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勘七湯
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 東鳴子温泉

≪2024/03月宿泊≫(1泊)

業者の年中行事というか因果な定めの確定申告が無事終わり、そういえばしばらくリフレッシュしてなくて肩首がガチガチだし、ここらで慰労マイセルフするのも大人の分別ということで風呂に参りました。

昨今の当宿は素泊まり消費税込みで¥4400(暖房費込み入湯税¥150別)だそうでまずまずこなれてるので、久しぶりだしこちらにお世話になることにしました。

公式HPから予約し、炊事場が使えるかメール回答希望で質問メッセージを入れて前日夕方にようやく電話入電があって、でも楽天で予約した2食付きの予約だったっけとかあやふやな対応で少々印象悪化しながらの到着です。

東鳴子いさぜん旅館とシェアしてる屋根付き駐車スペースに車を押し込んで玄関を潜ったのが14時半、東鳴子のメイン通りから路地を入った宿です
宮城 勘七湯
宮城 勘七湯 入り口

館主は相変わらずちょっとピント外れな受け答えですが、ちゃんと予約は通ってて部屋が空いてるからワンランクアップしてくれるのだそうでまぁご好意は遠慮なく有難く受けるほうなので良しとしましょう。
宮城 勘七湯 玄関
宮城 勘七湯 玄関

部屋の用意にあと5分ほどだそうで宿泊料前払いして少々散らかった玄関でお待ちし、ご案内は3階の305号室だそうでエレベータであがります。
宮城 勘七湯 305号室
宮城 勘七湯 305号室

予約の際に簡単な煮炊きをすると書いたのですが、3回自炊場の目の前、いいポジションです。

部屋は踏み込み1畳を入ると客室部6畳、踏み込みの隣廊下に接して衣装入れ+40リットルくらいの冷蔵庫、洗浄機の壊れた温熱便座シャワートイレがあります。
宮城 勘七湯 305号室内

客室内はお茶セットとファンヒータ、6チャンネル映る20インチほどの無料TVがあります。
全館空調は16時~23時くらいだけ稼働するのだそうで、使わなかったけど時間外で寒いときはファンヒータを使うルールです。
宮城 勘七湯 305号室内

この部屋のアドバンテージは部屋を出たところにWiFiの中継器があることで、ネットはサクサクつながります。
アメニティはありませんがセルフ敷の寝具は敷布団3枚、掛け羽根布団2枚、毛布1枚とよくわからない構成で、とりあえず入室直ちに寝具設営しました。
敷いたそのままにして撤収してくださいというのが当館のルールです。

窓は1重ガラスで、障子がはまっているだけなので冬季だとかなり結露し室内乾燥する感じです。
コンセントはTV脇2口×1、反対の壁に2口×1です。

寝具設営が終わったらなにはともあれ風呂、一階玄関前からロビーを突っ切り直進した男女別薬湯を攻めます。
宮城 勘七湯 ロビー
宮城 勘七湯 風呂前
宮城 勘七湯 風呂案内

3m×2mほどの浴槽に40℃ややモール臭の湯、以前は湯の華がちらほら舞うコーラ色・ナフサ臭の湯でしたが今日は少しおとなしいモール臭で、威力というか効能がが減少してなければいいのですが。
宮城 勘七湯 薬湯前
宮城 勘七湯 薬湯
宮城 勘七湯 白熊

シャワー付き蛇口×1基とシャンプーだけがありました。

貸し切りヌル湯が気持ちよくて14時半から1時間半独占、せっかくだから大浴場も制覇すべく移動です。
宮城 勘七湯 大浴場前
宮城 勘七湯 男性脱衣所

4m強×2.5mほどの大浴槽と2m×2.5mの小浴槽があるものの、湯温維持のためか今回も向かって左の大浴槽のみ41℃の湯が張られていて、毎分数リットルほどのかけ流しです。
宮城 勘七湯 男性浴室
宮城 勘七湯 白熊

今回は湯の華はほとんど見当たらず少し寂しい入浴で、湯の華が尽きていないことを祈りたいものです。

洗い場はシャワー付き蛇口×4基、シャンプーありです。

3階自炊場には冷凍冷蔵庫があり、無料コンロ2基と流し2槽と大き目の洗面、電子レンジあり、鍋薬缶フライパン少々、食器は少な目、調理器具も少しと食器洗い洗剤あり、って感じで、見越して事前に刻んだり調整してきた食材セットを温めてノープロブレムです。
宮城 勘七湯 自炊場入り口
宮城 勘七湯 自炊場
宮城 勘七湯 自炊場
宮城 勘七湯 自炊場

夕食というか晩酌は、手っ取り早くする方針でややナンチャッテ自炊を決め込み、冷凍肉団子、揚げ蒲鉾、グラタン、豚焼肉&野菜炒めといった感じでした。
宮城 勘七湯 夕食

流しの三角コーナーに吸い殻が放置されてるのは臭いから何とかしてほしいですが、空き缶とかが結構溜まって雑然としてるのは不問に処すとして、蛇口から湯が出るのは冬季洗い物にはありがたいです。

調理時と洗い物の時にちょうどおじさんと出くわして、どうも宿泊しているお客さんみたいながら、見かけたのは日帰り客4~5名のほか当日はその人だけでした。
そんなわけで今夜の晩酌を終え、体調マネジメントのため21時就寝を決め込みました、

翌朝は6時過ぎに行動開始、予想通り窓の結露はなかなか激しいものがあります。
宮城 勘七湯 屋外

7時まで薬湯で朝風呂を楽しみましたが、女性浴室から聞こえてくるどこかのおっかぁの歌が結構耳障りでした。
宮城 勘七湯 薬湯

部屋に戻るときに2階に2人泊り客の気配があって、3階に泊まってるおじさんは雰囲気的には仕事のベースキャンプ泊なムードです。

軽く朝食して8時、撤収準備ののち1時間半ほど薬湯に再突入したものの、やはりどうも湯が薄くなってる気がします。

1泊だけだけどかなり体が軽くなって、多少は効能があったような気がしつつ、10時に撤収しました。
宮城 勘七湯 石碑

車でほんの2時間くらいで安くてのんびりできるのはやはり、何物にも代えがたいお値打ちがあります。

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