる緊張感のない宿なのです。
入館手続きを済ませ、無事みやぎ宿泊割適用も完了し、ご案内はいつもの208号室になります。
外鍵があり踏み込み1畳入り口にはカーテン、客室部は6畳敷き、窓側に30cm幅の棚があってTV、炊飯器、食器入れ、下足入れ、他室内設備は座卓、お茶セット、エアコン、踏み込みに一扉冷蔵庫といった設備構成お変わりなしです。
食器入れは鍋、食器、若干の調理器具があって、共用炊事場の常備品と合わせると簡単な自炊OKなのも前回同様。
コンセントは部屋隅テレビ下と冷蔵庫用の入り口近くに2口、窓は部屋幅全面で明るくて、でも障子が入っているだけなので、夏場は少々冷房が効きにくかったりいつも通りです。
入室の儀を済ませたら早速に突入するは炭酸泉40℃、ちなみに鉄泉はこの時期厳しい44℃で、ちゃぷっと浸かると熱い湯に入ったさっぱり感というかキレはあるけどやはり長湯向きでなくて、炭酸泉に2時間半、水シャワーとかしながら入り続ける快感を味わうのです。
大浴場は言うに及ばず女性専用タイム、中浴場はモチベーション湧かなくて写真を撮っただけで、16時半には今日の湯治は終了とします。
2階階段上がったところの共同炊事場はいつも通りコインコンロが4基、蛇口3口と給湯機のある流し、ちょっとした調理器具や包丁まな板、食器洗い洗剤、電子レンジなどがあります。
夕食はなんかめんどくさくて手をかけずに済ませる感じでレンチン料理で凌いで、チキンステーキ、電子レンジチンで意外とうまく作れたスパゲティ、レンチン野菜、途中で買ったみりん漬け鯖のレンチン、といった品ぞろえです。
泉中央の食品館イトーで調達したみりん漬け鯖は変に甘ったるくて旨くなくて、リピはなさそうな印象でした。
この時期は炭酸泉でもそれなり体リセットできた感はあって、失われた水分補給もしっかりやって、体調リカバリーできた気になるのです。
食後ナニゲに横になってふと気づいたら日付が変わるころで、慌てて歯を磨き就寝しました。
翌朝は6時起床1時間炭酸泉@40℃ののち、軽く朝食します。
どうも廊下のスリッパとか見る限り昨夜は自分以外に宿泊は2人と見えました。
9時過ぎに炭酸泉を覗いたら予想通り湯を落として貯水中で、強行突入して半身浴から始めて湯がたまり切るまで10時半過ぎまで炭酸を吸収し、へろへろになって撤収しました。
クーポン券はやはり帰路途上で水分に変身を遂げたのでした。