松の湯
近畿(兵庫県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき番外編
新温泉 浜坂温泉
≪2024年04月立ち寄り≫(0泊)
どうしてもこのタイミングでないと遂行できない所用があって、コロナも治まってることだし急遽帰省の現地4泊、やはりこちらにフルにお世話になりました。
むろん墓掃除とか家の片付けとか息つく暇のない滞在ですが、過ごしやすい気候だし疲労は温泉に入ればそれなり押さえ込むことができます。
家の近所にある高齢者施設兼日帰り湯は今回はいちどもお世話にならずじまいです。
松の湯は前々から町民価格でしか入館したことがなくて今回も格安でかけ流し、いつもながら源泉使い放題です。
初日は16時に入湯、先客が46℃くらいにしてたものの、すぐにいなくなったのでいったん43℃くらいまで加水して入ってたのですが、また熱湯好き後客が入れ替わり入ってきて44℃くらいで我慢して入りました。
仙台からの長旅の疲れは17時過ぎまでのんびり熱めの湯で洗い流して終湯しました。
前回までは石鹸が備え付けられていたのですが、ボディソープに変わってました。
二日目は日がな一日あれこれ仕事して、やはり16時入湯です。
先客はたまに見かける熱湯のおいちゃんで、前後して入ってきた2人も熱湯好きなようで、やむなく我慢の入浴です。
体を洗ってる間に皆さん引き上げて貸し切りになったから、ちょっと加水して42℃くらいでしばらく独り占めして17時20頃撤収しました。
三日目も労働の汗を流しに16時に入湯です。
いつもの激熱湯のおいちゃんがちょうど入れ替わりに出たのですかさず加水して42℃くらいにして、後客2人がまた加熱したものののんびり髪と体を洗って再入浴したころには貸し切りになり、最後は少し熱目でじっくり温まって17時過ぎ撤収です。
最終日も仕事を終えて16時ちょっとまえに入湯です。
激熱じっちゃ×2人が出てしばらくナマヌル湯を楽しんだものの、また熱湯客続々で17時過ぎまで熱め続きでした。
結局今回の滞在ではあまりヌル湯に恵まれず、それでも過酷な労働の疲れはそれなりほぐれたから良しとします。
入浴料金は2時間以内入浴で町民大人¥200・小人¥100、町外大人¥300・小人¥150、4時間以内入浴だと町民大人¥300・小人¥150、町外大人¥450・小人¥220といずれにしても激安、いわゆるふだん着の町営施設です。
自炊で宿泊もできて町民大人で¥1500・小人¥750、町外大人でも¥2250・小人¥1120、町民のレクレーション施設だから部屋は研修室とかトレーニング室という位置づけの16畳~20畳の和室です。
夏場は海水浴の家族連れで土日は満室、夕方は海水浴客の日帰り入浴でイモ洗い状態になります。
定休日は月曜(夏休み期間中は無休)で、日帰り営業時間は7月中旬からの夏季営業期間は9時~21時、冬季は14時~20時です。
自炊設備は冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、無料の2口ガステーブル、鍋釜薬缶類、ホットプレート数基、食器、調理器具と一通りそろって食卓もあります。
もっとも自炊客が殺到すると設備キャパ的にはやや厳しいでしょう。
徒歩圏内で朝食を食べられそうな飲食店は無くて、昼は西に500メートルほどのところの水産会社の飲食店舗が最寄りになります。
スーパーは1kmほど内陸にあるだけで買い物は車が必要です。
風呂は1.5m×2mくらいの3~4人サイズ浴槽、かけ流し・塩素なし・給湯加水完全セルフ・毎日清掃です。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉でおとなし目、もっとも源泉温度は70℃越えなので油断していると50℃くらいの激熱湯になってたりしますが、遠慮なく加水してもいいしジャンジャンかけ流し放題です。
常連はまさに湯水のごとく湯も水も使い放題で、思いっきり贅沢を味わえます。
シャワー付き混合栓が4基ありシャンプーはありません。
コイン洗濯機もあるし、こんなに設備充実で¥1500で宿泊できる施設、東北にほしいものです。
浜坂海岸レクリエーションセンター松の湯は場所はこちらで、管理運営はどうも浜坂観光協会がやっているようです。
ちなみに松の湯の新温泉町公式ホームページはこちらで、松の湯の浜坂観光協会公式ホームページはこちらになっています。
オフシーズンの松の湯、立て続けに熱湯好きのお客さんが来なければいいところです。