いさぜん旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 東鳴子温泉
≪2022年11月宿泊≫(1泊)
コロナを避けて遅め晩秋に帰省し墓参りやら各種重労働を済ませた翌週、やはり疲労がしみついていてパフォーマンスが上がらないので、一泊湯治に踏み切りました。
13時に到着しいつものように前払い清算、オール込@5070のところ県民割適用で¥3070の請求となり、額面@1000の地域限定クーポン3枚いただいて実質¥70での宿泊で、ホントに大丈夫かと心配になってしまいます。
今日はネコの姿を見ないまま玄関の真上、202号室にご案内で、下足は持参して室内下足入れに収納するのが当館基本ルールになっています。
今日はそこそこの客の入りだそうです。
202号室は扉外鍵ありで廊下にスリッパを脱いで入る部屋で6畳敷き、窓は部屋幅全面でカーテンなし・障子ありの1枚ガラス、窓下に30cmほどの幅の板張り棚と収納スペースがあって、下足入れの横には2人分の食器類に鍋2個が収納されています。
室内設備は炊飯器とアルコール消毒ジェル、和テーブルとお茶セット、今回もスイッチを入れることのなかった20インチくらいの無料地デジ液晶テレビ、エアコンといったところです。
セルフ敷きの寝具は掛け布団・毛布・マットレスが2セットでした。
コンセントは部屋隅テレビ下にTV+冷蔵庫用の2口×1、廊下側壁中央に2口×1です。
寝具をセットしてなにはともあれ風呂、大浴場は男性専用なれど貯湯中で、まぁ炭酸泉を目指して来ているので気にせずスルーします。
先客さんがいたもののじきに貸し切りになって、13時過ぎから16時過ぎまで40℃の浴槽でまどろみます。
うっすらとした記憶によれば後客さんが4~5人はいってきたような気がして、45℃の鉄泉のほうに主に入ってたみたいでした。
疲労回復湯治なので夕食はなんちゃって自炊ということで、豚焼肉、しめ鯖、レンチン厚揚げ、家で煮込んできた野菜クリーム煮などで体力回復に充当します。
自炊は共用炊事場を使いますが、共同炊事場でお客さんを3~4人見かけて、当宿で猫よりたくさんのお客さんを見かけたのは初めてです。
翌朝は6時過ぎ行動開始、例により炭酸泉貸し切りで1時間かけて体のスイッチを入れます。
昨日もでしたが今朝も泡付きはなくて、炭酸濃度が低下したのかたまたまなのでしょうか。
軽く朝食を取り、9時過ぎに炭酸泉に再突入しようと覗いてみたら湯が15cmほどしか溜まってなくて、さすがに中浴場で少しヒマつぶしをすることにしました。
が、44~45℃と自分には熱くて、記念写真を撮って早々にあがります。
中浴場を出たら飼い猫が寄ってきて、よく考えたらこの遭遇が今回の滞在で唯一の面会でした。
9時半前には炭酸泉は25cmほどまで湯がたまっていたので半身浴から全身浴になるまで1時間貸し切りです。
この半身浴タイミングで強行突入するのが本物の常連なのです。
例によって10時に撤収したのですが、千葉とか名古屋の車が停まっていて、泊まりか日帰りか知らないけど物好きなものだと少し驚いたのでした。
炭酸を存分に吸収して、ハードワークの疲れも取れましたとさ。