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いさぜん旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 東鳴子温泉

≪2023年08月宿泊≫(1泊)

ふと気づいたらすでに前回の湯治出撃からはや2か月、さすがに目が霞んだりアイデアが出なくなったりパフォーマンス低下著しく、体調のマネジメントのやむなきに至ったわけです。

例年なら既に涼しくなっていい8月20日過ぎなのにいまだ連日の30℃超え、こういうときはやはり冷房使い放題のナマヌル湯に限る、ということで、2日くらい前に宿泊予約電話、今の自炊素泊まりはオール込み@5020、いやぁ高くなったもんですが諸物価高騰の折から旅行支援もなくやむを得ない健康維持経費です。
1週間あとなら宮城県の旅行支援が再開されているのですが、健康維持のためやむを得ないとしておきましょう。

着宿は13時すぎ、昼過ぎ着で予約していたので正直な到着です。
宮城 いさぜん旅館

ネコを見かけないのは暑いからでしょうか。
宮城 いさぜん旅館 玄関

入館手続きを済ませ、ご案内は今回初めての203号室になります。
宮城 いさぜん旅館 203号室

階段を上がって共同調理場の南隣、外鍵がありスリッパは廊下で脱ぐ、4.5畳の客室です。
宮城 いさぜん旅館 203号室内

4畳半といっても調理場側に押入れと板敷1畳、窓べりにも30cmくらいの板の棚が作り付けてあるので、さして狭さは感じません。
宮城 いさぜん旅館 203号室内

窓側棚にはTV、炊飯器あり、食器入れと下足入れ、室内設備は座卓、お茶セット、エアコン、板敷部に一扉冷蔵庫といった設備構成になってます。
宮城 いさぜん旅館 203号室内

食器入れには鍋、若干の食器があって、共用炊事場の常備品と合わせると簡単な自炊OKなのもいつも通りです。
宮城 いさぜん旅館 203号室食器

コンセントは部屋隅テレビ下と廊下側の壁の真ん中あたりに2口が都合2か所、窓は部屋幅全面で明るくて、でも障子が入っているだけで、朝は早く目が覚めそうです。

入室の儀を済ませたら早速に突入するは炭酸泉41℃、ちなみに鉄泉はこの時期厳しい44℃で、ちゃぷっと浸かって記念写真しただけです。
宮城 いさぜん旅館 浴室案内
宮城 いさぜん旅館 混浴前
宮城 いさぜん旅館 混浴脱衣所
宮城 いさぜん旅館 混浴ウンチク
宮城 いさぜん旅館 鉄泉

酷暑に耐えながらここまで来て今更熱いのは嫌というか、今年の暑さはタダゴトでないとはいえ暑さに抗えなくなってきた体力の衰えが静かに恐ろしい気もします。
宮城 いさぜん旅館 白熊

炭酸泉には水シャワーと交互に2時間ほど入りましたが、暑さでバテ気味につきナニゲに水シャワーの時間のほうが長かったような気もして、なんかちょっと湯治の価値を満喫できなかった気もします。
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉
宮城 いさぜん旅館 白熊

いったん給水しにあがってホントに水を飲んで夕食の仕込みをし、30分ちょっと炭酸泉に再突入ののち今日の日課を終えることにしました。
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉

ちなみに大浴場が男性専用だったのですが、共同泉の温度に恐れをなして写真をゲットだけしてスルーしました。
宮城 いさぜん旅館 大浴場

風呂を出て嬉しいのはやはり部屋のクーラー、残念ながら鳴子(というか東北)にはクーラーのある湯治宿があまりなくて、地球温暖化してるとか違うとかはともかく、夏湯治にはクーラーがないと辛いです。
今回もむろん、極限まで活用させていただきます。

2階階段上がったところの共同炊事場はいつも通りコインコンロが4基、蛇口3口と給湯機のある流し、ちょっとした調理器具や包丁まな板、食器洗い洗剤、電子レンジなどがあります。
宮城 いさぜん旅館 自炊場
宮城 いさぜん旅館 自炊場

手っ取り早く晩酌するつもりで簡単に食べられる食材を持参したのですが、意外とあまり空腹でなく、もってきた食材一部を残し、グラタン、肉入り野菜炒め、焼き鯖、必要にして十分な水分をもって、夕食を終了しました。
宮城 いさぜん旅館 夕食

食後は例によって座り込んだまま意識が飛んで、だいぶしてから蘇生してあわててあと片付けをし21時頃に寝てしまいました。

翌朝は6時起床、睡眠時間十分です。
取るものとりあえず朝風呂にゴー、炭酸泉に先客がいたから43℃くらいの鉄泉に浸かっていたら5分ほどで貸し切りになったので、速攻炭酸泉に移って小一時間満喫します。
宮城 いさぜん旅館 混浴
宮城 いさぜん旅館 鉄泉
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉

風呂に入る前に廊下に寝そべってる猫を見かけましたが、今回は後にも先にも猫を見たのはこの時だけ、暑いからどこかに潜んでるんでしょうか。
宮城 いさぜん旅館 猫

軽い朝食のため冷房の効いた部屋に戻り、朝食と撤収準備をし、9時過ぎから炭酸泉再突入を決行、やはり男性専用になっていた中浴場の内湯と露天は写真だけいただきました。
宮城 いさぜん旅館 中浴場内湯
宮城 いさぜん旅館 中浴場露天

この時間はいつも換湯直後で湯がたまってないのですが、今日は換湯が遅れたのかいつもより湯の量が少ない浴槽に突入、へそ下の湯量で半身浴からのスタートになります。
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉
宮城 いさぜん旅館 炭酸泉

この時間は朝風呂客はほぼいないので、10時過ぎ全身浴になるまで貸し切りを満喫、ゆっくり寝て体力回復も十分で、前日ほど水シャワーのお世話にならず湯を楽しみました。

どうも廊下のスリッパとか見る限り昨夜は自分以外に宿泊は2組と見えました。
この暑さでは客は少なかろうと思ってたのですが、コアな湯治マニアはいるものです。
宮城 いさぜん旅館 泉質表示

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