松の湯
近畿(兵庫県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき番外編
新温泉 浜坂温泉
≪2023年11月立ち寄り≫(0泊)
今年もやはりコロナ流行真っ盛りとなったお盆時期には帰省するなんてもってのほか、遠隔地で発熱でもしようものなら動きが取れなくなるので、ご先祖さまには申し訳ないものの感染がやや下火になった11月に帰省しました。
墓掃除と庭の草引きの過酷な労働ですが、これだけはやっておかねばという年間行事で、長かった酷暑の夏はとっくに終わっていたのでハードな中にも暑さにやられる懸念がないのは安心です。
実はこちらに着いた1日目は松の湯の定休日だったので、家の近所にある高齢者施設兼日帰り湯に行ったのですが、町外民という扱いでなんと@500の入浴料でした。
そちらは施設自体はそこそこ近代的で浴槽も3つあるものの、循環湯なのであまり行かない施設です。
松の湯は前々から町民価格でしか入館したことがなくて今回も格安でかけ流し、いつもながら源泉使い放題です。
1日目16時に入ったら地元爺っちゃがいて、でも20分くらいで出て行ってしばらく貸し切りになります。
仙台からの強行軍に加え日中の激務で疲労困憊の心身の節々に、いつもの湯が地味に染み込んでほぐしてくれる感じです。
41℃くらいで出たり入ったりした後に体を洗ってたら後客さん入室、自分もちゃぽっと浸かってあがったのだけど、だいぶ疲れが取れました。
いまどき日帰り入浴@200って山形のローカル共同浴場でも少なくなってきた料金で、しかもかけ流し放題、やはり得難い日帰り湯です。
ちなみに部屋入り口に2組の宿泊者名が貼られていて、1組が自炊に励んでるところでした。
いつもながら泊まってみたい欲求にかられながら撤収です。
秋冬は静かなジモ専ふだん着温泉になるので、翌日も16時過ぎから1時間ほど貸し切りで有効成分を吸収し放題、激務の慰労マイセルフに励みました。
入浴料金は2時間以内入浴で町民大人¥200・小人¥100、町外大人¥300・小人¥150、4時間以内入浴だと町民大人¥300・小人¥150、町外大人¥450・小人¥220という感じで、一日のんびりしても格安、地味ながら優れものの町営施設です。
ちなみに自炊宿泊もできて町民大人で¥1500・小人¥750、町外大人でも¥2250・小人¥1120、客室は客室というより研修室とかトレーニング室という名前の16畳~20畳の和室で、あくまでも町民のレクレーション施設です。
夏場は海水浴の家族連れのベースキャンプにもなり、たぶんちょっとやそっとでは宿泊予約できないだろうし、夕方は海水浴客の日帰り入浴でイモ洗い状態になります。
定休日は月曜(夏休み期間中は無休)で、日帰り営業時間は7月中旬からの夏季営業期間は9時~21時、冬季は14時~20時です。
自炊設備は冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、無料の2口ガステーブル、鍋釜薬缶類、ホットプレート数基、食器、調理器具と一通りそろって食卓もあります。
もっとも自炊客が殺到すると設備キャパ的にはやや厳しいでしょう。
徒歩圏内で朝食を食べられそうな飲食店は無くて、昼は西に500メートルほどのところの水産会社の飲食店舗が最寄りになります。
スーパーは1kmほど内陸にあるだけで買い物は車が必要です。
風呂は1.5m×2mくらいの3~4人サイズ浴槽、かけ流し・塩素なし・給湯加水完全セルフ・毎日清掃です。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉でおとなし目、源泉温度は70℃越えなので油断していると50℃くらいの激熱湯になってたりしますが、遠慮なく加水してもいいしジャンジャンかけ流し放題です。
常連はまさに湯水のごとく湯も水も加えて、思いっきり贅沢に入浴しています。
シャワー付き混合栓が4基ありシャンプーは無いけど石鹸はあって、脱衣所には扇風機とドライヤが設置されています。
コイン洗濯機もあるし、こんなに設備充実で¥1500で宿泊できる施設、東北にほしいものです。
浜坂海岸レクリエーションセンター松の湯は場所はこちらで、管理運営はどうも浜坂観光協会がやっているようです。
ちなみに松の湯の新温泉町公式ホームページはこちらで、松の湯の浜坂観光協会公式ホームページはこちらになっています。
オフシーズンの松の湯、程よく静かに落ち着いてて最高です。